ソニーグループと放課後NPOアフタースクール主催によるフォーラムを開催「ソーシャルセクター×企業で実現する　コレクティブ・インパクトによる子どもの格差解消」

2024年1月29日（月）15：30～17：30＠ソニーシティ大崎

特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール

2023年12月19日 10時13分

ソニーグループ株式会社（以下、ソニー）と特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール（以下、放課後NPOアフタースクール）は、2024年1月29日（月）に、「ソーシャルセクター×企業で実現するコレクティブ・インパクト※による子どもの格差解消」をテーマにフォーラムをソニーシティ大崎で開催します。
2022年の「社会課題に企業とNPOはどう挑戦するか」をテーマとしたフォーラムへの好評を受け、さらに「コレクティブ・インパクトによる課題解決へ向けたアクション」について議論を深めるべく、本フォーラムを開催します。

※コレクティブ・インパクトとは、2011年、米国のジョン・カニアとマーク・クライマーが発表した論文の中で提唱された概念です。ソーシャルセクター、企業、行政や自治体など、異なる分野の参加者が協働し、さまざまな社会課題の解決に取り組むことで、集合的（コレクティブ）なインパクトを最大化すること、またはその枠組みを実現するためのアプローチを意味します。

　2023年4月にこども家庭庁が新設されると同時に「こども基本法」が施行され、より包括的な行動計画が示された「こども大綱」の策定が進んでいます。そのような中、深刻化する子どもの格差解消に向けて、ソーシャルセクター、企業、行政などさまざまなセクターでそれぞれ取り組みを進めているものの、依然として課題解決に至っていない状況があります。本質的な課題の解決に向けては、さまざまなアクターが共通のアジェンダに対してコミットする「コレクティブ・インパクト」によるセクターを超えた共創をさらに活性化させていくことが期待されています。

　このような背景を受け、当フォーラムでは、さまざまな企業やNPOの社会貢献事業について投資とアドバイスを行っている一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ代表理事兼CEO鈴木栄氏をモデレータとして招き、子どもの格差問題に取り組むソーシャルセクターや企業とともに、それぞれの立場で抱える課題共有を行います。その上で、目指すべき方向性や具体的なアクションについて議論することで、コレクティブ・インパクトの実現へとつなげていきます。

　子どもの格差解消に取り組まれている多くの企業・団体の皆さまにご参加いただき、協働して解決の糸口を見出すことを目指します。

イベント概要

「ソーシャルセクター×企業で実現するコレクティブ・インパクトによる子どもの格差解消」

・日時：2024年1月29日（月）15：30～17：30　※終了時間は前後する可能性がございます。

　受付時間：15：10～

・対象：企業のCSR部門、サステナビリティ部門担当者様、子どもを取り巻く格差の解消に向けた活動を行うNPO等団体、行政の担当者様

・参加費：無料
・形式：対面

・会場：ソニーシティ大崎　カンファレンスホールA（東京都品川区大崎2-10-1）

　https://www.sony.com/ja/SonyInfo/CorporateInfo/Data/Map/

お申し込み方法

Peatixページよりお申し込みください。

URL：https://sonynpoforum.peatix.com

申し込み締め切り：1月25日（木)

内容

１．冒頭セッション：　

－司会より主旨説明

－主催者挨拶

　ソニーグループ株式会社　サステナビリティ推進部　シニアゼネラルマネジャー　シッピー光

－コレクティブ・インパクト実現のキーについて　

　一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ　代表理事兼 CEO　鈴木栄

２．登壇企業・団体の活動紹介と課題共有：

【企業】

－株式会社三井住友フィナンシャルグループ　

　サステナビリティ企画部　社会貢献グループ長　大萱　亮子

－ソニーグループ株式会社　

　サステナビリティ推進部CSRグループゼネラルマネジャー　石野　正大

【ソーシャルセクター】

－認定特定非営利活動法人キッズドア　理事長　渡辺　由美子
－特定非営利活動法人放課後NPOアフタースクール　代表理事　平岩　国泰

3.　パネルディスカッション：

「コレクティブ・インパクトによる課題解決へ向けたアクションについて」

－三井住友フィナンシャルグループ　大萱　亮子

－キッズドア　渡辺　由美子

－ソニーグループ　石野　正大

－放課後NPOアフタースクール　平岩　国泰

登壇者プロフィール（ご登壇順）

[モデレータ]

鈴木　栄

一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ　代表理事兼 CEO

物理化学の研究から、経営コンサルティング、PCの製造販売企業、航空貨物のスタートアップ、製薬業界に特化したコンサルティング、プライベート・エクイティー投資先企業の業績拡大支援などを経験した後、NPOや社会的企業への投資とインパクト拡大支援をする現職に就任。

[登壇者]

大萱　亮子

株式会社三井住友フィナンシャルグループ　サステナビリティ企画部　社会貢献グループ長

1999年、住友銀行（現三井住友銀行）入行。大企業法人営業、国際金融機関取引や貿易金融に従事、リスク管理部門で非日系ポートフォリオや証券化商品管理を経験。2017年より経営企画部CSR室で社会貢献企画、ESG開示や評価機関対応を経て2023年4月より現職。2010年ワシントン大学にてMBA取得。公益財団法人三井住友銀行国際協力財団専務理事。

渡辺　由美子

認定特定非営利活動法人キッズドア　理事長　

2009年内閣府の認証を受け、特定非営利活動法人キッズドアを設立。子どもの学習支援および居場所を首都圏および宮城で運営。 2020年からは、日本全国の困窮子育て家庭を支援する「ファミリーサポート事業」を開始。近年では、行政や他団体、民間企業と連携したコレクティブ・インパクト事業を行う他、支援の制度化に向けて政策提言を行っている。

石野　正大

ソニーグループ株式会社　サステナビリティ推進部 CSRグループゼネラルマネジャー

ソニー株式会社（現ソニーグループ株式会社）に入社後、本社環境・CSR部門において、環境マネジメントシステム運用、環境規制対策、NGOとの共同プロジェクトの企画、サプライチェーンの人権対応、サステナビリティ情報開示、統合報告書企画・制作、欧州における環境・安全衛生・CSR担当など、サステナビリティ全般の業務に従事。現在はサステナビリテ　　

　　　　　　　　　　ィ推進部CSRグループを統括。