ローデ・シュワルツが位相雑音解析およびVCO測定向け製品の大幅強化を発表
トップクラスの感度をより強化した位相雑音アナライザR&S FSWPおよびR&S FSPN。どちらもVCO測定の向上だけでなく、新導入のSCPIレコーダによってテストシーケンス記録機能を実装しました。
ローデ・シュワルツは、位相雑音解析と電圧制御発振器(VCO)測定の性能をさらに高めるため、1台の計測器にシグナル・スペクトラム・アナライザも統合したハイエンドR&S FSWP位相雑音アナライザ/VCOテスタと、専用機であるR&S FSPN位相雑音アナライザ/VCOテスタの両方をアップグレードしました。ハードウェアとソフトウェアを同時にアップグレードしたことで、ノイズレベルと測定時間が減少するとともに精度が向上し、すでに市場をリードしている性能がなおいっそう高まりました。どちらのアナライザも、テストシーケンス記録機能(SCPIレコーダ)を備えるなど、同クラスの測定器として無二の存在となっています。
この両方の位相雑音アナライザに共通する新しいハードウェアの基盤には、雑音レベルが減少するようにアップグレードしたDC電源が含まれ、これによって市場トップクラスの感度をいっそう強化しました。また静電容量式タッチスクリーンもユーザーに評価いただけるように、色彩強度を高めてアンチグレア特性を改善し、あらゆる使用環境でも明るく鮮明なディスプレイへと改良しました。加えて、このユーザーインターフェースの改良ではズームなどのマルチタッチ機能にも対応しました。オフセットを広くすると内部雑音の大半が熱雑音となる非常に低雑音な発振器であるため、クロススペクトルが減衰する可能性を抑えられるようになっています。また、特に生産現場で利用する場合、VCO測定の速度が高まることで、試験にかかわるコストの削減にもつながります。また、新導入のSCPIコマンド・レコーダによって、ローデ・シュワルツは初めてマニュアル設定のシーケンスを記録できる機能を位相雑音測定器に実装しました。エンジニアはこのコマンド・レコーダを使って、適切な動作に必要な同期調整など、簡単に繰返せるテストシーケンスを生成できます。
最新のR&S FSPNおよびR&S FSWP位相雑音アナライザは、今すぐローデ・シュワルツから購入いただけます。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_256174.htmlをご覧ください。
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北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com)アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:press.apac@rohde-schwarz.com)
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ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、より安全に“つながる”社会の実現に向けた基盤を整えようと取り組む先駆的企業のなかでも、特に技術指向のグループとして、試験・計測などを始めとする技術システムやネットワークおよびサイバーセキュリティにおけるトップレベルのソリューションを提供しています。設立から85年以上にわたり、世界中の産業界や行政機関のお客様の信頼できるパートナーとして歩んできました。そのローデ・シュワルツでは、2021年6月30日現在、全世界で約13,000名の従業員が活躍しています。2020/2021会計年度(昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして23.4億ユーロの売上を達成しました。本社はドイツ・ミュンヘンに構えています。
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