千葉商科大学をフェアトレード大学に更新認定

一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)

フェアトレード大学・タウン認定事業を行う一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(以下、「FTFJ」)(所在地:東京都渋谷区、代表理事:内山大志)は、千葉商科大学(所在地:千葉県市川市、学長:宮崎緑)をフェアトレード大学として更新認定いたしました。

千葉商科大学では、学生団体「CUCエシカル学生クラブ」を中心に、ミリオンアクションキャンペーンへの参加、映画上映会、フェアトレードカフェの開催、大学祭への出展など、継続的かつ実践的なフェアトレード普及活動を行っています。また、千葉市や地域団体との連携、幼稚園でのワークショップ実施など、地域社会との協働による取り組みも広がっています。

加えて、授業「プロジェクト実践3C講義:エシカル講義―フェアトレードとは―」を通じた教育活動や、学生主体で運営される「学生ベンチャー食堂『兎なり』」におけるフェアトレード食材の活用など、教育・実践・地域連携を融合した先進的な取り組みが展開されています。さらに、学内食堂でのフェアトレードコーヒーの提供や、フェアトレードコットン・バナナペーパー製品の活用など、大学全体でフェアトレード推進に取り組んでいる点も高く評価されました。

FTFJは、千葉商科大学とともに、フェアトレードの理念が日常の選択や地域社会の中に根づく未来の実現を目指し、 今後もフェアトレードの普及・理解促進に取り組んでまいります。

フェアトレードの理念に賛同した大学が、 フェアトレードへの取り組みを促進させる仕組み

「フェアトレード大学」とは、大学としてフェアトレードの理念に賛同し、推進活動に取り組んでいる大学を、イギリスなどの基準を準用した日本独自の基準に基づき、認定する仕組みです。

世界で初めてフェアトレード大学に認定されたのは、イギリスのオックスフォードブルックス大学で、その後、欧米を中心に268大学(2024年)がフェアトレード大学に認定されています。

日本では2014年に「フェアトレード大学」の認定制度が作られ、2018年2月に静岡文化芸術大学が1大学目に認定されました。

その後、2019年10月に札幌学院大学と北星学園大学が同時に認定され、2021年7月に⻘山学院大学、2023年4月に千葉商科大学、2024年11月に新潟国際情報大学、2025年3月に立命館アジア太平洋大学、そして2025年7月にはフェリス女学院大学が8大学目として認定されました。

 この度の千葉商科大学大学のフェアトレード大学更新認定が、大学生を中心とする多くの未来の消費者にとって、フェアトレードのことを知るきっかけとなることを期待しております。

千葉商科大学 学長 宮崎 緑 コメント

このたびフェアトレード大学の更新認定を受け、誇らしい気持ちとともに身の引き締まる思いがいたします。

千葉商科大学の創設者遠藤隆吉は、「高い倫理観」「幅広い教養」「専門的な知識・技能」を有する人物「治道家」の育成を掲げ、一切の人々を差別せず平等に捉え、自らの幸福と他者の幸福を同様に重んじる姿勢を大切にしました。こうした考えはまさにフェアトレードの理念に合致しています。

2023年に本学が日本で5番目のフェアトレード大学に認定されてから3年が経ちました。今回の更新手続きを通して、認定後にフェアトレードをどのように推進してきたか棚卸をしました。学生団体(CUCエシカル学生クラブ)や学生ベンチャー食堂、大学食堂、生協売店、大学の授業などによって実践的に活動し、また地域との協働にも積極的に取り組んできたことが分かりました。他方で、学生一人ひとりの意識醸成や、教職員・学生の研究活動の活性化という面では、まだ取り組むべきことが多くあると感じています。

今回の更新認定を機に、フェアトレードの理念の普及とこれからの社会をより豊かなものとする人材輩出を、学生教職員はもとより地域の皆さまと協力して、これまで以上に一生懸命取り組んでまいります。

日本フェアトレード・フォーラム 代表  内山大志 コメント

千葉商科大学がフェアトレード大学としての更新認定を受けられたことを、心よりお祝い申し上げます。貴大学は、学生団体「CUCエシカル学生クラブ」を中心に、フェアトレードの普及活動、教育活動、地域連携を継続的かつ実践的に展開されており、日本のフェアトレード大学運動を力強く牽引されています。学生主体の活動を大学全体で支援し、地域社会とも連携しながら取り組みを広げている姿勢は、他大学にとっても大きな模範となるものです。

学内でのフェアトレードコーヒーの提供やバナナペーパー、フェアトレードコットンを活用した製品の普及や、地域との協働による啓発活動、学生ベンチャー食堂「兎なり」におけるフェアトレード食材の活用など、日常の実践を通じてフェアトレードを社会へ広げている点を大変素晴らしく感じています。これからも千葉商科大学がフェアトレードの理念を掲げ、学生・地域・社会をつなぐ存在としてさらなる発展を遂げられることを、心より期待しております。

フェアトレード大学認定基準について

フェアトレード大学認定基準は以下の5基準とそれを計る指標に沿って、FTFJ役員と兼任しない委員で構成された「認定委員会」によって審査・認定され、理事会で承認されます。

認定には、継続的なフェアトレードへの取組に加え、学生による主体的な活動や「憲章」の策定、ならびに全学的な意思決定機関における承認など、多くの大学関係者による実直な活動が必要です。

認定基準の詳細は日本フェアトレード・フォーラムのウェブサイトをご覧ください。

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基準1. フェアトレードの普及を目指す学生団体が存在する。

【指標】

(1)フェアトレードの普及を図る学生団体(以下、FT普及学生団体と略す。)が大学から公認されている、ないし公認の申請を行っている。

(2)FT普及学生団体に顧問の教員がいる。

基準2. フェアトレードの普及活動、並びにフェアトレードに関する研究・教育活動がキャンパス内外で行われている。

【指標】

(1)FT普及学生団体は2年以上にわたって継続的にフェアトレードの普及活動を行っている。

(2)フェアトレードに関する研究・教育活動が推進・推奨されている。

基準3. 大学当局がフェアトレード産品を購入し使用している。

【指標】

大学当局が1年以上にわたって継続的にフェアトレード産品を購入し、利用している、ないし1年以内の購入・使用を計画している。

基準4. 複数のフェアトレード産品がキャンパス内で購入可能となっている。

【指標】

キャンパス内の食堂・売店やカフェなどで、2品目以上のフェアトレード産品(食品・衣類・文具・手工芸品など)が1年以上にわたって継続的に販売され、購入可能となっている。

基準5. フェアトレードの理念を支持し、その普及をうたったフェアトレード大学憲章を策定し、FT普及学生団体、学生自治会(ないし学友会などそれに準ずる組織)、大学当局の三者が同憲章に賛同している。

【指標】

(1)策定されたフェアトレード大学憲章は、フェアトレードの理念を支持し、その普及および推進をうたっている。

(2)同憲章の策定には学生が主体的に参画している。

(3)同憲章が大学の理事会あるいは全学教授会、ないし過半数の教授会などの全学的な意思決定機関において承認され、理事長ないし学長が同憲章へのコミットメントを公に表明している。

フェアトレードとは

フェアトレードとは、対話、透明性、敬意を基盤とした、より公平な条件下で国際貿易を行うことを目指す貿易パートナーシップのことです。

弱い立場にある生産者や労働者に対し、より良い貿易条件を提供し、かつ彼らの権利を守ることにより、フェアトレードは持続可能な発展に貢献します。

FTFJでは、コミュニティを通じて、あらゆる「フェアトレード」を推進し、国内外を問わず、経済的・社会的に弱い立場に置かれた人々が人間らしい自立した生活を送れるようにするとともに、経済および社会そのものを公正かつ持続的なものへ変革することを目指しています。

一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムについて

一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(Fair Trade Forum Japan = FTFJ)は、フェアトレードタウン(世界2,029都市(2024年))、及びフェアトレード大学(268大学(2024年))の日本国内での認定を始めとするフェアトレード推進事業を行う組織で、世界30カ国の組織でつくるグローバルネットワークの一員です。

これまで日本国内において、フェアトレードタウン8都市及びフェアトレード大学8大学を認定してきました。

【一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム 組織概要】

組織名 :一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム

Web  :https://fairtrade-forum-japan.org/

設⽴⽇ :2011年4月 (前身組織「フェアトレード・タウン・ジャパン」として)

所在地 :東京都渋谷区神宮前4丁目26-28-2階

代表者 :代表理事 内山大志

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会社概要

URL
https://fairtrade-forum-japan.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都渋谷区神宮前4丁目26-28-2F
電話番号
-
代表者名
内山大志
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年04月