【巣ごもりで増えてしまったモノを教育に活用】不要品のおもちゃ・小型家電を回収へ。教育を届け、コロナ禍の児童労働を撲滅する片付け寄付アクション実施中。学校に専用回収BOXを設置
「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン 」7月31日(日)まで実施中
コロナ禍で増えた“おうち時間”の充実や巣ごもり需要により、生活空間の整理・片付けや調理家電に代表される生活家電製品を買い替える人が増えています。また、最新の玩具市場規模は、2001年の調査開始以来、過去最高を記録する*など、少子化の中でもコロナ禍を背景におもちゃへのニーズが高まっています。しかし、子どものおもちゃは、手放そうとしても本人の同意が得られづらく、家電類は引き取り費用が発生するため手放すタイミングや方法に悩んでしまう方が多くいます。
(*参考)日本玩具協会:https://www.toys.or.jp/toukei_siryou_data.html
一方、海外では新型コロナウイルス感染拡大以降、失業したり収入の減った家庭が経済的負担を軽減するために、子どもを働きに出さざるを得ない状況が発生。現在、1億6,000万人、子どもの約10人に1人が児童労働に従事しており、それに伴う教育格差や社会からの孤立といった、子どもを取り巻く問題が日々深刻化しています。
食事の支度を手伝う少女(野菜を切る様子)
特に、バングラデシュには33万人以上いると言われている、閉鎖空間である他人の家の中で、他人の食事や掃除、子どもの世話をする「家事使用人」の少女たちがいます。少女たちは家の中で一日中働くため学校には行けず、また外から発見することが極めて難しいことから「隠された児童労働」とも言われ、性的虐待にも繋がりやすいことから支援の緊急性が高い問題となっています。日本のような”おうち時間”はもちろん、教育を受けたり、遊ぶ時間も十分にありません。

新型コロナウイルス感染拡大以降、首都ダッカに働きに出てくる少女たちもいます。このような状況を受け、 2022年に創立50周年を迎え、児童労働の多いバングラデシュで家事使用人の少女支援等に取り組む認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会は、不要になったおもちゃ、ゲーム、小型調理家電など、買い替えで不要になったり家に眠るモノを再活用して、児童労働の削減・防止等の活動を支援する「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン」を、7月31日(日)までブックオフコーポレーションと共同で実施中です。誰もが自宅から取り組め、親子でも参加できる寄付アクションです。 |
家事使用人として働く少女
- 学校から、自宅から親子で参加、日本のおもちゃとキッチン家電で南アジアの子どもを支援!
- 「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン」概要
◆参加・寄付の方法:
①対象物品をまとめる
②段ボール箱などに梱包する
③キャンペーンサイトより「無料集荷の申し込み」で完了
◆対象物品:おもちゃ、フィギュア、ゲーム類、小型調理家電、ミシン、本・コミック、CD・DVDなど
※期間中、ゲーム機・ゲームソフト、本・コミック、CD・DVDに限り買取金額を10%増加。
◆キャンペーン詳細URL、申込フォーム: https://www.shaplaneer.org/toycam_cl2022/
※電話申込も受付可能です。
シャプラニール東京事務所 03-3202-7863 (受付時間:火~土曜 10:00~18:00 )
※キャンペーン期間終了後も、寄付の受付は通年おこなっています。
例えば、おもちゃ(フィギュア・ミニカー等)10個、または調理家電1個で、途上国の子どもへの授業1日分の寄付に相当。日本からの支援のキモチと不要になった物品を、教育などの支援に変えて活動地に届けます* 。
- おもちゃ10個が「子どもたちの授業1日分」に。
支援センターの様子
調理・キッチン家電1個(約500円)で、
家事使用人として働く少女たちが読み書きを学ぶ授業1日の実施相当に。
● 本・コミック20冊(約1,000円)で、
家事使用人として働く少女たちのための1カ月分の教材費相当に。
●ゲームソフト5本(約5,000円)で、
支援センターの様子
ミシン研修の1カ月開催相当に。
*物品の直接的な搬送は行っておりません。
- 学校に専用回収BOXを設置~日本の子ども・家庭から20箱以上の寄付支援に~
<学校との協働・取り組み例> 東京国際フランス学園(東京都北区)に専用回収BOXを設置。キャンペーンに協力いただいています。
今後も参加型の寄付アクションとして、また“市民による海外協力の会”として、全国の市民同士のつながりを促すと同時に、子どもの権利保護・支援活動を進めてまいります。
- ブックオフと共同開催、不要品活用の“捨てない片付け”で子どもの支援とSDGsの取り組みを強化
- 社会の中で取り残され、児童労働の中でも“支援の緊急性が高い”家事使用人への支援
食卓を整える少女
支援センターでの授業の様子
- シャプラニールについて
- ~支援が届きにくい「取り残された人々、課題」にアプローチする国際協力NGO~
・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動国:バングラデシュ、ネパール、日本
・主な活動内容:児童教育支援、児童労働の予防と削減、減災・防災支援、災害緊急救援・復興支援、在住外国人にかかわる取り組み、フェアトレード活動、開発教育および出版活動、スタディツアー等
・職 員 数:日本:18名、バングラデシュ:13名、ネパール:6名
・公式サイト:https://www.shaplaneer.org/
・オンラインショップ「クラフトリンク」:https://craftlink.shop/
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