マルウェア攻撃は前四半期比21%増、フィッシングメール数は6月に今年最多を記録
2022年4月~6月のフィッシングとマルウェアに関するレポートを発表
AIベースの脅威検出、ユーザーのセキュリティ意識向上、インシデント対応における世界的リーダーで、世界中で10億個のメールボックスを保護するVade(本社:フランス共和国リール、読み方:ヴェイド)は本日、2022年第2四半期(4月~6月)のフィッシングおよびマルウェアの検出状況をまとめた「2022年第2四半期フィッシングおよびマルウェアレポート(https://www.vadesecure.com/ja/blog/2022%E5%B9%B4%E7%AC%AC2%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88)」を発表しました。
主な所見
本レポートでは、第2四半期にマルウェアに感染したメールが前四半期比で21%増加したことが明らかになりました。また、フィッシングメールの数は、第2四半期を通して前月比で増加し、6月には2022年1月以降最も多いフィッシングメール数を記録しました。
マルウェアは5月に31%急増し、フィッシングメールは6月に急増
マルウェアの活動は、2022年3月に前月比で201%の大幅な増加を見せた後、4月に減少しました。しかし同5月にマルウェアの活動は著しく増加傾向に転じ(前月比31%増)、6月にも再び増加しました(前月比29%増)。Vadeは合計で6,830万件のマルウェアに感染したメールを検出しました。
フィッシングメールは4月に前月と比較して23%増加し、5月には前月と比較して12%、6月には前月と比較して88%増加しました。この四半期に、Vadeは1億5,460万件のフィッシングメールを検出しました。
Emotetが苦しめ続ける
Emotet に感染したメールは、ヨーロッパ全体に広がり続けており、Vadeでは7万762件の攻撃を検出し、前四半期比で44%増加しました。Emotetは米国でも広まり続けていますが、その量ははるかに少なく、この四半期に2,290件のEmotet攻撃を検出しましたが、前四半期比で32%減少しています。日本では3,460件のEmotet攻撃を検出し、日本に攻撃が集中した前四半期と比べると69%減少しています。
ハッカーは最も信頼度の高い日本のブランドになりすました
本レポートでは、第2四半期にフィッシングで最もなりすましの多かったブランドにも注目しています。Facebookがフィッシング攻撃で最もなりすましの多いブランドになり、日本のauがそれに続き2位。そして、Microsoft(3位)、Credit Agricole(4位)、WhatsApp(5位) がトップ5を占めました。ランキングのトップ25には3つの日本のブランドがランクインしており、1つがau、もう2つはクレディセゾン(16位)と楽天(18位)でした。
金融サービスのブランドは、他のどのブランドよりも多くなりすましの被害を受けました。第2四半期は、金融サービスからトップ25に9つのブランドがランクインし、Vadeが検出したフィッシングURL全体の31%
を占めました。ソーシャルメディアは2番目になりすましの多かった産業で、フィッシングURLの23%を占め、インターネット/通信事業(20%)、クラウド(17%)、eコマース/ロジスティクス(8%)がそれに続きました。
レポートの全文はこちら(https://www.vadesecure.com/ja/blog/2022%E5%B9%B4%E7%AC%AC2%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88)から確認できます。
Vadeについて
Vadeは、AI(人工知能)を用いた脅威検出とその対応技術の開発に特化したグローバルなサイバーセキュリティ企業です。サイバーセキュリティの向上とIT効率の最大化をサポートする評価の高い製品とソリューションを、ISP、MSPおよび企業に提供しています。Vadeの製品とソリューションは、マルウェア、ランサムウェア、スピアフィッシング、ビジネスメール詐欺、フィッシングなどのメールを介したサイバー攻撃から消費者、企業、組織を保護します。2009年に設立され、現在10億個以上のメールボックスを保護しています。2016年には、日本法人のVade Secure株式会社(現Vade Japan株式会社)を東京都・港区に立ち上げ、日本市場に本格参入しました。
詳細はhttps://www.vadesecure.com/jp/や、Twitterの@VadeSecureまたはLinkedInのhttps://www.linkedin.com/company/vade-secure/にて確認できます。
主な所見
- 第2四半期に検出されたフィッシングメールの数は1億5,460万件
- マルウェアに感染したメールの数は6,830万件
- Facebookはフィッシング攻撃で最もなりすましの多いブランド
- 第2四半期のフィッシングURLの34%が金融サービスブランドへのなりすまし
本レポートでは、第2四半期にマルウェアに感染したメールが前四半期比で21%増加したことが明らかになりました。また、フィッシングメールの数は、第2四半期を通して前月比で増加し、6月には2022年1月以降最も多いフィッシングメール数を記録しました。
マルウェアは5月に31%急増し、フィッシングメールは6月に急増
マルウェアの活動は、2022年3月に前月比で201%の大幅な増加を見せた後、4月に減少しました。しかし同5月にマルウェアの活動は著しく増加傾向に転じ(前月比31%増)、6月にも再び増加しました(前月比29%増)。Vadeは合計で6,830万件のマルウェアに感染したメールを検出しました。
フィッシングメールは4月に前月と比較して23%増加し、5月には前月と比較して12%、6月には前月と比較して88%増加しました。この四半期に、Vadeは1億5,460万件のフィッシングメールを検出しました。
Emotetが苦しめ続ける
Emotet に感染したメールは、ヨーロッパ全体に広がり続けており、Vadeでは7万762件の攻撃を検出し、前四半期比で44%増加しました。Emotetは米国でも広まり続けていますが、その量ははるかに少なく、この四半期に2,290件のEmotet攻撃を検出しましたが、前四半期比で32%減少しています。日本では3,460件のEmotet攻撃を検出し、日本に攻撃が集中した前四半期と比べると69%減少しています。
ハッカーは最も信頼度の高い日本のブランドになりすました
本レポートでは、第2四半期にフィッシングで最もなりすましの多かったブランドにも注目しています。Facebookがフィッシング攻撃で最もなりすましの多いブランドになり、日本のauがそれに続き2位。そして、Microsoft(3位)、Credit Agricole(4位)、WhatsApp(5位) がトップ5を占めました。ランキングのトップ25には3つの日本のブランドがランクインしており、1つがau、もう2つはクレディセゾン(16位)と楽天(18位)でした。
金融サービスのブランドは、他のどのブランドよりも多くなりすましの被害を受けました。第2四半期は、金融サービスからトップ25に9つのブランドがランクインし、Vadeが検出したフィッシングURL全体の31%
を占めました。ソーシャルメディアは2番目になりすましの多かった産業で、フィッシングURLの23%を占め、インターネット/通信事業(20%)、クラウド(17%)、eコマース/ロジスティクス(8%)がそれに続きました。
レポートの全文はこちら(https://www.vadesecure.com/ja/blog/2022%E5%B9%B4%E7%AC%AC2%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88)から確認できます。
Vadeについて
Vadeは、AI(人工知能)を用いた脅威検出とその対応技術の開発に特化したグローバルなサイバーセキュリティ企業です。サイバーセキュリティの向上とIT効率の最大化をサポートする評価の高い製品とソリューションを、ISP、MSPおよび企業に提供しています。Vadeの製品とソリューションは、マルウェア、ランサムウェア、スピアフィッシング、ビジネスメール詐欺、フィッシングなどのメールを介したサイバー攻撃から消費者、企業、組織を保護します。2009年に設立され、現在10億個以上のメールボックスを保護しています。2016年には、日本法人のVade Secure株式会社(現Vade Japan株式会社)を東京都・港区に立ち上げ、日本市場に本格参入しました。
詳細はhttps://www.vadesecure.com/jp/や、Twitterの@VadeSecureまたはLinkedInのhttps://www.linkedin.com/company/vade-secure/にて確認できます。
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