日本女子大学が新タグライン「私が動く、世界がひらく。」を策定
学生および教員によるセッションを経て、未来に向かう大学の姿勢を表現
このタグラインには、120年以上にわたり本学が培ってきた独自の専門性や多様性、自学自動や教育理念である三綱領の精神を身につけることができる環境を大切にしつつ、時代変化に対応した学修の場を提供することで「自己の可能性を伸ばし、社会とつながり前進し、学んだことを生かし社会に貢献できる」人材を輩出していきたいとの想いが込められています。
■大学改革について
創立120周年にあたる2021年に西生田キャンパス(神奈川県川崎市)にある人間社会学部が、目白キャンパス(東京都文京区)に移転しました。5学部15学科と大学院が創立の地である目白に統合し、変化の激しい社会の動きに柔軟に対応できる学部・学科の再編成など、学部や学科の枠を越えて文理双方を学べる総合大学としての大学改革を推し進めています。
■ステートメントについて
本学の創立者である成瀬仁蔵が残した三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」を若い世代にも伝わるように紐解きながら、彼女たちの背中を押すようなメッセージを込めてタグラインを表現しました。
■策定のプロセス
学生と教員の代表がそれぞれにセッションを重ね「変わってほしくない日本女子大学の良さ」と「未来に望む日本女子大学の“新しい”良さ」を改めて見つめ直し、意見を交わしました。
その結果でてきた、自学自動の精神や本学の学生が持つ挑戦する姿勢などが、新しいタグラインに反映されています。
■今後の予定
本学は今後もこのタグラインのもと、学生一人ひとりが主体的に学びを深めることができる学修環境を整える大学改革を、引き続き推進してまいります。
新タグラインは、5月より本学Webサイトや媒体広告などで告知いたします。
■日本女子大学学長 篠原 聡子からのメッセージ
この度、日本女子大学は新たなタグラインを策定いたしました。この「私が動く、世界がひらく。」というタグラインは、本学の未来について学生や教員が共に意見を交わし協働することで生まれました。
本学創立者 成瀬仁蔵が残した「三綱領」の教育理念は、創立から120年以上経った今でも多くの学生の拠り所となっており、その流れを汲んだステートメントとあわせて、これから世界を舞台に活躍する学生たちの背中を押してくれるような強さと優しさを新タグラインで表現しています。
私たちはこのタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材をこれからも育ててまいります。
日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。幼稚園から大学院までの一貫教育、さらに卒業生以外にも門戸を開くリカレント教育など、誰もが生涯を通じて学び、成長し続ける社会を創るための機会を提供しています。多様で非連続に変化する社会において、新しい明日を共に創る人材を育てています。詳しくは、https://www.jwu.ac.jpをご覧ください。
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