KPMGコンサルティング、全社DXを加速させる「デジタル人材育成サービス」の提供を開始

－企業のニーズに即したオーダーメイド型のオンライン研修－

KPMGコンサルティング株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO：宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング）は、企業のビジネス環境に即したデジタル人材育成の支援を目的に、開発プロセスとAI/Analyticsの要素を取り入れたオーダーメイド型のオンライン研修「デジタル人材育成サービス」の提供を開始しました。

日本企業におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）が進まない要因の1つに、事業部門と情報システム部門とをつなぐ「ICT人材」、「デジタル人材」の大幅な不足が挙げられます。経済産業省が発行する『DXレポート ～ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開～』においても、2025年に約43万人のICT人材が不足されると言われており、その対策として企業でのデジタル人材の育成が提唱されています。

KPMGコンサルティングでは、採用や外部企業との提携による社外からの｢デジタル人材の確保｣とともに、従業員に新たなスキルを身につけてもらうリスキリングによる「デジタル人材の育成（デジタル人材への転換）｣が企業が取り組むべき重要な課題と位置付け、このたび企業ごとのニーズに即したデジタル人材の育成を目的とした「デジタル人材育成サービス」の提供を開始しました。

本研修は、DXに対する豊富な知識と実践経験を持ったKPMGコンサルティングのコンサルタントが監修した、KPMGコンサルティングのプロフェッショナル育成に使用しているプログラムをベースとしています。実務を意識した「学び・考え・実践する」カリキュラムによる「総合的なスキルの育成」を「インタラクティブなリモート学習」で実現し、「オーダーメイドの研修カリキュラム」で企業ごとのニーズに応じることができることが特長です。なお、本研修は、事業部門でデジタルツールを活用し効率的にデータ分析を実行する人材と、ICT部門で特定のツールやテクノロジーに専門性を持ち、開発やソリューションを提供する人材の育成を対象としています。

【本研修の特長】
１．総合的なスキルの育成
ビジネスに役立つ総合的な能力を育成することを目的に、スキル研修、事例紹介、グループワークを組み合わせた実務に即したコンテンツで、デジタルビジネスの全体把握とコミュニケーション能力の向上を図ります。

２．インタラクティブなリモート学習
主に３つの学習スタイルを用意しています。1つ目は座学で、講師がリモートで直接講義することにより、受講者の理解を深めます。2つ目は実践演習で、開発プロセスの協同作業や機械学習モデルのコーディング等を通じ、実務を模したインタラクティブな演習でビジネス力を高めます。3つ目はディスカッションで、講師や他の受講者と意見を交わしコミュニケーション能力を高め、受講者の積極的な参加を促します。

３．オーダーメイドの研修カリキュラム
企業の強化ポイントに合わせてカリキュラムと日程のオーダーメイドが可能です（最大20日間）。

【主な研修内容】

KPMGコンサルティングでは、｢デジタル人材のリテラシー定義｣や｢要員計画と人材確保施策｣をはじめ、｢人材定着化施策｣、｢育成施策｣、｢人材処遇｣など、従来からの人事制度では対応が難しいデジタル人材にかかわるさまざまなテーマに対して総合的に支援します。

さらに、KPMGコンサルティングでは、本研修の提供に留まらず、DXを推進する専門組織” DXMO（DXマネジメントオフィス）”の立ち上げと運営支援など、企業のニーズに対応したさまざまなデジタル関連サービスで企業の変革を支援します。

 

KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション（事業変革）、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの3分野でサービスを提供するコンサルティングファームです。戦略、BPR、人事・組織、PMO、アウトソーシング、ガバナンス・リスク・コンプライアンス、ITなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクターなどのインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。