「シギの恩返し米プロジェクト」が九州農政局長賞を受賞しました
~未来につながる持続可能な農業推進コンクール~
佐賀県佐賀市東与賀町約300haの農地で栽培されている減農薬減肥料の米・特別栽培米「夢しずく」を、ラムサール条約登録湿地にふさわしいブランド米として付加価値を高めていくため「シギの恩返し米」と名付け、東与賀町内の農家とまちづくり協議会・農協・大学・県・市・企業等が連携して環境保全型・循環型農業の実証実験や共同研究等に取り組んでいます。
シギの恩返し米プロジェクトは、東与賀町内の圃場において二毛作の麦を作らず、シギなど野鳥の餌場・休憩場をつくるために水張りをする「冬水たんぼ」や、クリークに生息する多様な水生生物の保全のため「水田魚道」を設置するなどの生物多様性保全の取り組みが評価され、「令和2年度 未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門で九州農政局長賞を受賞しました。
シギの恩返し米プロジェクトは、東与賀町内の圃場において二毛作の麦を作らず、シギなど野鳥の餌場・休憩場をつくるために水張りをする「冬水たんぼ」や、クリークに生息する多様な水生生物の保全のため「水田魚道」を設置するなどの生物多様性保全の取り組みが評価され、「令和2年度 未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門で九州農政局長賞を受賞しました。
▲シギの恩返し米 商品パッケージ
▲冬水たんぼに飛来するシギ
▲水田魚道
「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」とは?
農林水産省は、農業生産活動の持続性を確保するため、農業の自然循環機能を生かし、農業生産に由来する環境への負荷を低減する取り組みとして、有機農業をはじめとする環境保全型農業を推進するとともに、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理等の持続可能性を確保するための一連の取り組みであるGAPを推進。
この一環として、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等を有機農業・環境保全型農業部門とGAP部門に分けて表彰しています。
【九州農政局長賞 授与式】
1.日 時:令和3年3月11日(木)13時30分~(30分程度)
2.場 所:東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」(東与賀町大字田中2757-4)
3.参加者:シギの恩返し米プロジェクト推進協議会長、九州農政局、佐賀県
4.内 容:①表彰状の授与 ②あいさつ
▲シギの恩返し米プロジェクトホームページ(http://www.umasaga.jp/shigimai-project/)
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