等身大で、いつでも、どこでも「つながる」体験を実現——オリバーが常時接続型コミュニケーションシステムを開発

オフィスやホテル、レストラン、商業・医療・公共空間などホスピタリティ空間のインテリアを創造する株式会社オリバー(本社:東京都、代表取締役:大川和昌)は、空間と人をつなぐ試みとして、テレプレゼンスシステム「窓」を展開するMUSVI株式会社の協力のもと、新しいWeb会議体験を提供する、常時接続型コミュニケーションシステムの実証実験機を開発しました。本製品は、等身大映像によって4つの拠点を常時接続することで、“同じ空間にいるような”自然な対話を実現。オリバーが長年培ってきた空間づくりの知見と、MUSVIが提供するテクノロジーを融合した取り組みです。
製品概要
本製品は、MUSVI株式会社(本社:東京都品川区)が開発したテレプレゼンスシステム「窓」(以下「窓」)をベースに、UI/UX面から独自のプロダクトとして、カスタマイズ・拡張したものです。
「窓」は、“まるで本当にその場所にいるかのような”自然な存在感と視線のやりとりを可能にする、等身大の遠隔コミュニケーションのシステムです。介護施設やリモートオフィスなどでも活用されており、人と人との心理的な距離を縮めるテクノロジーとして注目されています。
今回の取り組みでは、4拠点を同時につなぐ常時接続型の実証機を構築し、より高度で柔軟なコミュニケーション環境の実現を目指します。

製品の特徴
1.等身大の全身表示で高い臨場感
表情や声だけでなく、身振り手振りを含めた全身での表現が可能。実際に対面しているかのような自然なコミュニケーションを実現します。
2.4拠点同時接続 & 常時接続型
システム稼働中(例:9〜18時)は常に接続された状態を維持。雑談や立ち話のような自然発話が生まれやすくなります。
3.つながり感の段階設定
「強」=映像・音声オン、「中」=映像のみ、「弱」=ぼかし映像で存在感のみ共有。関係性に応じた接続設計が可能です。
4.自然な視線共有と快適な対話設計
カメラ配置により、リアルで相手の顔を見て話しかけるときに近い自然な視線共有が可能です。モニター角度も最大65度まで調整でき、3方向に囲まれた空間で複数名との同時対話を円滑にします。
活用シーン
新入社員オリエンテーションや異動時のフォロー
拠点を越えたメンバーの「顔・声・動き」が見えることで、心理的な距離を一気に縮めることができます。
重要顧客へのプレゼンテーション
等身大映像によるリアルな表現で、熱意や誠実さを伝えることができます。
グローバル拠点との共同会議
モックアップやプロトタイプを前にした議論や、動きや操作の共有もスムーズに行えます。
人事面談やカウンセリング
表情や所作が伝わることで、距離を超えた寄り添いが可能になります。
今後の展開
現在、本製品はオリバー日本橋オフィスにて実証運用を開始しており、東京・大阪・名古屋の拠点と常時接続しています。今後は拠点の拡大や多様な利用シーンへの最適化を進めるとともに、想定外の使われ方から新しい価値を見出す柔軟な導入支援も視野に入れています。
オリバーは、家具や空間のデザインにとどまらず、デジタル技術と空間設計を融合させることで、より豊かな体験を提供してまいります。
本システムの詳細や体験をご希望の方は、日本橋オフィスへお問い合わせください。
オフィス見学予約:https://place2-5.oliverinc.co.jp/reservation/

MUSVI株式会社について
MUSVI株式会社は、距離の制約を超えて、リアルに“会う”ことができる自然なコミュニケーションを実現するテレプレゼンスシステム「窓」の開発、販売、関連ソリューションを提供しています。200以上の企業、教育・医療機関、自治体等に導入されており、人や空間をつなぐプロジェクトに貢献しています。本取り組みにおいては、「窓」の提供および実証実験に協力しています。
※「窓」は、MUSVI株式会社の登録商標です。
公式サイト:https://musvi.jp
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