デザイナー 奥村ゆい×梅林堂 栗原良太が「商品開発で若手クリエイターを支える」をテーマに対談を実施!

「ねこの春」をデザインした奥村ゆい氏の作品「大人と子供のあいだ」を4月10日(日)まで箱田本店にて開催

株式会社梅林堂

デザイナー奥村ゆい氏と梅林堂 代表取締役社長 栗原良太との対談を開催致しました。4月10日(日)まで奥村氏の作品も開催しております。

株式会社梅林堂(埼玉県熊谷市)では、2022年3月26日に箱田本店にて、「商品開発で若手クリエイターを支える」をテーマに、春限定パッケージ「ねこの春」をデザインした奥村ゆい氏と代表取締役社長 栗原良太で対談を行いました。同社では、これまで若手クリエイターを応援する為に、作品を購入や展示を行ってきました。今後は、キャリア形成にも貢献できるよう商品づくりを通じた若手クリエイター応援を行って参ります。対談では奥村氏のデザインの原点から、梅林堂の商品づくりにおけるのデザイン性について語り合って頂きました。

 

デザインの原点は、幼少期の雑貨屋さん

奥村氏:幼少期とにかくカラフルな雑貨が好きでした。雑貨店の中に布団を敷いて寝たいと思うほど。中学生の時に絵で表彰され、絵が得意なのだと気づいたのです。好きなことと得意なことが合体したんです。その流れで仕事に就きました。デザインでは、パソコンで描いたままの無機質なタッチを避け手書きのニュアンスが伝わるような手法を工夫しています。


商品パッケージには温かみを
奥村氏:
今回の作品では、それぞれ動物を描いています。無機質なものを避けるということと根っこは同じだと思います。動物を描くことで温かみが生まれます。若い方にも「やわらか」を知って欲しいと思い、「冬の森とやわらかの木」「ねこの春」では親子を描いています。私は自然を観察するのが好きなので、近くの森によく行きます。熊、こわいですけど(笑)
 

お菓子でも花鳥風月は大切
栗原:お菓子でも自然を大切にしています。昔、職人さんが必ず朝昼夕と散歩に行き道端で見た菜の花の色の刻々と変わる日々の変化をお菓子で表現していた方がいました。当時私は、若かったので細かい違いはわかりませんでしたが、お菓子も自然と共にあるのだと感じました。商品を考える際に花鳥風月や季節など”今”をお伝えできるよう心がけています。
 

 

 

デザインする商品には惜しみなく愛情を注ぎます。
奥村氏:私はデザインする段階で、その商品に愛情を注ぎます。その商品を愛するからこそ、皆さんと同じ視点で商品についてお話ができる。デザインする上で大切にしている点です。今回は、愛しすぎた結果、「やわらか」が止まらなくなってしまいました。本当に美味しかったので。

 


 


新商品を作る中でも、どのような形にするかが大切
栗原:
商品開発でも、どの様な「デザイン」にするか大変重要です。例えば、おせんべいで考えると醤油はお米と混ぜて作ってしまった方が早い、だけれども、最後に外から塗った方が香ばしさが出て美味しくなる。これはパッケージデザインとは違いますが、商品をつくる中でも「どのような形にするか」という事が大切になることを物語っています。


 

「大人と子供のあいだ」個展を開催
奥村氏:今回は大人にも子供にも楽しんでもらいたいとその間をテーマにしています。発表する場が少なくなっているので、個展で沢山の人に伝えられる場は貴重です。今回は個展開催有難うございます。

商品を通じたクリエイター応援
栗原:当社でも商品開発を通じて、クリエイターの作品を沢山の人へ伝える機会になればと思います。今後も、若い方の支援と作品をお伝えしていきたいです。是非、個展に多くの方にお越し頂き作品の熱量を感じ取って頂ければと思います。


♦「大人と子供のあいだ 展示会」詳細
■会期   2022年4月10日(日)まで ■営業時間  10:00~18:00
■場所   埼玉県熊谷市箱田6-6-15 株式会社梅林堂 箱田本店内 ■入場料:無料 ■駐車場:有

 

 

 

他様々な作品を展示しています他様々な作品を展示しています

左:作品名 大人とこどものあいだ 右:Number左:作品名 大人とこどものあいだ 右:Number

 

 











奥村氏:「大人とこどものあいだ」は見る人により大人にも見えるし子供にも見える不思議な作品です。他にも様々な作品が展示していますので、是非お子様も一緒に見にきて頂けると嬉しいです。

♦プロフィール 奥村ゆい
東京都江戸川区出身 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、京都の雑貨メーカーにて商品からパッケージデザイン、ロゴマーク、販促物などのブランディングデザインをインハウスのデザイナーとして担当。その後、デザイン会社にて企業様の商品デザインやブランディングを経験し、2018年独立。
【いい空気感】をモットーにデザインをし、自分の手を離れてからも活きていくデザインを心がけてる。    【奥村ゆいHP】https://www.okumurayui.com

♦箱田本店限定で奥村ゆい氏デザインのリバイバルパッケージ期間限定特別販売致します。
3月27日(日)~4月10日(日)まで過去人気商品を箱田本店限定にてリバイバル販売致します!

♦夏の花畑
奥村氏:色彩豊かな夏の花畑に人々が元気をもらえる様に、やわらかを口にする方にも笑顔で素敵な気持ちになってもらいたいという想いです。箱の素材や画風には、お菓子からも感じとれる「優しさ」を取り入れ、心地良く親しみやすいデザインに仕上げています。なかなか会うことの出来ないご家族やお友達、贈る相手の方の喜ぶ姿が見たい、そんなお気持ちにお応えできる存在になれたら嬉しいです。
 

♦冬の森とやわらかの木
奥村氏:しっとりとした食感とバターの優しいやわらかは、私にとってもほっこりと幸せな気持ちさせてくれる存在です。デザインを通して皆様に、やわらかの魅力をお伝えできれば嬉しいです。


 

◆ねこの春 ※こちらの商品は全店で販売中
奥村氏:春限定の「ねこの春」は無邪気に遊ぶ子猫達と温かく見守る親猫を描いています。やわらかのバターの優しい味が作り出す温かさと我が子を見守る愛の温かさが重なり合い、春の季節が幸せな時間になるようなデザイン。箱の中にはお菓子は埼玉銘菓やわらかゴールドプレーンが入っています。春は出会いと別れの季節です。やわらかを大切な方への心温まる贈り物にいかがでしょうか。
https://www.bairindo.co.jp/c/2022gpyawaraka_cat_spring.php
 

株式会社梅林堂とは
元治元年(1864年)創業。お菓子のおいしさを追求しつ創意工夫を加えながら、埼玉・熊谷の地で150年の間、連綿とお菓子を作り続ける。「先味」「中味」「後味」「風味」「余韻」そのどれもが梅林堂ならではの色彩。お菓子作りの技術や技能を磨き込み、徹底的なこだわり、そしてお菓子をお届けするための試行錯誤の連なりが、個性的で豊かな味わいのお菓子を育む。人と人の心をつなげるお手伝いを。梅林堂はそんな願いをお菓子に込め、おいしいお菓子作りに邁進している。

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ビジネスカテゴリ
ギフト・花食品・お菓子
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会社概要

株式会社梅林堂

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URL
https://www.bairindo.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
埼玉県熊谷市佐谷田1000-1
電話番号
0120-889-449
代表者名
栗原良太
上場
未上場
資本金
1600万円
設立
1952年04月