飲食店の事業継承事例｜宮崎県宮崎市のカフェ&コワーキングスペースの従業員承継が決定

閉店を知ったファンの声に背中を押されて、従業員かつ店長である兄が、弟の会社から店舗を事業承継！

カフェ&コワーキングスペース「若草HUTTE」（宮崎県宮崎市）は2021年9月に「クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」（運営：株式会社ライトライト / 本社：宮崎県宮崎市 / 代表取締役：齋藤隆太 ）を通して、事業者の顔や名前、事業に込める想いをオープンにして後継者を募集したところ、従業員かつ店長による事業承継が成立しました。きっかけは閉店を惜しむファンの声。閉店前に情報をオープンにして後継者を募集したことでファンの声が事業者に届き、今回の従業員承継に繋がりました。

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事業承継に関するインタビュー記事：https://relay.town/articles/success_wakakusa_hutte/
後継者募集ページ：https://relay.town/articles/wakakusa_hutte/

1.今回の事業承継成立について
カフェ、コワーキングスペース、美郷町の作物や加工品の物販など訪れる人に幅広い楽しみ方を提供してきたカフェ&コワーキングスペース「若草HUTTE（ヒュッテ）」。当時はまだ珍しかった「コワーキングスペース」の概念を宮崎に浸透させるきっかけを作っただけでなく、シャッター街を人が集まるスポットへ再構築するなど、その価値はハコの存在だけには収まらず、たくさんのファンに愛されてきました。

しかしオープン3年目の2020年、コロナウイルス感染症拡大による生活様式の変化の影響により、閉店を決意。2021年9月より、名前や顔、事業に込める想いをオープンにしてrelay上で後継者を募集していました。

SNS上でも閉店を惜しむ声が多く、ファンの間で緊急ミーティングが開かれるなど反響の大きかった今回の募集。宮崎県を中心に複数の応募があった中で、事業承継することになったのは店長を務める従業員の今西正さん。閉店を知ったファンやユーザーの熱い後押しにより、承継を決意します。

 

後継者：今西正さん（左）、運営会社の代表を務める今西猛さん（右）

後継者の正さんは、若草HUTTEを運営する「若草HUTTE（ヒュッテ）」の代表・猛さんの実の兄です。後継者を募集する前は、引き継ぐつもりはなかったと言います。

今西正さん「記事を出してから色々な話をいただいて、泣きながら電話してくる方もいました。若草HUTTEのことを必要と思ってくれている人がこんなにいたんだと、改めて認識することも多くありました。普段聞けない声を聞くいいきっかけになって、色々考えた上で、自分がやることに決めました」

relayで募集をかけたことで閉店前に多くの方の声が届き、事業の真の価値に気づき選択肢が増えるというのは、relayが目指しているひとつの形でもあります。relayでは今後も新しい価値観を提示し、事業者さんが笑顔になれる承継の形を模索していきます！

【協業や掲載のお問い合わせ先：株式会社ライトライト】

• TEL：[phone]
• Mail：[e-mail]
• 担当：齋藤めぐみ

2.クラウド継業プラットフォーム relay（リレイ）について
「クラウド継業プラットフォーム relay（リレイ）」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービスです。従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴があります。
※公式Webサイト：https://relay.town/  

3.会社概要
【株式会社ライトライト】
所在地 ：宮崎県宮崎市清武町池田台7-3
代表取締役：齋藤 隆太
資本金 ：13,634,000円
事業内容 ：クラウド継業プラットフォーム「relay（リレイ）」開発/運営
コーポレートサイト：https://light-right.jp/