【JX石油開発】PVN・JOGMEC とベトナムで初となる CCS ワークショップを開催
~当社の CCUS 事業運営ノウハウを紹介~
当社(社長:中原 俊也)は、ベトナム国営石油会社ペトロベトナム(以下、「PVN」)および独立行政法人エネ ルギー・金属鉱物資源機構(以下、「JOGMEC」)に協賛し、2024 年 10 月 30 日にベトナムのダナン市において CCS<注 1>ワークショップを開催いたしましたので、お知らせいたします。
当社は、PVN と JOGMEC が 2024 年 2 月より実施しているベトナムにおける CCS 共同スタディに参画し、事業可 能性を追求しております。今回のワークショップは、共同スタディの一環として、ベトナムにおける CCS の理解向上、CCS 事業環境整備に向けた取り組みを促進する目的で開催されました。
ベトナムで初めてとなる CCS に特化した本ワークショップには、わが国経済産業省、ベトナム商工省、ベトナム天然資 源環境省をはじめとした、150名を超える関係者が参加いたしました。当社は、米国で操業するPetra Nova CCUS< 注 2>プロジェクトをはじめとする国内外での取り組みを通じて蓄積した、CCS/CCUS 事業者としての知見・経験等を紹 介いたしました。そのほか、CCS の専門家による講演や、CCS 商業化に向けた法整備等についての活発な議論を通じ て、ベトナムにおける CCS の重要性、事業環境整備を加速していく必要性が認識されました。
当社は、ベトナムにおいて当社が 100%出資する日本ベトナム石油株式会社(社長:岡 真司)を通じて、1992 年よりランドン油田およびフンドン油田において、オペレーターとして石油開発事業を行ってまいりました。当社では、石油・ 天然ガス開発事業を基盤事業、CCS/CCUS 等の環境対応型事業をもう一つの軸である成長事業とする二軸経営に 取り組んでおり、2011 年にはランドン油田において、CCUS 技術の一種である CO₂-EOR を東南アジアで初めて実施 するなど、世界に先駆けた環境対応型事業に果敢に取り組んでまいりました。当社がコア事業国の一つと位置付けるベ トナムにおいては、引き続き新たな環境対応型事業の機会を追求し、事業基盤の更なる強化および二軸経営の具現 化を目指してまいります。
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