中東情勢でシンナー価格「75%値上げ」。異常高騰がもたらす自動車・板金塗装業界の未来予測と対策

〜全国31店舗直営の池内自動車が考察〜

株式会社イケウチ

自動車の板金塗装事業を手掛ける株式会社イケウチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池内 美友、以下「当社」)は、昨今の中東情勢緊迫化による「塗料用シンナーの異常高騰」が、自動車業界および板金塗装業界に与える影響と今後の動向についての推察レポートを公開いたします。

日々現場で多数の車両と向き合い、業界トップクラスの施工件数を有する当社の視点から、業界全体が直面している課題と、消費者(ドライバー)の皆様が今後知っておくべき変化について考察をまとめました。

■中東情勢の緊迫化とナフサ不足の連鎖

2026年現在、イラン周辺をはじめとする中東情勢の緊迫化により、原油の海上輸送ルートに不確実性が生じています。これが引き金となり、原油を精製して作られる「ナフサ(粗製ガソリン)」の調達が世界的に困難な状況に陥っています。

ナフサは石油化学製品の基礎原料であり、自動車の塗装に不可欠な塗料やシンナーの主原料です。このナフサ不足により、国内の大手塗料メーカー各社は前例のない規模での値上げと供給制限(アロケーション)に踏み切りました。日本ペイントによるシンナー製品の75%値上げや、関西ペイントによる50%以上の値上げといった歴史的な価格高騰が、現在進行形で市場を直撃しています。

■板金塗装業界とシンナーの「不可分な関係」と市場報告

自動車の板金塗装において、シンナーは決して省くことのできない必需品です。使用用途は主に以下の2つに分かれます。

希釈用シンナー: 塗料の粘度を調整し、車体に美しく吹き付けるために塗料に混ぜるもの。

洗浄用シンナー: 塗装終了後、スプレーガンなどの精密な機材に付着した塗料を洗い落とすためのもの。

現在、市場では「通常1缶4,000円弱で取引されていたシンナーが16,000円に跳ね上がっている」といった実態も報告されており、表面上の値上げ率(75%等)を遥かに超える実質的なコスト増が現場を圧迫しています。

■今後の自動車業界・板金塗装業界はどうなるか?(当社の推察)

このような異常事態を受け、今後の自動車関連業界には以下のような変化が訪れると推察されます。

① 新車価格への波及

塗料やシンナーの高騰は、補修(修理)現場だけでなく、自動車の製造ラインにも影響を及ぼします。今後、新車の車両本体価格がさらに上昇する圧力が強まる可能性があります。

② 修理業者の淘汰と「倒産リスク」の加速

東京商工リサーチのデータによれば、2025年度の塗装工事業の倒産は前年度比22.2%増の143件となり、過去20年で最多、23年ぶりの高水準を記録しています。中東情勢の緊迫化による材料費の異常な高騰に対して「価格転嫁(値上げ)ができない」、あるいは「供給制限によって材料が手に入らず作業ができない」という中小規模の工場が続出し、さらに業界内での統廃合や廃業が加速すると考えられます。

③ 消費者の防衛策:「部分塗装」の圧倒的コストメリット化

材料費が高騰する中、パネル1枚を丸ごと塗装する手法や、全塗装(オールペン)などは、使用する塗料・シンナーの量が多いため、価格がこれまで以上に跳ね上がっていく可能性があります。

これからの時代、消費者が修理費用を抑えるための最も有効な手段は、「傷のついた箇所だけをピンポイントで直す『部分塗装(部分補修)』」になります。塗料やシンナーの使用量を最小限に抑えることで、高騰の影響を回避し、安価に直すスタイルが、今後の主流となっていくと推察されます。

池内自動車の取り組み

こうした厳しい業界環境の中、株式会社イケウチにおきましても、品質を一切落とさずに事業を継続するため、当社は以下の「2つの強力な独自の取り組み」をしております。

■関東を中心とした「直営31店舗」の圧倒的仕入れ網

当社は直営網を31店舗展開する、業界でもトップクラスの企業規模を有しています。このスケールメリットを最大限に活かし、各メーカーや問屋との独自ネットワークによる一括大量購買を行うことで、材料単価の引き下げと安定供給の確保を実現しています。

■全店舗への「シンナー再生機」の完全導入

当社では環境保全と経費削減の両立を果たすため、希釈用などに使用した廃溶剤(シンナー)を最大80%再生して洗浄用として再利用できる「シンナー再生機」を全直営店舗に導入しております。これにより、洗浄用シンナーを大量に購入し続ける必要がなくなり、今回の高騰による影響を大きく相殺することに成功しています。

株式会社イケウチは、今後も「車をぶつけてしまって不安なお客様に、少しでも安く、そして安心して修理を任せてもらいたい」という信念のもと、業界最大手としての知見とインフラを活かし、徹底した企業努力で皆様のカーライフをサポートしてまいります。

<株式会社イケウチ 会社概要>

会社名: 株式会社イケウチ

所在地: 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目3番23号 WeWork日テレ四谷ビル 2F

代表者: 代表取締役社長 池内 美友

事業内容: 自動車板金補修およびそれに付随する全ての業務

公式Instagram: https://www.instagram.com/ikeuchi_bankin/

公式X: https://x.com/IKEUCHI_BANKIN

YouTube: https://www.youtube.com/@ikeuchijidousha

コーポレートサイト: https://ikeuchi-jidousha.co.jp

【池内自動車について】 株式会社イケウチ(本社:東京都千代田区)が運営する、全国31店舗展開の板金塗装専門店です。「早い・安い・丁寧」をコンセプトに、自社工場直営による中間マージンの排除と徹底した工程管理により、業界トップクラスのコストパフォーマンスと短納期を実現しています。2025年度には年間修理台数30,496台を突破。豊富な施工データと熟練の職人技を強みに、キズ・へこみ直しに特化した「街の車の駆け込み寺」として、デジタル見積もりやSNSを通じた透明性の高いサービスを提供しています。

<本件に関するお問い合わせ>

株式会社イケウチ 広報担当 Email:info@ikeuchi-jidousha.co.jp

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会社概要

株式会社イケウチ

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URL
https://www.ikeuchi-jidousha.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区麹町5-3-23 WeWork日テレ四谷ビル 2F
電話番号
-
代表者名
池内美友
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
2014年12月