当社が取り扱う射出成形機の新安全規格JIS B 67112021(国際安全規格ISO20430 2020) 適合について

住友重機械工業株式会社

住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村真司)は、射出成形機の新安全規格JIS B 6711:2021(国際安全規格ISO20430 2020)に本日発売の「SE-EV-Sシリーズ」から順次適合を進めていきます。

■規格対応のポイント

1) グローバル規格に統一

統一の安全基準での操業が実現し、国を跨いだ移設などグローバルに生産拠点を展開されるお客様の仕様変更や改造の負担を軽減します。


2) 安全ドアの信頼性向上

当社の成形機は2011年よりISO20430相当のドアロックを標準で搭載しています。また、監視センサの取り外し防止機構により、 事故のリスクを低減します。さらにモーションモード時のステータス表示機能を改良して 状況把握を容易にすることで、より高い安全性を追求しています。

3) パージングカバーの 保護機能強化

意図しない樹脂飛散を抑制するため、 パージングカバーの保護性を向上しました。 火傷などの事故を防ぎ、作業者の安全性を高めます。

4) 安全 PLC を用いた 信頼性の高い制御システム

ハードウェアで安全回路を多重化する場合は、 部品点数が増えるため故障確率も増加しますが、 安全 PLC を用いたソフトウェアでの多重化により、 極めて高い品質を確保できます。


5) 防水・防塵性の強化

 漏水や粉塵の侵入により、成形機の電気系統が ショートする可能性があるため、 制御盤カバーにパッキンを追加し、 通気口をルーバー加工に変更して、防水・防塵性を高めました。 万一の故障リスクを低減します。

●一般社団法人 日本産業機械工業会による業界標準に関する告知文書はこちらをご参照ください。

URL:https://www.jsim.or.jp/pdf/publication/a-1-55-00-00-00-2023072601.pdf

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会社概要

住友重機械工業株式会社

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URL
https://www.shi.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区大崎2丁目1番1号 ThinkParkTower
電話番号
-
代表者名
下村 真司
上場
東証プライム
資本金
308億7165万円
設立
1934年11月