石川県伝統工芸事業者24社が3月6日(水)、7日(木)開催の京都ギフトショーへ出展

石川県伝統産業市場変化対応支援事業『イシカワルクラフト』

株式会社Culture Generation Japan

2024年2月21日 11時00分

世界に誇れる日本文化の継承と創造を目指すビジネスプロデュースカンパニー、株式会社Culture Generation Japan（カルチャージェネレーションジャパン、東京都中央区 / 代表取締役堀田卓哉）が運営する石川県伝統産業市場変化対応支援事業『イシカワルクラフト』(*1)は、石川県内の伝統工芸事業者24社と共に2024年3月6日(水)、7日(木)で開催される「京都ギフトショー」へ出展いたします。

*1 事業主体：石川県 / 公益財団法人石川県産業創出支援機構委託事業

加賀百万石文化・石川県で受け継がれる伝統工芸事業者24社の挑戦

能登地域をはじめ、石川県には江戸時代に花開いた加賀百万石文化が今なお息づいており、数多くの貴重な文化財や優れた伝統工芸、伝統文化が脈々と受け継がれています。伝統工芸においては、国指定、県指定、稀少伝統工芸を合わせるとその数全36種、1,300を超える伝統工芸事業者が技術と文化を受け継ぎ今も事業を行っています。

石川県の伝統工芸事業のさらなる発展を目指し、伝統工芸に携わる事業者が集い、付加価値の高い商品開発やブランド力の向上などに取り組む事業として令和4年度から石川県伝統産業市場変化対応支援事業（通称『イシカワルクラフト』）はスタートし、今年度は24社の伝統工芸事業者が参加しました。

震災後の営みを続けていくために。商品とものづくりへの想いを京都で伝える

生活様式の変化や消費者の嗜好の変化、そして近年では新型コロナウイルス感染症の猛威など、取り巻く環境は厳しい状況が続いている中、年初に突如として襲った令和6年能登半島地震は、能登半島を中心に県内に大きな被害をもたらし、現在も復興は道半ばな状況です。

今回、本事業の集大成として、2024年3月6日(水)、7日(木)に開催される京都ギフトショーへ出展することとなりました。震災復興の渦中ながらも、この困難に負けず、石川県の伝統工芸24社が集います。

本事業に参加する伝統工芸事業者の中には、今回の能登半島地震で被災された方々もおり、会場参加の叶わない各事業者の商品や新たな提案の発信はプログラムの運営チームが京都ギフトショー内でサポートを行う予定です。

県産品の目印となり、石川県の復興と消費回復を応援する、石川県『能登のために、石川のために応援消費おねがいプロジェクト』ロゴ

これまでプログラムで取り組んできた新商品の開発やリブランディングなどを経て、ブラッシュアップした商品の数々が並び、石川県に根付く多種多様な工芸の数々とその作り手の技術や思いに触れる機会となります。ぜひ足をお運びください。

京都ギフトショー

■日時　　　：2024年3月6日(水)〜7日(木)｜10:00〜18:00(最終日は〜17:00)

■会場　　　：京都市勧業館みやこめっせ 1階、3階　

　　　　　　〒606-8343 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9−1

■ブース番号：3階【住058-060】

■出展企業名：

　浅田漆器工芸（山中漆器）

　朝日電機製作所（九谷焼）

　石川漆宝堂（山中漆器）

　いち松（輪島塗）

　大島東太郎商店（山中漆器）

　大竹仏壇製作所（金沢仏壇）

　奥田染色（加賀友禅）

　金沢友禅工房どんちや（加賀友禅）

　かのりゅう（山中漆器）

　北市漆器店（山中漆器）

　瑾齋（山中漆器）

　小山箸店（輪島塗　箸）

　Gold-Knot（金沢箔）

　九谷結窯（九谷焼）

　芝山佳範（漆、沈金）

　清峰堂（九谷焼）

　忠兵衛PRO（輪島塗）

　堆朱杏奈（山中漆器）

　津田水引折型（加賀水引細工）

　西山産業開発（牛首紬）

　升井彩本乾漆（輪島塗）

　瑞白（漆、蒔絵）

　山崎麻織物工房（能登上布）

　友禅空間工房久恒（加賀友禅）

※出展者名50音順

※諸事情により出展企業は、変更になる場合がございますのでご了承願います。

石川県伝統産業市場変化対応支援事業『イシカワルクラフト』について

公益財団法人石川県産業創出支援機構の委託事業として、2022年から継続している石川県内の伝統工芸事業者を支援するプログラムです。2023年度は、九谷焼、輪島塗、加賀友禅をはじめ、多種多様な伝統工芸が息づく石川県の企業、個人合わせ24社が参加。「掘り下げるコース」「拡張するコース」の2つに分かれ、専門家のアドバイスのもと、それぞれが持つ課題と向き合い、自らが考え、実行するまでを目標に取り組みを行います。さらに展示会やイベントへ出展するなどし、これらを経て得たノウハウやマーケティングによる結果を通して、今後の事業に継続的に活かし、更なる発展へと繋げていくことを目的としています。