Space BD日本のローンチサービスプロバイダー初米SpaceX「Falcon9」ロケットを活用した衛星打上げサービスを開始
初回打上げは2022年10月を予定 国内外の多種多様な需要増加に対応、打上げ手段を本格的に拡大
宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社は、当社中核事業の一つであるローンチサービス事業において、従来の国産打上げ手段に加えて海外の打上げ手段の取り扱いを開始いたします。初回打上げとして、米SpaceXと同社が製造・提供するロケット「Falcon 9」の衛星打上げ枠の利用権について契約を締結しました。なお「Transporter6」以降も継続した海外の打上げ手段を調達していく予定です。
宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)は、当社中核事業の一つであるローンチサービス事業において、従来の国産打上げ手段に加えて海外の打上げ手段の取り扱いを開始いたします。初回打上げとして、米Space Exploration Technologies Corporation社(本社:米カリフォルニア州、CEO: イーロン・マスク、以下SpaceX)とSpaceX社が製造・提供するロケット「Falcon 9」の衛星打上げ枠の利用権について契約を締結しました(打上げ予定:2022年10月、ミッション名:Transporter6)。なお「Transporter6」以降も継続した海外の打上げ手段を調達していく予定です。
当社に寄せられる宇宙利活用の需要は多種多様に拡大しています。これまで中心だった国産の打上げ手段に加えて、海外の打上げ手段を確保することで、よりフレキシブルな打上げ時期のご提案、幅広いサイズの衛星への対応、および希望の軌道への打上げを実現していきます。またこれまでもSpace BDが強みとして掲げてきた技術的な打上げ・運用支援をワンストップで提供していくことで、世界で競争力のある打上げサービスへ向上させます。
Space BDは2018年にJAXAが初めて民間開放をした「国際宇宙ステーション(ISS)からの超小型衛星放出事業」において民間事業者として選定されて以来、国際宇宙ステーションの利活用や次世代基幹ロケットであるH3の相乗り枠、次期ISS輸送船となるHTV-Xを活用した衛星放出機会の提供等、JAXAの所有する打上げ機会を利活用する形で国内外のユーザーに約50機以上の打上げサービスを提供してきました。
Space BDは、宇宙への輸送手段の選択肢の拡大を通じて多様な需要に対応できる環境を整えることで宇宙空間を産業的に活性させます。これを通じ宇宙利活用を日本発の世界を代表する産業に発展させることを引き続き目指してまいります。
- Space BD 取締役 COO 兼 ローンチサービス事業本部長 金澤 誠のコメント
当社は衛星打上げサービス業界におけるリーディングカンパニーとして、ISS「きぼう」をはじめとする本邦宇宙アセットを最大限活用し、衛星開発者様に対して打上げ手段の調達及び各種技術支援を一貫型で提供してまいりました。この度のSpaceX社との提携は、グローバル視野での打上げ手段多角化の第一歩と位置付けております。引き続き、ユーザー様にとって最適な宇宙へのアクセスを提供するべく、事業開発及びエンジニアリングの両面から汗をかいてまいります。
- Space BDについて
社 名:Space BD株式会社
本 社:東京都中央区日本橋室町一丁目5番3号 福島ビル7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
設 立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://space-bd.com/
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