「未来のウェルネス」をテーマに関西で大規模ビジネス カンファレンスを開催
ソニーグループ クリエイティブセンター センター長・石井大輔氏 × メディアアーティスト・落合陽一氏によるキーノートセッション
https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/202212/D23230224015.html
本カンファレンスでは、2025年大阪・関西万博から10年後の2035年を見据え、未来のウェルネスの実現に向けて、テクノロジー、デザイン、ビジネスのプレイヤーが今から取り組むべきことを考えます。全編を通して、モデレーターは、テクノロジーを起点に未来の生活、社会、カルチャーを考える雑誌『WIRED』日本版編集長の松島倫明氏が務めます。
石井氏×落合氏と考える キーノートセッション 「2035 未来のウェルネス」
キーノートセッションは、「2035 未来のウェルネス」をテーマにソニーグループ株式会社 クリエイティブセンター センター長の石井大輔氏とメディアアーティストの落合陽一氏(オンライン)が登壇。テクノロジーとデザインの2つの視座からウェルネスの展望を語るところから始め、ライフスタイルや人々の価値観、さらには社会の仕組み等の変化の可能性にまで議論を広げていきます。
今後のウェルネスビジネスを実務家が語る パネルディスカッション 「領域の融合と実装」
続く、パネルディスカッションでは、「領域の融合と実装」をテーマに、数々のヘルスケアプロダクトを生み出してきたオムロン ヘルスケア株式会社執行役員の吉村実氏、臨床現場を通して女性のココロとカラダに向き合う婦人科スポーツドクター高尾美穂氏、人と空間のより良い関係を作るデザイナー高原良氏、PHRの実現に不可欠データ連携基盤ソリューション等を提供するスタートアップPlanetway CorporationのCEO/Founderの平尾憲映氏を交えて議論します。
人中心に課題を掘り下げ、ウェルネスビジネスの現在地を確認しながら、課題の克服に必要なテクノロジーやデザイン、サービスの実装について意見を交わします。加えて、DXを推進し、人々が享受できるウェルネスの価値全体を俯瞰したうえで、個別のサービスを設計するなど、単独ではなく複数者の連携によるビジネスの在り方も探ります。
大商が企画し、中小企業・スタートアップが出展する大阪ヘルスケアパビリオンの展示内容も紹介
大阪商工会議所では、本カンファレンスを通して、参加者の皆様と共に、未来のウェルネスの実現に向けて、産学連携・産産連携の促進や、DXから生まれるサービス等の実装支援を進めます。
具体的な一つのアウトプットの場として、大阪商工会議所は、未来のウェルネスのモデルを発信するため、一般社団法人日本オフィス家具協会(所在地:東京都中央区、会長:黒田章裕氏)と連携して、2025年大阪・関西万博に出展する大阪ヘルスケアパビリオン内の中小企業・スタートアップ展示を企画しました(募集開始時期は2023年1月以降に発表)。
本カンファレンスでは、展示企画のテーマ「ウェルネスを実現するテクノロジーと空間」についても紹介します。
- 概要
2023年2月24日(金) 15:00-17:15
◆参加方法
[会場]ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター ホールA
(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 北館 B2F)
[オンライン]ZoomウェビナーによるLIVE配信
◆参加費
無料
◆定員
(会場)300人(LIVE配信)500人 ※申し込み先着順
- プログラム
黒田章裕(大阪商工会議所 副会頭/一般社団法人日本オフィス家具協会 会長)
◆キーノートセッション「2035 未来のウェルネス」(15:05-15:55)
石井大輔 氏(ソニーグループ株式会社 クリエイティブセンター センター長)
落合陽一 氏(メディアアーティスト)※オンライン登壇
松島倫明 氏<モデレーター>(『WIRED』日本版 編集長)
◆大阪ヘルスケアパビリオン出展企画説明(15:55-16:10)
大阪商工会議所 産業部 ライフサイエンス振興担当 笹本慧
◆パネルディスカッション「領域の融合と実装」(16:10-17:10)
吉村実 氏(オムロン ヘルスケア株式会社 執行役員 循環器疾患事業統轄部 統轄部長)
高尾美穂 氏(女性のための統合ヘルスクリニックイーク表参道 副院長)
高原良 氏(株式会社TATAMI 代表取締役 / エルゴノミスト)
平尾憲映 氏(Planetway Corporation 代表取締役社長CEO/Founder)
松島倫明 氏<モデレーター>(『WIRED』日本版 編集長)
◆閉会挨拶(17:10-17:15)
伊吹英明 氏(経済産業省 近畿経済産業局長)
- 登壇者
◆キーノートスピーカー
ソニーグループ株式会社 クリエイティブセンター センター長
石井大輔 氏
1992年ソニー入社。ハンディカム、ウォークマン® 、AIBOなどのプロダクトデザインを担当。2度の英国赴任を経て、AIロボティクス、モビリティ、ドローンなどの新規領域や、R&D、コーポレートブランディング等幅広い領域のID/UIUX/CDを含む統合的なクリエイティブディレクションを担う。2021年よりセンター長に就任。2016/2021年 iF Award 審査員(ドイツ)、2019/2022年 DFA Award審査員(香港)、2022年ミラノ工科大学客員教授。
メディアアーティスト
落合陽一 氏
メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表。IPA認定スーパークリエータ/天才プログラマー。ピクシーダストテクノロジーズ代表取締役。
2017年 - 2019年まで筑波大学学長補佐、2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員及び内閣府ムーンショットアンバサダー、デジタル改革法案WG構成員、2020-2021年度文化庁文化交流使、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーなどを歴任。
2015年WorldTechnologyAward、2016年PrixArsElectronica、EUよりSTARTSPrizeを受賞。LavalVirtualAwardを2017年まで4年連続5回受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeadersofTomorrow選出、2019SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan、2021 PMI Future 50、Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART and TECHなどをはじめアート分野・テクノロジー分野で受賞多数。個展として「ImageandMatter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。
◆パネリスト
オムロン ヘルスケア株式会社
執行役員 循環器疾患事業統轄部 統轄部長
吉村実 氏
1993年オムロン株式会社入社。健康医療機器事業部(現オムロンヘルスケア株式会社)において国内向けの営業、営業企画・マーケティング、欧州・アジア現地法人のマネジメント、グローバル商品企画に従事。その後、オムロン本社 グローバル戦略部への出向を経て、2019年度より循環器疾患事業統轄部長に就任。血圧計などのデバイス、アプリ、サービス事業を統轄。2021年より執行役員に就任。
女性のための統合ヘルスクリニックイーク表参道 副院長
高尾美穂 氏
医学博士。産婦人科専門医。婦人科診察を通し、女性の健康を幅広くサポート。働く女性のための産業医として企業を支える傍ら、内閣府男女共同参画局、人事局等で教育講演を担当。また、 婦人科スポーツドクターとして日本スポーツ協会ではスポーツドクターの養成に携わる一方、骨盤底筋トレーニングヨガ、アスリートヨガをはじめ、ヨガ指導者を育成するセッションも積極的に行っている。
株式会社TATAMI 代表取締役 / エルゴノミスト
高原良 氏
1984 年、岡⼭県⽣まれ。川崎医療福祉⼤学医療技術学部健康体育学科卒業、千葉⼤学⼤学院⼯学研究科デザイン科学専攻修了(修⼠)。オフィス家具メーカーを経て、2020年にワークプレイスの設計とリサーチを専⾨とする株式会社TATAMIを設⽴。⼈間⼯学の視点から、働く環境がウェルビーイングに与える影響を研究し、経済産業省「健康経営オフィスレポート」の策定などにも携わる。桑沢デザイン研究所 ⾮常勤教員、千葉県⽴保健医療⼤学 ⾮常勤講師。
Planetway Corporation 代表取締役社長CEO/Founder
平尾憲映 氏
1983年福井県生まれ。エンタメ、半導体、IoT分野で、3度の起業と1度の会社清算を経験。米カリフォルニア州立大学卒業後、ソフトバンク(株)を経て、2015年グローバルスタートアップ(米国、日本、エストニア)のPlanetway創業。2018年、日本代表企業の7社として、安倍総理(当時)のエストニア首相表敬訪問に同行。2020年1月のダボス会議にて、『データ個人(パーソナルデータ)主権時代の実現』についてのビジョンを発表。2022年、興和株式会社とのプロジェクトにおいて自社の2製品(PlanetCross/PlanetID)が導入され、世界初のパーソナルヘルスケアデータコントロールサービス実証実験における基幹テクノロジーの開発を担当。パーソナルデータの民主化に向けた資本主義の進化について独自のビジョンを掲げている。
◆モデレーター
『WIRED』日本版 編集長
松島 倫明 氏
未来を実装するメディア『WIRED』の日本版編集長としてWIRED.jp/WIREDの実験区"SZメンバーシップ"/雑誌(最新号VOL.47 特集「THE WORLD IN 2023」)/WIREDカンファレンス/Sci-Fiプロトタイピング研究所/WIRED特区などを手がける。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。内閣府ムーンショットアンバサダー。21_21 DESIGN SIGHT企画展「2121年 Futures In-Sight」展示ディレクター。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京出身、鎌倉在住。
- 実施主体
大阪商工会議所
所在地:大阪市中央区本町橋2-8
代表:会頭 鳥井信吾
設立:1878年8月27日
URL:https://www.osaka.cci.or.jp/
◆共催
近畿経済産業局
所在地:大阪市中央区大手前1-5-44 大阪合同庁舎1号館
代表:局長 伊吹英明 氏
URL:https://www.kansai.meti.go.jp/
◆特別協力
一般社団法人日本オフィス家具協会
所在地:東京都中央区日本橋人形町1-12-11 リガーレ日本橋人形町
代表:会長 黒田章裕 氏
設立:1956年
URL:https://www.joifa.or.jp/
一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構
所在地:大阪市北区梅田3丁目4番5号 毎日新聞ビル8F
代表:代表理事 井垣貴子 氏
設立:2020年3月18日
URL:https://yumeshimakikou.org/
⼀般財団法⼈関⻄情報センター
所在地:大阪市中央区城見1丁目3番7号 松下IMPビル5階
代表:会長 森下俊三 氏
設立:1970年5月29日
URL:https://www.kiis.or.jp/
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