「女性向けユニホームの充実」と「Web申請の導入」で女性ドライバーの快適な環境をさらに追及

物流業界での女性の活躍を積極的にサポート!

1,400台のトラックと2,300人超のドライバーで毎日500万人の食生活を支える物流インフラ企業、アサヒロジスティクス株式会社(埼玉県さいたま市大宮区/代表取締役社長 横塚元樹)では、2019年12月より「クローバープロジェクト」を発足し、女性・若手ドライバーの働く環境を整備し積極的に採用を行うことを目的とした取り組みを行っております。この活動の1つとして、女性ドライバーからの意見を採り入れた「女性向けユニホーム」の導入を2021年4月より開始しておりましたが、この度4種類から6種類にサイズ展開を広げ、より多くの皆さんに快適に着用いただける準備が整いました。あわせて、女性向けユニホームのサイズ交換や追加支給を申請する際のWeb申請を導入。女性向けユニホームの申請時に限り、中身が見えない袋に個人別に封入されるよう支給方法の変更も行いました。いずれも8月31日より運用を開始いたします。日々着用しているユニホームをより快適なものに、また特に女性担当者が在籍していない拠点においてのユニホームの申請時や支給時のストレスを軽減するための取り組みです。

【女性向けユニホームの特徴】 (詳細:別添資料①)

①    ポロシャツは透け感が気にならないデザインに変更し、軽く肌触りが柔らかい素材に
(半袖ポロシャツで約70g軽量化 ※肩幅・裾幅の大きさが近いもので比較)
②    パンツはタックを入れて腹部にゆとりを持たせ、脚幅は太すぎず足さばきの良いシルエットに
③    ベルトは腹部の圧迫を軽減し、軽量化も可能なテープタイプに変更(約55g軽量化)

【女性向けユニホーム導入の経緯】
「私たちが欲しいのは、ただサイズが小さいだけのユニホームじゃない!」
きっかけは、女性ドライバーからのこの意見でした。
当社では、2019年12月に女性・若手ドライバーの働く環境を整備し積極的に採用を行い、活躍の場を広げる目的で「クローバープロジェクト」を発足。その最初の取り組みである女性専用車両「クローバー」(別添資料②)導入にあたり、女性ドライバーとの意見交換を行った際に出てきた声です。これをきっかけに2020年6月に女性ドライバー102名を対象にアンケートを実施しました。そこで出てきたのが「ウエストに合わせるとパンツの丈が短い」「パンツの脚幅が太すぎて動きにくい」「半袖のポロシャツは日焼けが気になるが、長袖は暑くて夏場は着られない」などの意見です。
現行のユニセックスタイプはS~7Lまでの9サイズを用意し、サイズ展開を広くすることで男女問わず着用いただけるようにしていました。しかし、女性の快適を考えた際「ただ小さいサイズがあればいい」というものではなく、女性の体型や好みに合わせたユニホームが必要であることに気が付いたのです。ここからクローバープロジェクトにて女性向けユニホームの導入の検討を開始し、2021年4月より着用開始となりました。なお、女性向けユニホームの着用は強制するものではなく、現行のユニセックスタイプの着用も可能としています。

【さらなる「快適」を目指して継続的に改善を】
無事に導入を開始した女性向けユニホームでしたが、現行のユニセックスタイプの着用に慣れていた一部の女性ドライバーからは「シルエットが細すぎて合うサイズがない」「素材が柔らかくなった分、身体のラインが出やすいのでは?」との指摘がありました。そこで、当初作成したS~LLの4サイズに、3L・4Lを加えた6サイズに展開を拡大。あわせて現行のユニセックスタイプとのサイズの違いを比較しやすいようサイズ表を新たに作成し、個人の好みの着用感に合わせてサイズを選べるようにしました。(別添資料③)

よりサイズを細かく選べるようになったために出てきたのが「サイズの変更や追加支給時に自分のサイズを周囲の人に知られてしまう」という不安です。サイズ変更や追加支給の際、従来は拠点担当者への口頭や書面での申請が必要でした。これに対し、女性ドライバーが自身でユニホームの支給申請を行えるよう、Webフォームの運用を開始。同時に、支給の際も中身が見えない袋に個人別に封入する形態へと変更いたします(女性向けユニホームのみ)。常に快適なものを着用いただける、そして申請・支給の際のストレスを軽減するため改善です。2021年8月31日より運用を開始いたします。

サイズを誰にも知られずに申請・変更できますサイズを誰にも知られずに申請・変更できます



別添資料①
女性向けユニホーム各アイテムの特徴
○ポロシャツ(長袖・半袖共通)

襟のクローバーの刺繍襟のクローバーの刺繍

①透け感が気にならないデザインへの変更
 上半分を白から水色に変更、見た目もすっきりとした印象に。
②シルエット全体の変更
 肩幅・胸囲・裾回りのバランスを見直し、女性の体型を意識したサイズ展開に。
③素材を変更し、軽量化と肌触りの柔らかさも追及
(スポーツウェアの素材をイメージ)
 日焼けを気にして「夏でも半袖は着たくない」という意見が多く、風通しがよく、長袖着用でも快適に過ごせることを意識しました。半袖ポロシャツで比較し約70gの軽量化となりました。 
 ※肩幅・裾幅の大きさが近いもので比較
④襟には女性活躍を目指す「クローバープロジェクト」をイメージするクローバーマークを刺繍

○パンツ

①膝の切り替えを無くしたデザインへ変更
 「膝の位置が明確だと、裾上げした際にデザインが崩れる」という声に対応。
②シルエット全体の見直し
 腹部にタックを入れ、腰回りにもゆとりを持たせたシルエットを採用し、女性の体型を意識したサイズ展開に。   
 脚幅は細くして、足さばきが良く動きやすいように改良。
③前面の反射テープを縦に入れることで、見た目をすっきりとした印象に

○ベルト

①素材を変更し着用時のストレスを軽減
 「素材が固く、運転中や腰をかがめた作業の際に腹部への圧迫が気になる」という声に応えて、合皮から軽量で柔らかいテープタイプに変更。バックルもプラスチック素材のものとし、約55gの軽量化を実現しました。

②ホワイトからネイビーへ色を変更
 「合皮のベルトは洗濯できず、見た目の清潔感を保ちにくい」との意見から、汚れを気にせず作業に集中できるネイビーを採用しました。

○女性向けアイテム支給の際は、中身が見えないよう個別に封入

サイズを誰にも知られずに申請・変更できますサイズを誰にも知られずに申請・変更できます

他人にサイズを知られずにストレスなくユニホームの申請を行っていただくことを目的に導入するWeb申請ですが、支給時に他人の目に触れてしまっては意味がありません。予め個別に中身が見えない袋に封入された状態で納品されることにより、ご本人以外に中身を知られることなく支給できます。



別添資料②
女性専用車両「クローバー」の概要
○導入の経緯

物流業界の高齢化・人手不足が深刻化を増している現状で、私たちにできることは何か?
2018年の総務省の労働力調査では、物流業界における女性の割合は2.4%。全産業43.8%に対し、極めて低い状況です。重量物を扱う、長時間・深夜の勤務があるなどのイメージから、まだまだ女性を積極的に登用することが難しいと思われている側面もあります。これからは、無理にそのような環境に女性を投入するのではなく、性別・年齢問わず活躍できる職場環境を、企業側が率先して整備する必要があると考えました。

○導入の目的
2019年12月に女性ドライバーの活躍の場を広げ、気持ち良く働いていただける環境づくりを目指す「クローバープロジェクト」を発足。クローバーのマークはJR車両のグリーン車に使われており、そのイメージから「女性が快適に過ごせる指定席を作ろう」という思いが込められています。その活動の1つが、女性専用車両の導入です。
男性と女性では、体格や体力だけでなく、着眼点やこだわりを持つ部分などにもさまざまな違いがあります。デザインだけでなく、それらの違いも意識した装備を工夫することにより、「使いやすい」「快適」と感じていただけるトラックを導入。
1日のほとんどを過ごすトラックを「乗りたい車両」にすることで、現在在籍しているサービスドライバーにさらに活躍していただくこと、生き生きと働く女性ドライバーの姿をきっかけに、多くの女性に物流業界に関心を持っていただくことを目的としています。

○導入実績
2020年3月
 愛川物流センター(神奈川県愛甲郡愛川町) ・・・3.5トン車 1台
 神奈川営業所 (神奈川県相模原市) ・・・2.95トン車 2台
2020年6月
 松戸事業所 (千葉県松戸市) ・・・2.0トン車 1台、1.0トン車 1台
2021年7月
 狭山チルド物流センター(埼玉県狭山市) ・・・4.0トン車 1台、6.0トン車 1台 
現在計7台が運行中です。

 


○女性専用車両「クローバー」ご紹介
導入拠点の業務内容・女性ドライバーの要望を採り入れているため、装備・機能は拠点により異なります。
※写真は松戸事業所にて使用中の車両です。


別添資料③
ユニホームサイズ表(長袖ポロシャツ・サンプル)

 





 


 

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会社概要

URL
http://www.asahilogistics.co.jp/
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-10-17 シーノ大宮サウスウィング16F
電話番号
048-788-3901
代表者名
横塚 元樹
上場
未上場
資本金
7800万円
設立
1955年01月