ニューヨークで開催されるアートフェア「Future Fair 2026」にGOCA by Gardeが出展 キュレーション展示「Mapping Autonomy:Roots and Routes」発表

日本人女性アーティスト3名による“自律”の軌跡を提示 会期:2026年5月14日(木)~5月16日(土)

株式会社GARDE

  インテリアデザイン、コンサルティング、コーディネーションのトータルサービスをグローバルに展開する株式会社GARDE(本社:東京都港区 代表取締役社長 室賢治)は、同社が運営するアートギャラリー「GOCA by Garde」として、ニューヨークで開催されるアートフェア「Future Fair 2026」に出展し、キュレーション展示「Mapping Autonomy: Roots and Routes」を発表いたします。

 GOCA by Gardeは、日本およびアジアのアーティストを世界へ紹介する拠点として、絵画、彫刻、陶芸など多彩な作品を展示するGARDE初の海外アートギャラリーです。日本およびアジアの現代アートをグローバルに発信する役割を担う、新たな文化発信の場を目指しています。

 Future Fairは、ニューヨーク・チェルシー地区で開催される現代アートフェアで、若手から中堅ギャラリーを中心に、ローカル・国内・国際的なギャラリーが一堂に会する注目のプラットフォームです。第6回目を迎える2026年は、Chelsea Industrialを会場に、68のギャラリーが参加し、ニューヨークの春のアートウィーク期間中に開催されます。世界中のコレクター、キュレーター、アート関係者が集うこの機会において、新たな才能や多様な視点が提示される場として注目を集めています。

 本展示では、篠原乃り子、Natsu、曽川あいという3名の日本人女性アーティストに焦点を当て、ニューヨークという競争的かつ流動的なアートシーンにおいて、それぞれがいかにして自己の表現と主体性=「Autonomy(自律)」を獲得してきたかを提示します。

■本展の見どころ

 絶え間なく変化し、激しい競争が繰り広げられるニューヨークのアートワールド。本展は、この地に身を置きながら独自の創造性を確立してきた3名の日本人女性アーティストの軌跡を「Roots(ルーツ)」と「Routes(歩み)」という視点からマッピングする試みです。

 

 その起点となるのが、1972年に渡米した篠原乃り子です。代表作「Cutie and Bullie」シリーズでは、コミック的な表現を通じて、家庭・パートナーシップ・創作の間で生じる葛藤をユーモアと主体性をもって描き出し、自身の自律を鋭く問い続けてきました。その実践は近年再評価が進み、現代における女性の生き方を象徴する存在として注目を集めています。

Cutie Understands_Women Hold the World, 2023_Oil on canvas_23 x 30 inches

 続く世代として紹介するNatsuは、「Path to the Sun」シリーズにおいて、木漏れ日をトレースすることで太陽への距離を可視化する独自の“地図”を描きます。墨や膠、胡粉といった日本の伝統素材を用いながら、色彩と幾何学を融合させ、都市の喧騒とは対照的な静謐な視点から、自然や宇宙との対話による内的な自律を表現します。

Path to the Sun, View from Central Park, New York, 03.07.242024, Sumi-ink, Japanese mineral pigments, Suihi(dyed seashells), Gofun(oyster shells),nikawa(organic glue) on Kumohada hemp paper, 36 x 24 inches

  また、2005年に渡米した曽川あいは、顔料の流動性と緻密な制御を組み合わせた抽象表現を展開。日米を往復する生活の中で再考された「ホーム」や「アイデンティティ」の概念を、「Inside in」や「Current」などの作品群に昇華させています。偶然性と構造の狭間で生まれる彼女の表現は、外部に規定されない自己領域の確立を示しています。

Campbell_Where My Mind Returns_2025_Mixed media_65 x 55 inches

 本展は単なるグループ展示ではなく、異なる時代にニューヨークへ渡った日本人女性アーティストたちが、異文化の中で自らの居場所を切り拓き、持続的な自律性を築いてきたプロセスを示す“地図”として提示されます。それぞれの作品は、文化的背景に根差しながらも独自のルートを辿ることで形成されたものであり、現代アートにおける新たな主体性のあり方を浮かび上がらせます。


■出展概要

タイトル :「Mapping Autonomy: Roots and Routes」

期間   : 2026年5月14日(木)~5月16日(土)

会場   :Chelsea Industrial

住所   :535 West 28th Street New York, NY 10001

公式サイト:https://www.futurefairs.com/

■アーティストプロフィール

篠原乃り子(Noriko Shinohara)

1972年に渡米し、ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト。ペインティングや版画を中心に、個人の経験や物語性、ユーモアを織り交ぜた独自の表現で知られる。2006年に開始した代表作「Cutie and Bullie」シリーズでは、自身とパートナーであるアーティスト篠原有司男をモデルとしたキャラクターを用い、夫婦関係や創作における葛藤、自身の自律性を率直に描き出している。近年は身近な風景や夢、個人的な記憶をテーマにした油彩作品も展開。Japan Society Galleryでの展覧会への参加や、ウェルズリー大学デイビス美術館への収蔵など、国際的な評価を確立している。また、その人生と創作活動は、アカデミー賞ノミネートおよびエミー賞受賞のドキュメンタリー『キューティー&ボクサー』でも広く知られている。

Natsu

自然や宇宙との関係性を主題に、独自の視覚的マッピングを行うアーティスト。「Path to the Sun」シリーズでは、木々の間から差し込む光をスケッチでトレースすることで、太陽への距離や関係性を可視化する試みを行っている。作品は、墨や膠、胡粉といった日本の伝統素材を用い、雲肌麻紙に描かれる繊細な色彩と幾何学的構成によって構築される。ニューヨークのセントラルパークやフィフス・アベニューといった都市環境から自然風景までを着想源とし、「Garden – Cosmic Atlas」「Fluctuation – Vibration of Particles」「Music – Movement of Particles」などのシリーズを展開。光や粒子、音といった要素を視覚化し、静謐で瞑想的な空間を提示している。

曽川あい(Ai Sogawa)

2005年に渡米し、アメリカを拠点に活動する現代アーティスト。顔料をキャンバス上に流し込むことで生まれる偶然性と、マスキングやコラージュによる精緻な構成を組み合わせた抽象表現を特徴とする。代表作には「Inside in(2019-2022)」「In Between(2020-2022)」などがあり、近年は壁画プロジェクトにも取り組んでいる。日米を往復する生活の中で再考された「空間」や「内面」の関係性をテーマに、流動性と制御の間にある表現を探求。自身の記憶やアイデンティティを織り込みながら、静かでありながら力強い自己表現を展開している。

GOCA by Garde

GARDEが手掛けるアートギャラリーであるGOCA by Gardeは、ニューヨーク・チェルシー地区に位置する日本およびアジアの現代アートに特化したギャラリー。絵画、彫刻、陶芸を通じて新進気鋭から著名なアーティストを紹介し、文化交流と対話を促進する場としての活用を目指しています。

チェルシー地区は、世界有数のアートとカルチャーの中心地として知られ、現在では約200のギャラリーが集まり、著名アーティストの展示から若手による実験的な作品まで、幅広いアートが展開されています。

そのようなチェルシーという舞台において、GARDEはこれまで築き上げてきた空間デザインのノウハウと、アーティストとのネットワークを最大限に活かし、アートを愛する人々が集い、交流する場を創出します。そして、GOCA by Gardeが生み出す新たなインスピレーションと可能性が、アートを通じて社会にポジティブな影響をもたらすことを期待しています。

公式サイト:https://www.goca.gallery/

GARDE(ギャルド)について

1985年創業のデザイン・コンサルティングファーム。世界のラグジュアリーショップ、ホテル、高級レジデンス、大型SC・百貨店、フードコートを含む飲食店、グローバル企業のオフィス、スポーツ・エンターテインメント複合施設など、多岐にわたる空間デザインを手がけている。事業の中核となる建築・環境デザインを担う「デザイン事業」に加え、不動産売買・仲介や新規事業企画開発、海外事業進出支援などを行う「コンサルティング事業」、さらに不動産コーディネーション、アート支援・販売、メタバースなどのデジタルソリューション開発、地方創生サービスを含む「コーディネーション事業」の3事業を柱に展開。近年では、ニューヨークおよび南青山にアートギャラリーを開業・運営。アートを起点とした価値創造や国際的な文化発信にも取り組み、空間デザインの枠を超えた事業領域を拡張している。「情緒的経営価値」の提供を掲げ、顧客企業の歴史や哲学、技術やビジョンを深く理解した上で、それらを統合し、卓越したデザインと機能性を兼ね備えた空間・体験へと昇華させている。東京本社のほか、ミラノ、パリ、香港、上海、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、ドバイ、ニューヨーク、ロサンゼルスなど世界各地に拠点を展開。

GARDE公式HP:https://www.garde-intl.com/

DESIGN MAGAZINE:https://gardedesignmagazine.com/

Instagram:https://www.instagram.com/garde_world_design/

Facebook:https://www.facebook.com/Garde_world_design-106875268137204/

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会社概要

株式会社GARDE

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URL
https://www.garde-intl.com
業種
建設業
本社所在地
東京都港区南青山5-2-1 ALLIANCE3F
電話番号
03-3407-0007
代表者名
室 賢治
上場
未上場
資本金
8000万円
設立
1985年04月