VFR株式会社と株式会社プロドローン、産業用ドローン「PD4B-M」の量産を開始

VFR株式会社（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：蓬田和平、以下 VFR）と株式会社プロドローン（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：戸谷俊介、以下 PRODRONE）は、共同で「PD4B-M、以下 本機体」の量産化を開始したことをお知らせします。

VFRは、多くのドローン量産化プロジェクトを推進してきた実績を持つ企業です。一方、PRODRONEは、物流、測量、点検などの分野で採用されている産業用ドローンを開発・製造する企業で、PRODRONEのPD4B-Mは、昨年の発表以来、各地で実証実験を積み重ね、飛行性能を向上してきました。

 

この度、共同で2023年10月下旬より順次PD4B-Mの量産を進め、市場への量産機体提供を開始します。VFRとプロドローンは、この本機体を通じて、多様な社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

VFR株式会社　代表取締役社長　蓬田和平のコメント

「今回、PD4B-M機体の量産を共同で進めさせて戴くこととなり大変光栄です。VFRはドローン製造分野において、自社開発のドローンではなく国内外のドローンメーカー様の開発・製造を幅広く支援させていただいており、ドローンの量産に不可欠な知見を蓄えて参りました。PCや自動車メーカー出身の技術陣が持つ量産化技術と生産管理、部品調達分野における幅広い経験とノウハウを活かし、プロドローンの事業拡大に貢献して参ります」

株式会社プロドローン　代表取締役社長　戸谷俊介のコメント

「VFRと共同で進めるPD4B-Mは、PRODRONE史上最もシンプルながら機能的な機体だと確信しています。すでにVFRは多くのドローンを量産している実績があり、信頼できるパートナーです。社会課題・地域課題の解決に貢献するため、両社で進めるPD4B-Mの機体製造にご期待ください」

【会社情報】

■VFR株式会社　https://vfr.co.jp/

VFRは、2020年３月にドローン産業の確立と発展を目指してパソコン製造・販売で知られるVAIO株式会社の子会社として設立され、開発支援から調達、製造受託、販売、保守までワンストップで行えることを強みとして、ハードウェアやモジュールの量産開発・製造受託を軸に、電気機器メーカー、自動車メーカー、航空機業界の知見・ノウハウを継承する形で厳しい安全基準を高レベルで実現した機体や周辺機器を開発しています。

 

■株式会社プロドローン　https://www.prodrone.com/jp

「地域から一番信頼されるドローンカンパニーになる」をビジョンに、中部圏におけるドローンエコシステムの構築を目指しています。推奨ペイロード20kg（最大）で、量産を開始しているマルチコプター「PD6B-Type3」や、2時間飛行可能で耐侯性に優れたヘリコプター型「PDH-GS120」など、産業用ドローンを社内で開発から生産までワンストップで行っています。