ストラドビジョン、グローバルビジネスを加速させる新たなコーポレート・アイデンティティを発表
ADAS・自動運転分野以外での応用などグローバルでソリューションを拡大
先進運転支援システム(ADAS)や、自動運転車両向けの物体認識AIソフトウェア『SVNet』を提供するSTRADVISION(韓国ソウル市、CEO キム・ジュナン、以下、ストラドビジョン)は、当社が持つ先進的な知覚AIソフトウェアのシェアをグローバルで更に拡大していくために、コーポレート・アイデンティティと企業理念を刷新しました。当社のインテリジェントな視覚を提供するというコーポレート・ミッションを象徴するコーポレートロゴへのリニューアル、そしてブランドを紹介する動画を新しい業界にも向けて公開しました。
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=wDPjUwim6mk
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=wDPjUwim6mk
■新コーポレート・アイデンティティとコーポレートミッション
2014年以来、ストラドビジョンの物体認識AIソフトウェアSVNetは、ADASおよび自動運転の分野において、ドイツや中国などのメーカーに量産採用されるなど、コンピューター・ビジョンの提供と安全性の向上に関して革新的にリードしてきました。また、数々の受賞歴から、対象物の正確な検出と識別技術を発展させてきました。当社の新たなミッションでは、SVNetソフトウェアの採用先を拡大し、社会課題の解決を着実にしていきます。
■ADAS・自動運転領域以外のインフォテインメントにも進出
マッキンゼーのレポート(※)によると、自動車用ソフトウェア市場規模は、毎年9%ずつ成長し、2020年から2030年にかけて、340億ドルから840億ドルに達すると予想されています。領域別では、ADAS・自律走行領域で11%、インフォテインメント領域で9%の成長率が見込まれています。ストラドビジョンでも、既にADAS、自動運転以外のインフォテインメントソフトウェアの量産を開始しています。2023年以降には、ドイツのOEMと共同でインフォテインメントとAR(拡張現実)の量産を開始を予定しています。
※出典:Automotive software and electronics 2030 Mapping the sector’s future landscape <McKinsey & Company>
■リブランディングに合わせて製品ラインナップも再編成
ストラドビジョンは、市場の変化とともにお客様のニーズも変化するため、技術の観点ではなく、顧客志向であるアプリケーションの観点に基づいて、製品ラインナップを再編成しました。これにより、各製品の性能を顧客ニーズに合わせて柔軟に変更することができるようになりました。ProDriver(安全性能を提供)、ParkAgent(先進パーキングソリューション)、ImmersiView(実世界を忠実に映し出すビジョンポジショニング)、CompliKit(完全スイート)の4つの製品ラインナップを再設計しました。
現在、ストラドビジョンの売上の大半は、自動車産業におけるADASおよびADソフトウェアから生み出されています。2022年6月現在、559,967台の自動車にSVNetが搭載されており、SVNetソフトウェアを使用して開発されているOEMは13社、50車種以上にのぼります。10年以内に年間生産台数の50%に導入することを販売目標に掲げています。
■CEO キム・ジュナンのコメント
「当社には、イノベーションと開発能力向上により、ユーザー体験を進化させることで、AI知覚ソリューションのリーディングカンパニーになるというミッションもあります。AIビジョンは、製品からライフソリューションまで、日常生活に大きく影響を与えるものとなります。今後、AIビジョンの機能を活用し、ビジネスを拡大していきます。短期的には自動車業界のインフォテインメント、長期的には航空、物流、モビリティなどの関連産業へ製品を展開し、AIビジョン技術のビジネスチャンスを最大限に活かしていきます。ストラドビジョンの未来と新時代にご期待ください」
■2022年の実績
コーポレート・アイデンティティの刷新は、これまでの成長を示す重要なマイルストーンの一つです。当社は、従業員数を前年比69.2%増加したほか、ZFやアプティブなどの新しい戦略的投資家やパートナーシップを獲得し、アメリカ・ミシガン州に現地法人、ドイツに2つ目のオフィスを開設するなど、グローバルに拡大をして参りました。また、シリーズCで8,800万米ドルの資金調達(累計資金調達額1億2900万米ドル)を完了し、概念実証(PoC)と量産化を実現しました。さらに、2022年9月、ベルギーのブリュッセルで開催された2022年AutoSens Awardsにおいて、ストラドビジョンのSVNetが再び『Best in Class Software for Perception Systems Award』金賞に選出されています。
■ストラドビジョンについて
2014年に設立されたストラドビジョンは、ADAS向けの画像処理AI技術のパイオニアです。現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、デトロイト近郊、東京、上海、フリードリヒスハーフェン、デュッセルドルフに拠点を構え、データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする300名以上のチームによって、完全自動運転の実現を促進すべく事業を展開しています。
2020年には、ルネサス主催『R-Carコンソーシアム』のプロアクティブパートナープログラムにも選出され、『Autonomous Vehicle Technology ACES Award in Autonomy(ソフトウェア部門)』も受賞しています。さらに、2021年および2022年には、オートセンスアワード(AutoSens Award)オブジェクト認識部門最高賞を受賞、他にも、2020 AVT ACES自律走行車両革新賞を受賞するなど業界専門家を通じて技術力を認められています。なお、ストラドビジョンのソフトウェアは、品質マネジメントシステムのISO 9001:2015および自動車機能安全のISO 26262の認証を取得しています。
日本市場においては、2020年8月には大手システムオンチップ(SoC)ソリューション企業である株式会社ソシオネクストと、日本市場へSVNetの供給を拡大するため、協業契約を締結しております。
代表者:CEO / Ph.D & CFA 金埈焕(キム・ジュナン)
韓国本社:363, Gangnam-daero, Seocho-gu, Seoul, 06621, Republic of Korea
StradVision Technology USA Inc.: 3003 N 1st St #234, San Jose, CA 95134
ネットワーク:韓国、日本、中国、ドイツ、アメリカ
URL:https://www.stradvision.com/
■一般・法人の方からのお問い合わせ
ストラドビジョン株式会社
東京都新宿区西新宿8-14-18
03-6279-1053(代表)
toshihiro.sato@stradvision.com
お問い合わせ:https://stradvision.com/ja/contact-ja/
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