AIの回答は毎回変わるのに、1回だけの計測で判断していませんか。LLMOチェキ、露出を「確率×95%信頼区間」で捉える独自の統計計測手法『n-shot統計計測』を搭載
同一の質問を最大複数回実行し、露出を「点」ではなく「幅」で把握。たまたまの言及を実力と誤認する"単発計測"の落とし穴を、統計設計で解消します

株式会社Itera(本社:東京都新宿区、代表取締役:武藤尭行、以下「当社」)は、LLMO対策ツール『LLMOチェキ』において、同一の質問を複数回実行し、AI検索での自社ブランドの露出を「確率と95%信頼区間」で表示する独自の統計計測手法『n-shot統計計測』を提供しています。実行のたびに回答が変わるAI検索において、1回だけの計測で「言及された/されなかった」を判断することの危うさに対する、当社なりの回答です。
背景|AI検索の計測には「精度問題」がある
ChatGPTやGeminiなどの生成AIは、同じ質問をしても実行のたびに異なる回答を返します。挙げるブランドの顔ぶれも、その順番も、毎回変わります。これはAIの不具合ではなく、生成AIの仕様です。
ところが、AI検索での自社の見え方を計測する際、多くの現場では「1回聞いて、出たか出なかったか」で判断が行われています。これはコインを1回投げて表が出たから「表が出る確率は100%」と結論づけるのと同じ構造です。
この「単発計測」には、実務上の深刻な副作用があります。
-
たまたま言及された回を見て「対策済み」と安心してしまう・・実際の露出確率は3割程度でも、その1回だけを見れば100%に見える
-
たまたま言及されなかった回を見て「効果が出ていない」と施策を止めてしまう ・・逆もまた然り
-
日々の数値の上下が「AIの気まぐれ」なのか「施策の成果」なのか区別できない ・・誤差をトレンドと誤認し、意思決定を誤る
計測が間違っていれば、その上に積む改善はすべて砂上の楼閣です。当社はこの問題を、LLMO対策における最初に解くべき課題と位置づけました。
『n-shot統計計測』とは|1回ではなく、n回測る
『LLMOチェキ』のn-shot統計計測は、同一プロンプト×AIエンジンの組み合わせを複数回(日次計測でn=3、週次・オンデマンド計測でn=10)実行し、自社ブランドの露出を確率として算出します。さらに、その確率にはWilson方式による95%信頼区間(±の幅)を併記します。
計測例
プロンプト10件 × 3エンジン × n=3の日次計測の場合、1日あたり90回の計測を実施します。このうち自社への言及が36回であれば、露出確率は40.0%(95%信頼区間:約30〜51%)と表示されます。単発計測であれば「言及あり(100%)」か「言及なし(0%)」のどちらかに振れていたはずの実態が、幅を持った確率として正しく把握できます。
「誤差を隠さない」ための設計
n-shot統計計測は、数字を大きく見せるためではなく、数字を正しく読むための機能です。そのため、以下の設計を徹底しています。
-
欠測を分母に含めない:AIエンジン側のエラーで計測できなかった回は、代替データで埋めず「欠測」として記録し、確率の計算から除外します。計測の過半数が欠測となった場合は、数値自体を表示せず「計測不能」と明示します
-
単発計測は単発計測と明示する:実行回数が1回の場合、信頼区間を表示せず「単発計測」表示に切り替え、統計値と誤認されることを防ぎます
-
誤差とトレンドを区別できるUI:ダッシュボードでは信頼区間の帯と7日移動平均を重ねて表示。±の幅が重なっている変動は「誤差の可能性がある」と読み取れるため、単日の上下に一喜一憂しない運用が可能です
首位獲得率・SoVなど関連指標も統計的に定義
露出確率のほか、回答内で自社が最初に挙がった割合を示す「首位獲得率」、AIが挙げた全ブランドに占める自社の割合「言及シェア率(SoV)」、「平均言及順位」などの指標も、分子・分母の定義を明確化した上で提供します。
指標ごとに信頼区間の有無を明示し、読み方の注意(例:平均言及順位は言及された回答のみの平均であるため、露出確率とセットで読む)までプロダクト内でガイドします。
提供について
n-shot統計計測は『LLMOチェキ』の標準機能として提供しています。月額29,800円~(税別)・初期費用0円から利用可能です。自社のAI検索での露出確率を確認したい方は、サービスサイトよりデモをお申し込みください。
代表コメント(株式会社Itera 代表取締役CEO 武藤尭行)
私は7年以上、検索順位の計測ツールを作り続けてきました。その経験から断言できるのは、「計測が信頼できないツールは、必ず使われなくなる」ということです。
AI検索の計測は、従来の検索順位計測より本質的に難しい。順位という固定的な概念がなく、回答そのものが毎回揺らぐからです。この揺らぎを無視して1回の結果を見せることは、技術的には簡単ですが、お客様の意思決定を誤らせます。逆に、揺らぎを確率と信頼区間で正直に見せることは、手間もコストもかかりますが、それをやらない計測ツールに存在価値はないと考えました。
n-shot統計計測は、派手な機能ではありません。しかし、LLMO対策のすべての改善サイクルは正しい計測の上にしか成立しません。地味な部分にこそ一番コストをかける。それが当社の計測ツール開発における哲学です。
■ 会社概要
会社名:株式会社Itera
代表者:代表取締役 武藤尭行
事業内容:AIマーケティングSaaSの開発・提供
Mission:成果の出せるマーケティングを、当たり前にする。
Vision:AI時代のマーケティングインフラになる。
サービス:LLMOチェキ(https://itera-llmo.com)、Itera AI for SNS、Itera AI for LP ほか
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- パソコンソフトウェアネットサービス
- ダウンロード
