坂本龍一の記憶と想像の人物録、書籍『坂本図書』が早くも増刷になりました。重版を記念して本書あとがきを特別公開。
書籍『坂本図書』は、2018年から2022年にわたり「婦人画報」で掲載された、連載「坂本図書」36回分と、2023年3月8日に実施された坂本龍一と旧知の仲である編集者・鈴木正文氏との対談「2023年の坂本図書」を収録しています。本から始まり、本に気づかされ、本で確信する。本書は、本を媒介に浮かび上がる、坂本龍一の記憶と想像の人物録です。
この度の重版を記念し、本書のあとがきを特別公開いたします。
▼本書のあとがきを特別公開
あらゆる垣根 超えてゆく好奇心|『坂本図書』あとがき(文 吉田純子)
重版を記念し、バリューブックス・パブリッシングサイト上にて吉田純子さんによる『坂本図書』のあとがきを公開しております。
https://s.valuebks.info/sakamotolibrary_atogaki
吉田純子(よしだ・じゅんこ)
朝日新聞編集委員。和歌山県生まれ。1993年東京芸術大学音楽学部楽理科卒業、96年同大学院音楽研究科(西洋音楽史)修了。伴奏ピアニスト、キーボード奏者、音楽ライターを経て97年朝日新聞社入社。仙台支局、整理部、広告局広告第4部(金融担当)などを経て現職。コラム「日曜に想う」を執筆中。
▼図書構想「坂本図書」について
「坂本図書」は、「いつか古書店の店主になるのが夢だった」と語るほど、愛書家として知られる坂本龍一氏が2017年から準備を進めていた、自身の本を多くの人と共有するための図書構想です。今年3月28日に71歳で亡くなった、坂本龍一氏の意思を継いだ《一般社団法人坂本図書》が設立されました。
設立に伴い、坂本龍一氏の所蔵の本を実際に手に取り、読むことができる空間「坂本図書」が2023年9月にオープンし、完全予約制・場所非公開の空間は早くも大きな話題を呼んでいます。
▼「坂本図書」とバリューブックスについて
バリューブックスでは、一般社団法人坂本図書の理念に賛同し、同団体による本にまつわる活動をサポートします。第一弾となる書籍『坂本図書』をはじめ、今後一般社団法人坂本図書が刊行していく予定の書籍の出版や、この都内某所の図書スペース「坂本図書」が今後行っていく予定の古書その他の物販の流通などをになっています。
また、このたび刊行する『坂本図書』の、バリューブックスのウェブサイトにおける販売に伴う書店としての利益分を、一般社団法人坂本図書に還元しています。
▼書籍情報
書名:坂本図書
ISBN:978-4-910865-06-5
発行:一般社団法人坂本図書
発売:バリューブックス・パブリッシング(株式会社バリューブックス)
発売日:2023年9月24日
価格:2200円(税込)
頁数:288ページ
判型:四六判
▼書店のみなさまへ
バリューブックス・パブリッシングの本は、「一冊!クラブ」直取引代行を通じて、書店さまの店頭にお届けします。ミシマ社の本のお取り扱いがある書店さまであれば、同様のルートで注文ができます。
▼一冊!クラブの詳細に関してはこちらからご確認ください▼
https://1satsu.jp/club/
「一冊!取引所」(https://1satsu.jp/)より、ウェブ注文をご利用ください。新規口座開設も簡単です。電話・FAXのご注文は、ミシマ社が窓口となって承ります。
▼書店さま向け書籍紹介ページ▼
https://1satsu.jp/item/14387/
バリューブックスは、本書を販売してくださる書店さまとの連携にも積極的に取り組んでいます。フェアやイベントの開催をはじめ、どんなことでもお気軽にご相談ください。
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