【JX石油開発】パプアニューギニア PNG LNGプロジェクト アンゴレガス田の生産開始について
当社(社長:中原 俊也)のプロジェクト会社であるNippon Papua New Guinea LNG LLC(社長:近藤 秀夫)が4.7%の権益を保有するパプアニューギニアPNG LNGプロジェクトは、追加開発を進めていたアンゴレガス田からの生産を開始しましたので、お知らせいたします。
PNG LNGプロジェクトは、パプアニューギニア内陸部のガス田等から生産される天然ガスを総延長約700kmのパイプラインで輸送し、同国首都ポートモレスビー近郊の液化プラントでLNG(液化天然ガス)を生産して輸出するプロジェクトであり、当社は、事業化検討段階から参画してまいりました。今般生産を開始したアンゴレガス田は、生産中のハイズガス田の近くに位置しており、PNG LNGプロジェクトの一環として新たに開発されたものです。同ガス田は、1兆立方フィート (TCF注) の埋蔵量を有しており、最大日量350百万立方フィート(MCF/d)を生産することにより、PNG LNGプロジェクトの生産レベル維持に貢献いたします。
当社は、1990年以来、パプアニューギニアで事業を展開し、原油、天然ガス、LNGを生産しております。中でも、PNG LNGプロジェクトは、日本向けにもLNGを販売しており、わが国のエネルギー安定供給にも貢献しているプロジェクトです。当社では、基盤事業である石油・天然ガス開発事業の価値最大化に向け、今後も同国における事業活動に取り組んでまいります。
以 上
(注)1TCF:100万トンのLNGを20年にわたって供給できる量に相当。
別添:
1. PNG LNGプロジェクトの権益構成
ExxonMobil(オペレーター)33.2%、Santos 39.9%、Kumul Petroleum 19.4%、
Nippon Papua New Guinea LNG LLC 4.7%、MRDC 2.8%
2. アンゴレガス田位置図
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