【カメイ新事業ニュース #02】工業用水処理設備レンタル事業に関する協業検討開始のお知らせ
カメイ株式会社(本社:宮城県仙台市、社長:亀井 昭男、以下「当社」)は、住友電工グループの五興商事株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:堀 秀夫)と、工業用水処理設備のレンタル提供を軸とした新規事業に関し、協業に向けた共同検討を開始いたしました。
本事業は、老朽化した排水処理設備の更新負担や環境対応に関する課題に対し、「初期投資を抑えながら環境基準を満たす運用支援」という新たな選択肢を提供するものです。企業のサステナビリティ経営を支援し、環境負荷の低減と経済性の両立を目指します。
工業用水処理設備とは?
工場などで使用された水は、油分や有機物、重金属等によって汚染されていることが多く、そのまま排出すると環境に悪影響を及ぼします。工業用水処理設備は、こうした排水を物理的・化学的・生物学的な方法で浄化し、法令基準まで処理したうえで、安全に排出または再利用するための装置です。

市場の背景
食品、金属、化学、機械等の製造業では、排水処理設備の老朽化が進み、その更新にかかる費用が経営の負担となっています。さらに、環境規制の強化や地域社会との共生といった観点からも、計画的かつ適切な設備更新が求められています。


主な工業用水処理設備 |
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沈殿槽、ろ過装置、曝気槽、脱水機、薬品注入装置など |
当社の役割と今後の展望
当社は本事業において、設備更新費用や保守点検業務などの顧客の課題解決を図るとともに、五興商事株式会社の技術を活用した運用最適化により、安全で安定したサービス提供を目指してまいります。
今後は、東北・北陸エリアを中心に市場検証を進め、正式なサービス開始に向けて協議を継続するとともに、持続可能な地域社会と産業基盤の構築に貢献し、企業価値の向上を図ってまいります。
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