量子コンピュータスタートアップのQunaSys、QC Wareと共同でQ2B22 Tokyoを開催
業界を牽引する量子コンピューティングのエキスパートが日本に集結
化学分野における革新的な量子アルゴリズム・ソフトウェア開発を手がける株式会社QunaSys(本社:東京都文京区、代表:楊 天任、以下「QunaSys」)は、日本時刻の7月13日-14日、量子ソフトウェアサービスのリーディングカンパニーであるQC Ware社と共同で、Q2B22 Tokyo Practical Quantum Computing をウェスティンホテル東京にて開催します。世界から量子コンピュータ業界を代表する研究者・企業・行政・ベンダーが集い、業界が向かうべき方向性・掲げるべきビジョンについてディスカッションを行います。
Q2B22 Tokyoは、世界中のトップレベルの研究者、産業界のエンドユーザー、政府関係者、量子コンピューティングベンダーが一堂に会し、量子コミュニティにおける産官学でのパートナーシップの探索や、量子分野のビジネスチャンスの洞察、スキルの獲得を通じて、日本と海外の量子コンピューティングエコシステムの橋渡し、及び、さらなる活性化を図るイベントです。
Q2Bイベントは、これまで米国にて開催されており、世界的な量子コミュニティにおけるリーダーシップを築き、業界ビジョンの拡大に貢献してまいりました。日本が量子研究と量子技術の分野で世界を牽引する中、Q2Bとしては初の米国以外での開催となる今回のイベントを日本で開催できることは、日本の量子コンピュータ業界の強力な後押しとなると考えています。
本イベントでは、QunaSys CEOの楊が2日目のオープニングにて登壇し、量子コンピュータエコシステムの向かうべき方向性・掲げるべきビジョンについてプレゼンテーションを行います。
また、1日目の「量子業界のリーダーによる講演」のネットワーキング分野にてQunaSysのリサーチマネージャーである菅野が、量子コンピューティングの研究を共同で進めるためのエコシステムの構築と、コラボレーションの重要性について発表し、化学におけるユースケース適用を目的とした日本最大のコンソーシアム「QPARC」の成果を紹介します。
2日目の「企業・政府・研究機関からの事例紹介」では、政府・研究機関分野にてQunaSysのリードリサーチサイエンティストの中川と、大阪大学大学院基礎工学研究科助教授でありQunaSys CSOの御手洗が登壇します。中川は、NISQデバイスと黎明期の誤り耐性量子コンピュータを用いた分子や物質の量子科学計算のためのアルゴリズム開発について、御手洗は量子機械学習実用化に向けた理論的方法論について発表します。
Q2B22 カンファレンス
オープニング:
1日目 QC Ware社CEO Matt Johnson
2日目 QunaSys社CEO Tennin Yan
その他発表予定者
・QC Ware社日本事業開発ディレクター Will Jasprizza
・JSR株式会社名誉会長 小柴満信
・IBM副社長 Aparna Prabhakar
・Strangeworks CEO William Hurley
・NVIDIA社HPC & Quantum Computing Product director Tim Costa
・Valuenex Inc. COO Jiyoung Choi
・Strangeworks CEO William Hurley
・Strangeworks CEO William Hurley
・Classiq CEO兼共同設立者 Nir Minerbi
・BMW Group 副社長 Dragana Kostic
・量子コンピューティングリード Elvira Shishenina
以下のリンクより全アジェンダがご覧いただけます。
⇒https://q2b.qcware.com/main-home/july-13-detailed-program/
Q2B Tokyoの詳細およびお申し込みは、以下のリンクからお願いします。
⇒https://q2b.qcware.com/registration/
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【株式会社QunaSysについて】
株式会社QunaSysは量子コンピュータのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を行っています。量子コンピュータの新しい使い方・アルゴリズムを提案し、それらのアルゴリズムを実際の材料開発に活用するためのソフトウェアの開発等を行っております。また、エコシステム形成に向けた取り組みにも力を入れています。2020年7月より、量子コンピュータの応用検討コミュニティQPARCを運営し、国内主要企業50社と共に、実用化に向けたユースケース探索に取り組んでいます。
QunaSys HP:https://qunasys.com/
【QPARCについて】
QPARCは、量子コンピュータのパワフルな計算能力を活かした新しい材料開発の可能性を発掘するコミュニティです。QPARCでは、材料開発の第一線で活躍する企業研究者を対象として、勉強会やユースケース探索のための活躍の場を提供しています。具体的には、新規メンバー向けには、量子コンピュータや量子化学計算の基礎を学ぶ「基礎理解コース」、興味ある系で簡易的なユースケース探索を行う「応用コース」を提供しています。講義だけでなく実際にユースケース探索にまで取り組むことにより、研究開発に必要な応用スキルを習得し、世界に先駆けて実応用を創出することを目指しています。
QPARCへの参加は随時承っております。加入にご興味のある方・詳細を知りたいという方はQPARC運営事務局(qparc@qunasys.com )までお問い合わせください。(ただし、現在新規加入者の方におかれましては過去動画視聴のご案内のみとなっております。予めご了承下さい)
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