有給は「万が一」のために取っておくもの!? 休みをマネジメントする役職「CSO」を設置 社員の休暇に変化
休みに合わせ 旅行代理店から届く“予約タイミングメール”も導入
化粧品の企画、開発、販売を行う、株式会社メディプラス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：
恒吉明美）は、社員の休み方をアドバイスする役職「CSO」（チーフ・スマイル・オフィサー）を2015
年から設置しています。
当社は、日常に“ここちよさ”を感じていて、ストレスに対して心のバランスが取れている状態を「ス
トレスオフ」と定義し、関連会社のメディプラス研究所で現代女性のストレス状態を計測し数値化して
います。
CSOは、当社の取り組みやメディプラス研究所の調査、メディプラス研究所を監修する専門家の意見を
参考に社員が笑顔で過ごすことを目的に設置した役職です。
名称は、欧米の企業を中心に広がっている役職「CHO」（チーフ・ハピネス・オフィサー）を当社流に
変え、「CSO」（チーフ・スマイル・オフィサー）に決定しました。
■ 忙しい社員に「今を考えるきっかけ」を
CSOは、生涯の過ごし方を人生の最後からさかのぼって考え、計画を立てる“バックキャスティング”をベースにアドバイスをします。CSOの役割を担っているのは、産休と育休を経て職場に復帰した副社長の岡元です。
岡元は代表の恒吉と「復帰する自分が、会社
「岡元になら、なんでも話してしまう」と社内で言われていた“聴く力”を
生かした役職を設けることにしました。
岡元は、休みを「人生の上で、自分が大切にしていることは何か。それを大切にしているか」を、気付くためのきっかけにしてほしいという思いがあります。
面談を通じて“デザインしている人生のイメージ”に対して「そのための今になっているか」を一緒に考えます。
有給休暇が自分への投資になり、社員の身体と心が潤うことで、会社の活気と発展につながると実感しています。
■ 休みのメニューを“ペース化”する
当社は2017年3月から、出張時の旅券手配サポート等で提携している旅行代理店の協力で、社員の休暇
計画に合わせて、休みの準備をする時期がメールで届くシステムを導入しました。
この仕組みは、有給休暇を取れない理由の1つである“予定を決めていないから休まない”ということの
フォローを目的とし、休みのメニューを“ペース化”できるようにしたものです。
現在の日本では、有給休暇を自分や家族の病気やケガに備えたいと考え、休暇を取らないという社員が
多いと聞くことがあります。今後当社では、子どものための休みや、病気やケガの治療や療養のための
休みを有給休暇と分けて考え、有給休暇は自分のための“セルフケア”の時間にできるよう、取り組ん
でいく予定です。
■ 残業が多い社員と、一緒に解決方法を考える
CSOの岡元は「皆、真面目で奉仕精神がある。休みを取ることも、まずは周りを気遣い、自分の事を考
える時間が取れない人が多い」と言います。面談を開始した当初は、有給休暇が何日取得できるか、そ
の有給休暇を、いつからいつまでに取得できる権利があるかを知らない社員もいました。
また、中には仕事が好きで、気が付くと残業をする日が続いている社員がいます。自主的に仕事をして
いても、長時間労働が続くと、健康面に支障がでるかもしれません。CSOは、残業時間が設定を超えた
社員には「原因は何か、解消法はあるか」をヒアリングし、過ごし方も一緒に考えます。「どのような
気持ちで仕事をしているか」を尊重しながら、休みの使い方をアドバイスします。
■ ストレスオフカルテ「有給ペース配分表」
当社は、休みの取り方も含め、自分でストレスをコントロールできるようになることが大切だと考えて
います。コントロールできるようになる工夫として、2016年から社員が１年間の理想の働き方や休み
方を考えて作成する「有給ペース配分表」をスタートしました。CSOは社員が作成した「有給ペース配
分表」をもとに、アドバイスを行っています。
CSOの機能がスタートして2年になりますが、社員の休み方が変化してきました。海外に一人旅をした
り、家族と一緒に出かけたりと、“今、大切なこと”に有給休暇の時間を使う人が増えています。
今後は、「有給ペース配分表」を活用することで、社員それぞれが“大切にしていること”に気づき、
迷いや失敗に直面したときに自分自身で自分をコントロールできるようになることを目指しています。
■ 会社概要
社 名 ：株式会社メディプラス
代表取締役：恒吉 明美（つねよし あけみ）
所在地 ：〒150‐0013 東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル2F
設 立 ：2003年8月
事業内容 ：オリジナル化粧品「メディプラス」シリーズの企画・開発・販売
関連会社 ；株式会社メディプラス研究所 他
ＵＲＬ ：http://mediplus.co.jp/
恒吉明美）は、社員の休み方をアドバイスする役職「CSO」（チーフ・スマイル・オフィサー）を2015
年から設置しています。
当社は、日常に“ここちよさ”を感じていて、ストレスに対して心のバランスが取れている状態を「ス
トレスオフ」と定義し、関連会社のメディプラス研究所で現代女性のストレス状態を計測し数値化して
います。
CSOは、当社の取り組みやメディプラス研究所の調査、メディプラス研究所を監修する専門家の意見を
参考に社員が笑顔で過ごすことを目的に設置した役職です。
名称は、欧米の企業を中心に広がっている役職「CHO」（チーフ・ハピネス・オフィサー）を当社流に
変え、「CSO」（チーフ・スマイル・オフィサー）に決定しました。
■ 忙しい社員に「今を考えるきっかけ」を
CSOは、生涯の過ごし方を人生の最後からさかのぼって考え、計画を立てる“バックキャスティング”をベースにアドバイスをします。CSOの役割を担っているのは、産休と育休を経て職場に復帰した副社長の岡元です。
岡元は代表の恒吉と「復帰する自分が、会社
「岡元になら、なんでも話してしまう」と社内で言われていた“聴く力”を
生かした役職を設けることにしました。
岡元は、休みを「人生の上で、自分が大切にしていることは何か。それを大切にしているか」を、気付くためのきっかけにしてほしいという思いがあります。
面談を通じて“デザインしている人生のイメージ”に対して「そのための今になっているか」を一緒に考えます。
有給休暇が自分への投資になり、社員の身体と心が潤うことで、会社の活気と発展につながると実感しています。
■ 休みのメニューを“ペース化”する
当社は2017年3月から、出張時の旅券手配サポート等で提携している旅行代理店の協力で、社員の休暇
計画に合わせて、休みの準備をする時期がメールで届くシステムを導入しました。
この仕組みは、有給休暇を取れない理由の1つである“予定を決めていないから休まない”ということの
フォローを目的とし、休みのメニューを“ペース化”できるようにしたものです。
現在の日本では、有給休暇を自分や家族の病気やケガに備えたいと考え、休暇を取らないという社員が
多いと聞くことがあります。今後当社では、子どものための休みや、病気やケガの治療や療養のための
休みを有給休暇と分けて考え、有給休暇は自分のための“セルフケア”の時間にできるよう、取り組ん
でいく予定です。
■ 残業が多い社員と、一緒に解決方法を考える
CSOの岡元は「皆、真面目で奉仕精神がある。休みを取ることも、まずは周りを気遣い、自分の事を考
える時間が取れない人が多い」と言います。面談を開始した当初は、有給休暇が何日取得できるか、そ
の有給休暇を、いつからいつまでに取得できる権利があるかを知らない社員もいました。
また、中には仕事が好きで、気が付くと残業をする日が続いている社員がいます。自主的に仕事をして
いても、長時間労働が続くと、健康面に支障がでるかもしれません。CSOは、残業時間が設定を超えた
社員には「原因は何か、解消法はあるか」をヒアリングし、過ごし方も一緒に考えます。「どのような
気持ちで仕事をしているか」を尊重しながら、休みの使い方をアドバイスします。
■ ストレスオフカルテ「有給ペース配分表」
当社は、休みの取り方も含め、自分でストレスをコントロールできるようになることが大切だと考えて
います。コントロールできるようになる工夫として、2016年から社員が１年間の理想の働き方や休み
方を考えて作成する「有給ペース配分表」をスタートしました。CSOは社員が作成した「有給ペース配
分表」をもとに、アドバイスを行っています。
CSOの機能がスタートして2年になりますが、社員の休み方が変化してきました。海外に一人旅をした
り、家族と一緒に出かけたりと、“今、大切なこと”に有給休暇の時間を使う人が増えています。
今後は、「有給ペース配分表」を活用することで、社員それぞれが“大切にしていること”に気づき、
迷いや失敗に直面したときに自分自身で自分をコントロールできるようになることを目指しています。
■ 会社概要
社 名 ：株式会社メディプラス
代表取締役：恒吉 明美（つねよし あけみ）
所在地 ：〒150‐0013 東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビル2F
設 立 ：2003年8月
事業内容 ：オリジナル化粧品「メディプラス」シリーズの企画・開発・販売
関連会社 ；株式会社メディプラス研究所 他
ＵＲＬ ：http://mediplus.co.jp/
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