フェンダー初の「FENDER CUSTOM SHOP EXHIBITION」イベントで9,000人以上が興奮。Charや布袋寅泰ら豪華アーティストによるギタートークやライブ、多数の新作ギターも展示

フェンダーミュージック株式会社は、6月16日（土）にベルサール渋谷ガーデンにて、フェンダーアーティストモデル30周年記念イベントを開催しました。

フェンダーミュージック

2018年6月20日 15時42分

フェンダーミュージック株式会社は、6月16日（土）にベルサール渋谷ガーデンにて、フェンダーアーティストモデル30周年記念イベント「FENDER CUSTOM SHOP EXHIBITION」を開催しました。フェンダーのトップラインブランドであるFENDER CUSTOM SHOPの大規模なイベントは同社としては初の試みで、会場へは9,000人以上のギターファン、音楽ファンが駆けつけました。展示エリアではずらりと並んだFENDER CUSTOM SHOP製の新作ギターの数々が展示された他、アーティストがステージで使用した実機をじっくりと鑑賞することもでき、ステージエリアではCharや布袋寅泰をはじめとした豪華アーティストらによる熱いトークやライブが繰り広げられました。

「もっと⾃分らしい⾳を出せるようにカスタマイズしたい」というアーティストの要望に応えた特別仕様モデルを⼀般のプレイヤーにも、という⽬的で始まったフェンダーのアーティストモデル。今回開催された「FENDER CUSTOM SHOP EXHIBITION」は、そんなアーティストモデル30 周年を記念した、ギターファン垂涎のエキシビジョンとなりました。

アーティストの実機展示

今回展示されたのは約200本近くのFENDER CUSTOM SHOP製ギターの新作とアーティストが実際にステージで使用したギターです。実機展示アーティストはINORAN（LUNA SEA）、尾崎豊、Ken（L’Arc〜en〜Ciel）、高中正義、Char、春畑道哉（TUBE）らで、どれも数々のステージをともにした生々しい打痕や傷、そしてそのアーティストらしいこだわりの仕様などを見ることができる、レアな展示となりました。また、ステージエリアにも登場していたピックアップマスターのホセフィーナ・カンポスによるピックアップ製作デモンストレーションでは、最高峰のピックアップ製作技術を一目見ようと多くのギターファンが押し寄せ、自身これが初来日となるホセフィーナはサインや写真を求める列に最高の笑顔で対応し、その存在を印象付けました。尾崎豊が使用したテレキャスター展示

一方、ステージエリアにはフェンダーを愛用する6人のアーティストが出演。ピックアップのカスタマイズを体験するイベントに出演した、Ken（L’Arc〜en〜Ciel）、ハマ･オカモト（OKAMOTO’S）、はそれぞれが所有するフェンダーのギターやベースを持参。伝説のピックアップマスターであるアビゲイル・イバラ唯一の愛弟子であるホセフィーナ・カンポスが、彼らのために特別に手巻きで作り上げたというピックアップが準備され、それを最高峰の職人であるマスタービルダーのポール・ウォーラーがその場で実装するというスペシャルな企画となりました。ピックアップ交換によるサウンドの劇的な変化に、アーティスト自身はもちろん、観客からも感嘆の声が上がりました。

Ken（L’Arc〜en〜Ciel）

ハマ・オカモト（OKAMOTO’S）

INORAN（LUNA SEA）

ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンに造詣の深い鈴木茂は、フェンダーのアーティストモデルを語る「Experience #2 Signature Model」に出演。今年夏に発売となるFENDER CUSTOM SHOP製の「JIMI HENDRIX VOODOO CHILD STRATOCASTER」を手にして、自らの若い頃のギター体験を織り交ぜたトークや、時に自らの楽曲のフレーズを披露するなどして観客を沸かせました。

鈴木茂

また今回、急遽来日した布袋寅泰は自らが目指す「最高のテレキャスター」をマスタービルダーのポール・ウォーラーにオーダー。いろいろなタイプのテレキャスターを弾きながら、自身が求めるシェイプやサウンドを探る中で、彼の思い描く「TELECASTER KING」にふさわしい仕様を探るためのディスカッションが展開されました。

布袋寅泰

そしてステージのトリを務めたのは先日自らのシグネイチャーモデルをFENDER CUSTOM SHOPから発表したばかりのChar。「CHAR ’59 STRATOCASTER BURGUNDY」をはじめとした自身のフェンダー製モデルを使用してのライブで観客は大いに盛り上がりました。トークでは「CHARIZMA」「FREE SPIRIT」そして今回のモデルも監修したマスタービルダーのポール・ウォーラーも壇上に上がり、モデル製作のきっかけやこだわりなどについて話し、ギターへの愛に満ちたステージとなりました。また、この日はCharの誕生日ということもあり、フェンダーから特製のBURGUNDYカラーのピックがあしらわれたケーキとBLUETOOTHスピーカーのMONTEREYが送られ、会場全体は終始笑顔でギター音楽の力が感じられる空間となりました。

Char Char