「あべ」醸造元・阿部酒造、「にいがた酒の陣 2025」にてNFCタグ×ブロックチェーン技術でファン向けに特別な体験価値を提供
開封後にのみ、6代目蔵元・阿部 裕太からの特別なメッセージ動画へのアクセスが可能に。
SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁)は、ブロックチェーン×IoT(NFCタグ)の技術融合により現物資産とデジタル情報の強固な紐付けを可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が日本酒「あべ」醸造元・阿部酒造株式会社(本社:新潟県柏崎市、6代目蔵元:阿部 裕太、以下「阿部酒造」)で導入されたことをお知らせいたします。

2025年3月8日・9日に新潟市で開催される「にいがた酒の陣 2025」で販売される「あべ 純米大吟醸酒 Firstclass2023(一年熟成・酒の陣限定)」に先行導入されます。
新潟県柏崎の一角に佇む白を基調とした、まるでお米の輝きを詰め込んだような酒蔵で、阿部酒造の日本酒は醸されます。6代目蔵元の阿部 裕太は真に家業の日本酒を愛し、強い思いから6代目としての酒造りをスタートさせ、従来の固定観念にとらわれない作り方で、発想豊かな改革を進めてきました。白さ際立つお米の一粒一粒の「発酵を楽しむ」、蔵の理念をも感じ取れる建物の外観と、地元新潟県産の酒米にこだわった阿部酒造の代表銘柄である「あべ」シリーズは、その象徴とも言えるでしょう。まずは「圧倒的にうまい」日本酒を創るという造り手の想いがあり、想いを乗せた手で楽しんで醸される日本酒が形となり、飲む人の手に渡る時、そこに最高の日本酒を楽しむ気持ちの連鎖が生まれるのです。発酵から絞りとる最後の一滴まで、さらには瓶の形や名付けなど、細部までこだわった逸品が、阿部酒造の日本酒として日の目を浴びます。
にいがた酒の陣2025で販売される「あべ 純米大吟醸酒 Firstclass2023(一年熟成・酒の陣限定)」も、まず造り手がその工程を楽しむところから始まり、限定品シリアルの何番が受け取れるのかをワクワクと待っているファンの手元に届き、「うまい!」と喉を震わせる、特別な日本酒です。
「SHIMENAWA(しめなわ)」は、阿部酒造のこだわりをぎゅっと詰め込み、手に取ったファンにさらに素敵な思い出を残す役割を担います。購入後のアクセスにより、限定48本の購入者は6代目蔵元・阿部 裕太からの日本酒を楽しむファンに向けた感謝のメッセージ動画を受け取り、中でもさらに特別な1本を購入された方には、追加の特権であるプレゼントの受け取り主であることも明かされます。誰もがうまいと感じる日本酒の味わいを追求する蔵元の気持ちと合わせて、直接蔵元から送られるメッセージがあることで、より阿部酒造の日本酒に愛着を持ってもらえ、阿部酒造の想いと一緒に、日本酒を楽しめる仕掛けとなっています。


なお、「SHIMENAWA(しめなわ)」には、大切な日本酒のブランドを保護する以下の基本機能が備わっています。
1 真贋証明機能
商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が醸造した日本酒”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その日本酒の醸造元の酒造会社を証明します。
2 開封検知機能
食の安全性担保の観点から、日本酒が未開封であること、“いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上にて証明することができます。また、この機能では、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)”などのデータも取得することができ、酒造会社はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。
3 正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)
酒造会社でNFCタグにより日本酒ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた日本酒の出どころの傾向を把握し、特約店管理に活かすこともできます。
4 ファンマーケティング機能
日本酒を購入し、開封(購入)登録後にだけ特別な画面が表示され、限定(非公開)サイトへの誘導やNFT(Non-fungible token)を受け取れる機能で顧客ロイヤリティ向上などの取組みを進めることが可能となっています。
5 デザイン・コンテンツ管理機能 <新機能>
2025年3月より新機能として、「SHIMENAWA(しめなわ)」アプリの画面デザイン(ロゴ・カラーや表示文言)及びコンテンツを利用企業がオリジナルで作成・変更・更新、管理することができる機能が実装されました。これにより自社ブランドでより統一感を持った表現が可能となっています。
※1 「ブロックチェーン」とは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。
※2 「NFCタグ」とは、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、ブロックチェーンに記録されたその資産にかかる重要な情報と強固に紐付けする際に機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術で、クレジットカードやマイナンバーカードなどでも使用されています。
※3 「NFT」とは、Non-fungible tokenの頭文字をとった略称で、和訳では「非代替性トークン」と呼ばれ、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位をいいます。NFTを活用することで、特定のデジタル資産や現物資産、およびその資産を特定目的で使用するためのライセンスや権利などに関連づけすることができます。
※4 「SHIMENAWA(しめなわ)」では、株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区、代表取締役社長:半野 巧也)と共同開発したロゴ入り専用NFCタグを採用しています。
【会社概要】
■ 阿部酒造株式会社について

所在地 |
製造部:新潟県柏崎市安田3560 |
代表者 |
代表取締役社長 阿部 庄一(5代目) / 製造責任者 阿部 裕太(6代目) |
代表銘柄 |
あべ |
酒造概要 |
新潟県中越エリアの人口約8万人の街。海と山に恵まれたミネラル豊富な「上輪新田」人と田んぼが共存する「安田鳥越」「赤田」、水と風に恵まれた「野田」と、非常に景色が豊かな街です。 お酒の香りや味に捉われず、知的好奇心から様々な酒造りを行うことが阿部酒造の特徴。現在、6代目の阿部裕太が醸す酒は「米のうまみ」と「酸」にフォーカスした酒が多くなっています。 阿部酒造では4つの製造の方針を掲げて酒をしています。 1.リストランテの最初から最後まで |
URL |

名称 |
SBIトレーサビリティ株式会社 |
所在地 |
東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー |
代表者 |
代表取締役 輪島 智仁 |
事業内容 |
ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など |
URL |

名称 |
株式会社Uni Tag |
所在地 |
東京都中央区日本橋本町4丁目11番2号 (KISCO株式会社 東京本社内) |
代表者 |
代表取締役社長 半野 巧也 |
事業内容 |
RFIDの設計・開発・製造・販売及び技術サービスを含めたコンサルティング |
URL |
日本語pdf:
d100112-27-88022f7a886002238a58a15b4d7e7531.pdf英語pdf:
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