【主婦のAI活用に関する調査】77.0%が「AIで生活がラクになった」と実感!
AIはすでに生活インフラに? 「献立相談」から「家族の不満のガス抜き」まで、現代主婦の家事・育児・メンタルを支えるAI活用術とは
マーケティング支援事業を手掛ける株式会社one(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:清水佑介)は、2025年12月3日(水)~12月5日(金)の3日間で、全国の18歳以上の既婚女性1,000人を対象に「主婦のAI活用に関する調査」を実施しましたので発表いたします。
2025年は生成AIの社会実装が本格的に進んだ「AIエージェント元年」とされ、こうした技術進化が家事や育児、家計管理など主婦の日常にも広がり始めている今、その実態と意識を明らかにするために本調査を行いました。
調査の結果、普段の生活にAIを活用している主婦の77.0%がAIによって「生活がラクになった」と回答しました。その活用実態を見ると、AIは単なる「調べものツール」を超え、家事効率化やメンタルケアのサポート、対話相手として、主婦の家事や心の負担を軽減するパートナー・生活インフラとして浸透しつつあることが明らかになりました。一方、情報の正確性や適切な付き合い方には不安を感じており、AIに依存しすぎず使いこなそうとする慎重な姿勢も判明しました。
「主婦のAI活用に関する調査」 トピックス
●主婦の13.7%が「1日に1回以上」AIを利用
普段の生活でのAI利用頻度は「1日に数回」8.4%・「1日に1回程度」5.3%を合わせて13.7%。AIが“毎日使う”生活インフラとして浸透しつつあることがうかがえます。
●主婦のAI利用は「スマホ」でサクッと!利用サービスは「ChatGPT」55.6%がダントツ
利用デバイスは「スマホ」87.5%が最多。入力方法は「文字入力」70.6%が主流も、「音声入力」を活用する層も2割弱と、家事や育児をしながらの利用シーンが想像できます。
最もよく利用するサービス1位は「ChatGPT」55.6%で、2位「Google Gemini」19.6%に大差をつけました。
●健康・美容から料理のこと、雑談までAIが頼れるパートナー。主婦のAI利用シーンTOP3
1位「健康・美容に関する相談」32.2%、2位「献立づくり・レシピ相談」25.0%、3位「雑談・話し相手になってもらう」24.4%
●77.0%が「AIで生活がラクになった」と実感!時間短縮に加え「考える負担」軽減で余裕が生まれる
AIを使うことで「生活がラクになった」と感じている人は77.0%にのぼりました。「ラクになった」と感じる場面は「調べものに費やす時間が減った」61.9%、「悩みを聞いてもらうことで気持ちがラクになった」27.5%、「新しい家事のやり方・工夫が知れた」22.5%、「料理や家事の『何をするか考える負担』が減った」21.0%が上位に。
●不安は「情報の正確性」と「適切な付き合い方」
AI利用に対する不安は「誤った情報に気づけないのではないか」40.2%が最多。「自分の頭で考える力が衰えないか」35.1%、「どこまでAIに頼ってよいのか・依存しすぎないか」30.1%などAIとの適切な付き合い方に不安を感じる方も多いようです。実際に「AIが示した情報が間違っていた」「質問の仕方で回答が変わって困った」という回答も。
●遊び相手・話し相手や勉強サポートに。子どももAIと一緒に成長中?
小学生の63.1%、高校生の72.8%がAIを活用。勉強サポートから遊び・雑談まで幅広く利用されています。「答えでなくヒントを聞く」「まず自分で調べる」などルールを設けて、上手な使い方を見守る様子がうかがえました。
調査概要
1.調査方法:WEBアンケート
2.調査対象:全国の18歳以上の既婚女性で、普段の生活で月に数回以上AIを利用する方
3.有効回答数:1,000名
4.調査実施日:2025年12月3日(水)~12月5日(金)
※本調査では、小数点第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100%とならない場合があります。
調査結果
SC. あなたがAI(人工知能)を利用する頻度をお答えください。(それぞれ単数回答/n=3,351)

事前調査で「仕事」、「普段の生活」でのAIの利用頻度をお聞きしました。その結果、月に数回以上AIを利用する方の割合は「仕事」で24.6%、「普段の生活」で32.6%となりました。また「普段の生活」で1日に1回以上AIを利用する方の割合は「1日に数回」8.4%・「1日に1回程度」5.3%を合わせて13.7%でした。世の中の主婦の1割以上が毎日のように家庭生活にAIを活用しており、生活インフラとして浸透しつつあることが明らかになりました。
普段の生活で「月に数回」以上の頻度でAIを利用すると回答した方1,000人を対象として本調査を行いました。
Q1. あなたのAIの利用状況についてお答えください。(それぞれ単数回答/n=1,000)


AIを利用するデバイスは「スマホ」87.5%が最多で、次いで「パソコン」37.3%となりました。入力方法では「文字入力が多い」70.6%が主流ですが、18.6%が「音声入力が多い」と回答しました。手が離せない調理中や子育て中の場面では「スマホ×音声入力」を便利に使う方も多いのではないでしょうか。
Q2. あなたが最もよく利用するAIサービスを教えてください。(単数回答/n=1,000)

最もよく利用するAIサービスは、「ChatGPT」55.6%が、2位の「Google Gemini」19.6%に大差をつけて1位となりました。一方で「どれを使っているかよくわからない」という回答も13.6%あり、特定のサービスを意識せず、検索の延長やアプリ内の機能として自然にAIを取り入れている主婦も多いことがうかがえます。
Q3. あなたはどんな時にAIを利用していますか。(複数回答/n=1,000)

AIを利用するシーンは、1位「健康・美容に関する相談」32.2%、2位「献立づくり・レシピ相談」25.0%となりました。次いで3位は「雑談/話し相手になってもらう」24.4%でした。AIが対話相手として利用されていることは、ともすれば家庭で孤独になりがちな主婦にとってAIが心の支えにもなっていると言えるのではないでしょうか。
Q4. あなたはAIを使うことで「生活がラクになった」と感じますか。(単数回答/n=1,000)

AIを使うことで「生活がラクになった」と感じるかを聞いたところ、「感じる」23.5%、「まあ感じる」53.5%を合わせて「ラクになった」と感じる割合が77.0%にのぼりました。
Q5. あなたがAIを使うことで「ラクになった」と感じる場面を教えてください。(複数回答/n=770)

AIによって「ラクになった」と感じる場面の1位は「調べものに費やす時間が減った」61.9%でした。いくつもの本やWEBサイトを見なくてもAIに質問すれば今の状況に合った回答を返してくれるため、調べものの時間短縮や得られる情報の的確さにメリットを感じている方が多いのではないでしょうか。2位は「悩みを聞いてもらうことで気持ちがラクになった」27.5%でした。人に言えない悩みをAIに打ち明けることで、精神的な負担がラクになっている方も多いようです。また家事に関して「新しい家事のやり方・工夫が知れた」22.5%、「料理や家事の『何をするか考える負担』が減った」21.0%も上位になりました。主婦にとってAIは、調べたり考えたりすることにかかる負担を減らし、「時間と心の余裕」を生み出してくれる存在なのかもしれません。
Q6. 生活がラクになる、おすすめのAIの使い方があれば教えてください。(自由回答/n=841)
●毎日冷蔵庫にある食材だけで何ができるかを相談する。アレルギー対応のレシピを教えてくれるので、調べる時間が大きく減った。(46歳/福岡県)
●タスクが多いときに、やるべき事をまとめてくれるので、頭の中の整理がつきやすい。(39歳/宮城県)
●体調が悪くても家事をやらないといけないとき、「最低限」する事を相談してスケジュールを立ててもらうと、気持ち的にラクになった。(41歳/大阪府)
●片付けたい部屋の写真を見せて何から手をつけるべきか教えてもらう。(57歳/千葉県)
●何となく体調がすぐれないとき、いろいろな原因を見つけてくれる。(61歳/京都府)
●健康診断結果をもとに、食生活の見直しを相談してレシピ提案までしてもらえた。(54歳/埼玉県)
●家族への不満をこっそり聞いてもらってガス抜きすると生活しやすくなる。(48歳/広島県)
●不安や悩みを聞いてもらえる。「気にしなくていいですよ」くらいは人間でも言ってくれるけど、「なぜ私が気にしなくていいか」をすごく納得のいくように説明してくれる。(48歳/三重県)
●ニュースを見ているときに、そのニュースのメリット・デメリット(賛成・反対)双方の情報を聞く。自分で考えるための材料を提供してもらう。(27歳/東京都)
●子どもの月齢に応じた発達を促す遊びの例を聞いた。(27歳/和歌山県)
●旅行に着て行く服装に困ったときに相談する。(62歳/愛知県)
●旅行のしおりを作ってもらう。(27歳/東京都)
●学校向けの文章などを自分の言葉で言うとしっかりした文章にしてくれるのでラクになった。(43歳/長野県)
●子どもが孫と帰省する際に準備するべきものの相談。今の育児がわからないし、月齢によって必要なものが変わるので助かる。(67歳/神奈川県)
生活がラクになるおすすめのAIの使い方を聞くと、家事や育児に役立つ活用法が挙げられました。中でも、家事の優先順位づけや手順を考えてもらうことで、行動に移すまでのスピードや作業効率がアップするという回答が多く寄せらせました。
また「家族への不満を聞いてもらってガス抜き」や「不安や悩みを聞いてもらう」など、メンタルケアツールとして活用することで気持ちの面で「ラクになる」という方も多くいました。
Q7. AIの利用についてあなたが不安に思うことを教えてください。(複数回答/n=1,000)

便利にAIを活用する一方、AI利用について感じる不安を聞いたところ、最も多い回答は「誤った情報に気づけないのではないか」40.2%となりました。AIが出す情報の正確性や、誤情報を正しいと思って利用してしまうことを懸念する方が多いようです。2位は「自分の頭で考える力が衰えないか」35.1%、3位は「どこまでAIに頼ってよいのか・依存しすぎないか」30.1%で、AIに頼りすぎることのリスクを認識し、主体的に使いこなそうとする主婦の冷静な姿勢がうかがえます。
Q8. あなたがAIを使って困ったことがあれば教えてください。(自由回答/n=823)
●本当に正しい情報か見極めるのが難しい。(37歳/栃木県)
●なんでも肯定してくれるから、間違った解釈をしないか判断が難しい。(38歳/大阪府)
●AIへの質問の仕方によって回答が変わることがあり、何が真実かわからなくて困ったことがある。(41歳/青森県)
●病気の症状で重く言われて不安になる。(44歳/岐阜県)
●AIが示した情報が古く、行こうと思っていたお店が別のお店に変わっていた。(25歳/新潟県)
●旅行の時刻表や店舗情報は違っていることが多く信用できない。AIに聞いてからGoogleやYahoo!で調べ直すようにしている。(63歳/福岡県)
●子どもたちにAIを教えたら、親に質問する機会や回数が激減した。(45歳/大阪府)
AIを使って困ったことを聞くと、「質問の仕方で回答が変わる」、「AIが示した情報が古い・間違っている」など、リアルな困りごとが挙がりました。主婦は自身の経験から、AIを鵜呑みにせずに自分で確認することの重要性も学んでいることがわかります。
Q9. あなたは今後、AIをどのくらい活用したいと思いますか。(単数回答/n=1,000)

今後AIをどのくらい活用したいと思うか聞いたところ、「今よりさらに活用していきたい」28.8%と3割近くが今よりもAI活用を増やしていきたいと考えていることがわかりました。「今と同じくらい活用していきたい」62.2%を合わせると9割以上が今後のAI活用に高い利用意向を示しています。AI活用により「生活がラクになる」実感を得た主婦にとって、AIはなくてはならない存在となり、今後も家庭生活により深く根付いていくものと考えられます。
Q10. あなたのお子様のAIの活用状況をお教えください。(それぞれ単数回答/n=364)
※4歳~高校生までのお子様がいる方が回答

4歳~高校生までのお子様がいる方に、お子様のAI活用状況をお聞きしました。その結果、子どもがAIを「使っている」の割合は「未就学(4歳~6歳程度)」で51.3%、「小学生」で63.1%、「中学生」で73.0%、「高校生」で72.8%となりました。親が日常的にAIを活用しているため家庭にAI利用環境がある・AI利用への抵抗感が少ないなどの要因はありますが、高い利用率と言えるのではないでしょうか。
Q11. あなたのお子様のAIの使い方をお教えください。(複数回答/n=224)
※4歳~高校生のお子様がAIを使っている方が回答




子どものAIの使い方は、すべての年齢で「日常生活のちょっとした疑問や調べもの」・「勉強で分からないことを質問する」が上位となりました。回答割合のランキングから、子どもが成長するにつれ、「話し相手」「遊び相手」から「学習サポート」へ役割が変わっていく様子が見てとれます。
Q12. お子様のAI利用について、ご家庭で決めているルールや注意を促していることがあれば教えてください。(自由回答/n=624)
※お子様がいる方が回答
●学校の宿題には利用しないこと。例えば「ペットに◯◯を食べさせても大丈夫?」のような日常生活の中のちょっとした疑問など簡単な利用に限定している。(41歳/青森県)
●答えでなくヒントを教えてもらうようにしている。(44歳/埼玉県)
●問題の解き方を何通りも教えてもらう。(38歳/東京都)
●教科書や辞書を見て、わからなかったらAIを使うように注意を促している。(48歳/静岡県)
●まず自分で、辞書などで調べること。AIの回答が事実か確認すること。(37歳/大阪府)
●AIもときどき間違ったり情報が古かったりするから、情報ソースは複数確認したいね、と話しています。(48歳/広島県)
●文章を書くことがあっても、AIの丸写しはしないこと。(42歳/群馬県)
●学校の課題をやるときに「AIを使ってOK」という指示がない限りは使わないように伝えている。(44歳/埼玉県)
●学校の提出物は出典等に気をつけて出すように言っている。(44歳/大阪府)
●個人情報に関する事や、ネット上の誹謗中傷などに関する書き込みや相談をしないこと。(29歳/山梨県)
子どものAI利用に関して、家庭では「問題の答えを聞かない」、「まず自分で考える」といったルールが設けられており、安易に回答に飛びつかせない工夫をしていることがわかります。子どものAI活用においては、自ら考える力を守り育み、上手なAIとの付き合い方を身につけてほしいと願っていることの表れなのではないでしょうか。
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※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング支援事業を展開する株式会社oneが実施した調査結果によると…」
<企業情報>
会社名:株式会社one
代表者:代表取締役CEO 清水佑介
所在地:東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル3F
資本金:9,990,000円
設立:2010年9月
事業内容:“調べる・定める・伝える” を一気通貫で行い、リサーチやPRでマーケティング支援事業を展開
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