ホテル向けの情報発信&コミュニケーションツール『Kotozna In-room』2023年12月の外国語利用者数・メニューリクエスト数ともに前年同月比で3倍以上に成長

使われた言語数も前年比約2倍の90言語に増加

Kotozna株式会社

Kotozna株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 後藤玄利、https://kotozna.com/ )は、当社が提供するホテル向けの情報発信&コミュニケーションツール『Kotozna In-room』利用データより、国内宿泊施設での外国語利用状況を調査しました。その結果、2023年12月の外国語利用者数は前年同月比で約3.3倍、メニューリクエスト数は約3.7倍に成長していることが分かりました。また、2023年の1年間で利用された言語数も、サービス提供している109言語のうち90言語となり、2022年比で約2倍に増加しました。

  • 2023年12月の外国語利用者数・メニューリクエスト数ともに前年同月比で3倍以上に成長

当社が提供する宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」は、宿泊客が施設案内や周辺観光情報などを自分の言語で確認することや、施設内のどこからでもスタッフと母国語同士でチャットができるサービスです。2020年10月より販売開始し、109言語に対応しています。


今回、国内宿泊施設での「Kotozna In-room」利用者の外国語利用状況を集計したところ、2022年12月から2023年12月にかけて、Kotozna in-RoomのQRコードのスキャン数を示す外国語利用者数は、約3.3倍に増加していることが分かりました。さらに、Kotozna In-room上のページが閲覧された数を示す外国語メニューリクエスト数は約3.7倍に増加していることが分かりました。

日本政府観光局が発表したデータでは、2023年の訪日外国人旅行者数は約2500万人となり、コロナ前の8割程度にまで回復していることがわかりました。さらに、円安や物価高も背景に、インバウンド消費額が過去最高の約5.3兆円と、岸田政権が目標として掲げていた5兆円を超える結果となりました。


  • 2023年の利用言語は、サービス提供している109言語のうち90言語が利用された

2023年の年間を通して利用された言語では、「Kotozna In-room」が対応している109言語のうち、90言語が利用されたことが分かりました。言語数では2022年の46言語から約2倍に増加しました。割合をみると、英語が約1/3を占め、次いで中文繁体、韓国語、中文簡体が多くの割合を占めています。一方、アジア圏ではタイ語や、ヨーロッパ圏ではドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語といった言語も利用されており、英語・中国語に留まらずより多言語でのコミュニケーションニーズがあることが示唆されました。


  • 2024年は宿泊施設と宿泊地域を有機的に繋げる新サービスの提供にも注力

岸田政権は昨年11月の会見で、2030年の訪日外国人旅行者数は6,000万人、訪日外国人旅行消費額は15兆円という高い目標を達成する考えを示しました。同時に、人手不足への対策についても進めるとしています。「Kotozna In-room」は、多言語スタッフの確保が難しい宿泊施設や、観光案内所などでも広く導入され、訪日客の旅行体験を向上させています。

Kotoznaは今年、宿泊施設と宿泊地域を有機的に繋げる部屋付け決済およびクーポンサービス『Kotozna TRIPay(トリペイ)』『Kotozna TRIPon(トリポン)※』の開発及び提供にも注力してまいります。2024年はこうした新たなサービスの提供を進め、よりユーザーの利便性を高めてまいります。

※『Kotozna TRIPon』は、宿泊施設やその周辺地域等の事業者が、Kotozna In-roomを通じて発行するゲストへの電子クーポンを管理できるアプリです。従来、紙ベースで提供されていたクーポンを電子化することで、管理コストの削減が期待できます。電子クーポンの効果的な発行により、顧客の集客効果を期待できます。


  • 「国際ホテル・レストラン・ショー」JTBブースに出展

2024年2月13日(火)~16日(金)の4日間にわたり、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される外食・宿泊・レジャー業界に向けた商談専門展「国際ホテル・レストラン・ショー(HOTERES JAPAN)」に出展いたします。本出展ブースでは、ホテル向けの情報発信&コミュニケーションツール『Kotozna In-room』に加え、旅マエ問合せに対応する多言語生成系AIチャットボット『Kotozna laMondo』、予約プランに合わせたデジタルクーポンを付与する『Kotozna TRIPon(トリポン)』、PMS連携によりスマートチェックアウト(オンライン決済)を実現する『JTBデータコネクトHUB』のデモ展示を公開いたします。


【出展概要】

会期:2024年2月13日(火)~16日(金) 10:00~17:00(最終日は16:30まで)

会場:東京ビッグサイト ブース番号:5-G21

   (東京都江東区有明3丁目11−1)

入場登録:

ご来場いただくには事前登録が必要です。詳細は下記公式ページをご参照ください。

https://jma-hcj.com/


  • 導入施設の声

導入施設の声については公式製品ページをご確認ください。

https://kotozna.com/ja/in-room/customer-voice/


  • 「Kotozna In-room」について


「Kotozna In-room」は、宿泊施設向けの多言語・DXソリューションです。109言語に対応しており、多言語同時翻訳チャットツールを搭載しています。宿泊客はアプリをダウンロードする必要なく、スマートフォンでQRコード(注1)を読み込むだけで、施設案内や周辺観光情報などが自分の言語で表示され、施設内のどこからでもスタッフと母国語同士でチャットができます。よくある質問にはチャットボットが自動返答することもでき、スタッフは必要な対応に専念できます。ゲストサービス、施設内で利用できるクーポンなど10テーマ・60項目のメニューが提供可能な上、施設のニーズに合わせ、対応項目をカスタマイズできます。本サービスの導入により、宿泊施設スタッフとゲスト間のバーチャルでのコミュニケーションを強化することで、「非対面」「非接触」「ソーシャルディスタンス」「3密回避」、並びに「多言語対応」「業務効率化」「売り上げ拡大」を同時に実現します。

また、JTB社が提供する『宿泊事業者様向けのデジタル化支援システム:「JTBデータコネクトHUB』(以下DCH)を活用することで、Kotozna In-roomと宿泊施設の管理システム(PMS)注2)を連携し、宿泊事業者様のデータ連携に伴うコスト負担低減と、宿泊客の利便性向上を後押しします。DCHとの連携により、宿泊客はKotozna In-room上でのオンライン決済などを実現できます。

Kotozna In-roomは、国内約380の施設で利用いただいています。


▽Kotozna In-room製品サイト

https://kotozna.com/in-room/

▽Kotozna In-roomご紹介動画

https://youtu.be/CpTe3_Y_zpU


  • 「Kotozna laMondo」について

「Kotozna laMondo」はKotoznaが提供するサービスで、GPT-4(※3)を活用した多言語AIチャットボットです。生成系AIであるGPT-4を活用しているため、自然な会話による対話が可能です。しかし、これら生成系AIは人間のように自然な対話ができる一方で、個別の具体的な質問に対して、回答の正確性は必ずしも高くないという欠点がありました。

そこでKotoznaは、固有データベースの学習×独自プロンプトエンジニアリング技術(※4)で、特定の事業者に特化した情報を、回答の直前にChatGPTに教えることで、事業者に関連する正確で信頼性の高い情報を提供することを実現しました。さらに、「Kotozna laMondo」は20言語以上(※5)の言語に対応していることが特徴です。(詳しくはこちら:https://kotozna.com/lamondo/

生成系AI以前のチャットボットの多くはルールベース型で、事前に想定した質問への回答パターンを設定しておく必要があります。そのため、質問が事前想定文に沿ってないものや言い回しが異なる質問への対応が困難でした。これらの課題を解消するため、生成系AIに期待が寄せられています。


  • Kotozna株式会社について 

公式HP:https://kotozna.com/about

本社:東京都港区

2016年10月    :創業

2018年9月    :多言語チャットツール「Kotozna Chat」を開発。

2019年6月    :経産省が推進する、日本のスタートアップ育成支援プログラムJ-Startup(注3)に認定。

2020年2月    :JTBと業務資本提携。

2020年10月    :宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room 」(コトツナ インルーム:https://kotozna.com/in-room)を国内にて、JTBと販売開始。インバウンド低迷の中、DX、ソーシャルディスタンスに有効との評価を得て、展開を加速。

2021年3月    :Singapore Tourism Acceleratorの第4期参加企業に選出。

2021年8月    :文化庁の多言語解説整備事業に採択され、2018年〜2021年度までで計27地域100箇所以上の文化財を「日本文化財ポータルサイト」に登録。

2021年12月    :シンガポール政府観光局のプログラムで「Kotozna Live Chat(現 laMondo)」の実証実験開始。

2022年5月    :Kotozna Singapore Pte.Ltd.を設立。

2022年9月    :「Kotozna laMondo」(コトツナ ラモンド)販売開始。

2023年6月    :「Kotozna ConcierGPT」(現在「Kotozna laMondo」に統合)提供開始(https://kotozna.com/news/pr_20230621/

2024年1月    :Kotozna In-roomを47000室で導入

注1)QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です

注2)※宿泊施設の管理システム(PMS):宿泊事業者向けの業務管理システム。宿泊予約管理や料金、売上、顧客情報管理等ができるシステム

注 3) GPT-4とはOpenAIによって開発されたAIチャットボット、ChatGPTの最新版。広範なトピックについての会話を生成する。大量のテキストデータを活用して学習しており人間と同じような自然言語での会話を生成することが可能。特徴はLLM(大規模言語モデル)による自然言語の生成能力。2023年3月14日にリリースされた、従来版より創造的で信頼性が高く、より細かい指示に対応できる。 注 4) プロンプトエンジニアリングとは、生成的人工知能(生成AI)モデルが解釈し、理解できるように指示文章を構造化する過程。 注 5) 英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、中国語(簡体字と繁体字)、日本語、韓国語、ロシア語、オランダ語、トルコ語、ポーランド語、ルーマニア語、ギリシャ語、ウクライナ語、フィンランド語、スウェーデン語、タイ語、チェコ語、ノルウェー語など

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会社概要

Kotozna株式会社

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URL
https://kotozna.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区元赤坂1-7-20 メットライフ元赤坂ウエスト 1F
電話番号
03-6434-0123
代表者名
後藤玄利
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年10月