インヴェンティット、MDMサービス「mobiconnect」新機能をリリース 〜 多忙な年度末、年次更新のデバイス管理工数を大幅に削減 〜

当社MDMをご利用のお客さまより、年度末や期中でのキッティング業務、運用における操作性改善のご要望をいただき、圧倒的な工数削減に寄与する機能を実装。

インヴェンティット株式会社

インヴェンティット株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:鈴木敦仁、以下インヴェンティット)は、2月25日にリリースした最新バージョン(Ver.31.14)で利用者様の声からデバイス管理工数を大幅に削減・管理する新機能を搭載しました。また、以下の内容には、昨年末(2023年)の機能アップデートの内容を含みます。

アップデートに関しての情報:

https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/28331812002841

社会的背景と課題解決

近年、企業や教育機関がますます多様なデバイスを活用し、これらのデバイスの効率的かつ安全な管理が求められています。特に、年次更新作業においては、新入社員の受け入れや部署移動、学校のライフサイクルなどが発生し、これらの変更に伴うデバイス管理の工数が増加しています。同時に、デバイス数が増える中でアプリの配信成功率や紛失時のセキュリティ対策が重要視され、これらの課題に対処する必要性が高まっています。

 ユーザ様の声からの改善点

年次更新時の初期化に伴う再設定工数の削減

公務の利用者からは、年次更新時にデバイスを初期化する必要があるため、再設定に伴う工数増加が課題とされています。この課題に対応する新機能では、初期化後の再設定工程を大幅に削減し、ユーザーはスムーズにデバイスを運用できるようになります。

 アプリ配信成功率の向上と再配信フローの改善

教育・学習支援業界では、デバイス数が多い場合、アプリの再配信が発生しやすく、成功率の向上が求められています。新機能では、アプリの再配信フローを再考し、成功率の向上を図ります。これにより、教育機関はスムーズかつ確実に学習支援アプリをデバイスに展開できます。

 紛失時の警告音機能の強化

販売代理店からのフィードバックでは、リプレイス先でのデバイス紛失時の警告音機能の利用が重要視されています。新機能では、この機能を強化し、紛失時のセキュリティを一層強化します。これにより、提案先でのセールスプロセスがスムーズに進むことが期待されます。

 新機能による解決策

最新バージョンの新機能は、これらのユーザーの声や市場の要望に応え、年次更新作業におけるデバイス管理工数を圧倒的に削減します。新入社員の受け入れや部署移動、学校のライフサイクルなどに伴う変更にも迅速に対応できるよう設計されています。アプリの再配信においても成功率の向上が期待され、紛失時のセキュリティ対策も一層強化されます。

これにより、情報システムやヘルプデスク、ICT支援員が抱える人材不足や業務負荷にも効果的に対処し、デバイス管理の効率化が図られます。  

             

 新機能の紹介  

1. ReturnToService

企業・学校の年次更新作業で最も多く発生する作業の工数削減を目指しました。

デバイスを遠隔で初期化する際、初期化後にWi-Fiの構成プロファイルを配信します。これにより、自動でWi-Fiに接続されるため、接続時のWi-Fiの選択やパスワード入力がスキップされるため、デバイス利用者・管理者が少ないステップで初期設定を完了することが可能になりました。またあらかじめMDMでデバイス・アプリ設定をしておけば、利用者が使ってほしい環境で初期設定を完了することが可能です。

他のMDMサービスにも同様の機能はありますが、中には実行の過程でコマンド入力が必要であったりと管理者のリテラシーが求められます。mobiconnectの「ReturnToService」は管理画面上の簡単な操作で実行することが可能です。

※本機能を利用するにはDEP(ADE)端末である必要がございます。

2. 「 VPPアプリとブック 」の配信履歴・ジョブのリトライ

業種や部署、学年やクラス単位など、デバイスで利用するアプリは様々です。アプリ配信はデバイスのライフサイクルでも頻度の高い管理業務と言えます。

従来のmobiconnectでは、アプリ配信の実行履歴もジョブとして確認することはできました。しかしながら他の設定や機能制限などのジョブと混在していたため、アプリ配信履歴がわかりにくいという課題がありました。

今回はmobiconnectユーザーにとって利用頻度も高い「アプリ配信」に関して、

配信指示が成功しなかったものに対して、

再配信を実行できるリトライ機能と、専用の履歴管理場面を実装しました。 

専用の管理画面を確認することにより、配信が成功しなかったジョブが明確になり、再配信が簡単に実行できるようになりました。

本機能の実装により、従来のアプリ配信が成功していない履歴を探し、成功していない端末にのみ再度指示を実行する、といった手間が削減されます。

※本機能は弊社提供のアプリ配信オプションサービスをご契約いただいた方のみにご利用いただけるサービスです。

3.  DEP※プロファイル自動割当対応

デバイス管理において、きめ細かな機能制限を端末に行いたい場合は「DEP端末」である必要があります。

デバイスに対して管理者側が設定できる項目が増えるイメージです。

また、Apple社のデバイスを利用する際には「ABM(Apple Business Manager)」「ASM(Apple School Manager)」という管理ポータルを利用し、IDやアプリの管理、MDMとの連携を行います。

従来はあらかじめMDMの管理画面からデバイスに対し、個別またはCSVにより一括でDEPプロファイルを適用しておく必要がありました。今回はその手間を削減し、ASM・ABM上でDEP端末を登録した際に、自動設定割り当てされたDEPプロファイルが端末に適用されます。

※「DEP」は旧名称で、現在は「ADE(Automated Device Enrollment)」が正式です

【他、この度のリリースに関する改善項目の一例】

・「紛失モード」適用時(iOS端末に対する強力なロック機能)に警告音を出す

・条件指定したコンテンツのグループ一括配信に対応

・mobiAppsオンデマンドアプリでJailbreak検知に対応

 など

Inventitは、これからも利用者様の利便性を追求と社会・企業課題の解決に貢献するため、ユーザ様の声や市場と対話を重ね、mobiconnectのアップデートを行って参ります。今後の成長にご期待ください。

■ mobiconnect(モビコネクト)について

「mobiconnect」は、インヴェンティット株式会社が提供する法人・教育機関向けモバイルデバイス管理サービス(MDM)です。

スマホやタブレット、PCなどの業務・学校で利用するモバイルデバイスを遠隔からアプリ配信や設定変更、紛失時には位置情報取得・ロック・データ消去ができるモバイルデバイス管理サービスです。管理コストを抑え、効率的なデバイス運用を可能にします。

現場重視の機能と使いやすさで、企業や学校・教育委員会など、様々な環境で活用されています。

文教市場においてトップクラスのシェアを誇る「mobiconnect for Education」は、教育現場に沿ったデバイスの管理運用で、保護者・教員にとっての「安心」と子供たちの「安全」を、「mobiconnect for Business」では、あらゆる業界・業種の顧客満足とセキュリティを守ります。

国産MDMならではのサポート品質で、デバイス導入・運用のノウハウに長けたスタッフがしっかりとサポートします。

https://www.mobi-connect.net/


■ インヴェンティットについて

インヴェンティットは、リモート管理技術を核としたソリューションベンダーです。世界標準のフレームワークに加え、高度なシステム構築力と提案力によりデバイスの付加価値を高め、企業のサービス構造を革新します。

【インヴェンティット会社概要】

社名  : インヴェンティット株式会社

東京本社: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿六丁目3番1号 新宿アイランド・ウイング5階

設立  : 2007年6月12日

資本金 : 1億円

代表者 : 代表取締役社長 鈴木 敦仁

URL   : https://www.yourinventit.com/

【本件に関するお問い合わせ先】

インヴェンティット株式会社 カスタマー本部 山中、臼井

 E-mail: promotion@yourinventit.com


会社概要

インヴェンティット株式会社

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URL
https://www.yourinventit.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿六丁目3番1号 新宿アイランド・ウイング5階
電話番号
03-6272-9911
代表者名
鈴木 敦仁
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2007年06月