サイファー・テック、チート対策ツールを機能強化
~Unityアプリ内の .NET 中間言語コードを暗号化して保護~
各種セキュリティソフトウェアを開発・提供するサイファー・テック株式会社は、スマートフォンゲームのチート対策SDK「CypherGuard AppTrusty(サイファーガード アップトラスティ)」に .NET 中間言語コードの保護機能を搭載したことを2016年8月30日付で発表いたします。 .NET 中間コードの解析も防止できるようになり、ゲーム中の各種アルゴリズムを解析することで行われるようなチート行為も防止できます。
各種セキュリティソフトウェアを開発・提供するサイファー・テック株式会社(本社:徳島県海部郡美波町、代表取締役社長:吉田基晴、以下サイファー・テック)は、スマートフォンゲームのチート対策SDK「CypherGuard AppTrusty(サイファーガード アップトラスティ)」に .NET 中間言語コード(※1)の保護機能を搭載したことを2016年8月30日付で発表いたします。 .NET 中間コードの解析も防止できるようになり、ゲーム中の各種アルゴリズムを解析することで行われるようなチート行為(※2)も防止できます。
※1:人間が読み書きできるソースコードと CPU が実行できる機械語コードの中間的な表現を持つプログラムコード。機械語コードに比べると解析・改変が容易であることからチート行為の標的にされることがあります。
※2:制作者の意図していない動作をゲームアプリにさせることでゲームを有利に進める行為。ゲームの運営に支障を来すような悪質なケースも増えてきています。
【内容を高度化させていくスマホゲームに求められる保護】
スマホゲームの開発基盤として広く利用されている Unity では、アプリ内に .NET 中間言語コードが含まれる場合がある(※3)ことからチート行為に対して特に注意が必要です。 .NET 中間言語コードは解析・改変が容易であり、この部分を標的としたチート行為が数多く発生しています。このようなチート行為として特に多く見られ被害も大きいのはアプリを改変してしまうタイプのもので、敵に与えるダメージが異常に大きくなるようにゲームを改変する、ゲームデータを暗号化して保護する処理を除去してデータが暗号化されないようにする、といったものが挙げられます。一方で、アプリを改変はしないもののその内容を詳細に解析するタイプのチート行為も存在しており、敵に与えるダメージがどのように計算されるかのアルゴリズムを解析して大きなダメージを与える、ゲームデータを暗号化して保護する処理を解析してデータの暗号化を解除する、といったものが挙げられます。
解析によるチート行為は、解析によって看破されてしまうと問題があるような秘匿するべき処理内容を持つアプリでのみ発生します。内容の高度化が著しいスマホゲームではこの種の処理がアプリ側にも含まれるケースが増えており、 .NET 中間言語コードを含むゲームアプリを解析からも保護できるソリューションへのニーズが高まっています。
※3:2016年7月にリリースされた最新の Unity 5.4 で .NET 中間言語コードを含まない形にアプリをビルドする機能が Android プラットフォームについても正式サポートとなりましたが、既存タイトルの移行も含めた完全な普及までには時間を要するものと思われます。
【改変だけではなく、解析も防ぐようになったCypherGuard AppTrusty】
2016年1月に販売を開始した「CypherGuard AppTrusty」では、アプリの改変を検知する機能によって改変によるチート行為を防止し、ネットワーク通信やファイル中のデータを暗号化する処理を解析困難なライブラリとして提供することで解析によるチート行為も防止してきました。今回のアップデートでは、これに加えてアプリに含まれる .NET 中間言語コードを暗号化して解析から保護する機能が搭載されます。これにより、ネットワーク通信やファイルのデータ保護というすべてのアプリに共通する処理だけでなく、バトルシステムの詳細や隠しアイテムの取得方法といった個別のゲームタイトルに固有の処理についても解析から保護できるようになります。データ保護を独自に実装しているアプリについても、独自の保護処理を「CypherGuard AppTrusty」が提供する保護処理に差し替える手間なしに解析によるチート行為を防止できるようになるメリットがあります。
アプリ中の .NET 中間言語コードは、アプリを通常どおりにビルドした後に施す「CypherGuard AppTrusty」による保護処理の際に自動的に暗号化され、アプリが実行される際には自動的に暗号化が解除されます。アプリを開発するのにあたって .NET 中間言語コードが暗号化によって保護されることを意識する必要はありません。
【CypherGuard AppTrustyについて】
「CypherGuard AppTrusty」はスマートフォンゲームのチート対策 SDK です。プログラムファイルやメモリ内容の改変防止といったアプリ一般の保護機能に加えて、暗号処理によってネットワーク通信やデータファイルを保護することでスマートフォンゲームに対する種々のチート行為を強力に防止します。
・ゲームを守る
ゲームのプレイを最優先とした設計により、脱獄や root 化がされていてもプレイを拒否せずにチート行為を防止します。ゲーム実行時に CypherGuard のサーバーと通信する必要はないため、当社サーバーが万が一ダウンしてもゲームがプレイできなくなることはありません。
ゲームで重要となるゲームサーバーとの通信内容の保護を簡潔な API で実現しており、通常の HTTP 通信を行うのと同じ感覚でネットワーク通信を保護できます。
・利用しやすい料金体系
1アプリ年間120万円~という低コストでご利用いただけます。ゲームの売り上げに応じたロイヤリティによるご契約も可能ですのですので、チャレンジングなタイトルについてもリリース当初から確実にチート対策を行っていただけます。
・CypherGuardで培った技術力
2003年の発表から現在に至るまで延べ500万台近くのデバイスに導入され通算で1億件以上のライセンス発行を行ってきた稼働実績を持つDRMシステム「CypherGuard」の技術を活用しています。チート対策の診断・コンサルティングのサービス「Critical Hit」から得てきた知見を CypherGuard の保護技術に融合させることで誕生したのが「CypherGuard AppTrusty」です。
■サービス詳細
CypherGuard AppTrusty: https://www.cyphertec.co.jp/cypher_guard/apptrusty.html
※1:人間が読み書きできるソースコードと CPU が実行できる機械語コードの中間的な表現を持つプログラムコード。機械語コードに比べると解析・改変が容易であることからチート行為の標的にされることがあります。
※2:制作者の意図していない動作をゲームアプリにさせることでゲームを有利に進める行為。ゲームの運営に支障を来すような悪質なケースも増えてきています。
【内容を高度化させていくスマホゲームに求められる保護】
スマホゲームの開発基盤として広く利用されている Unity では、アプリ内に .NET 中間言語コードが含まれる場合がある(※3)ことからチート行為に対して特に注意が必要です。 .NET 中間言語コードは解析・改変が容易であり、この部分を標的としたチート行為が数多く発生しています。このようなチート行為として特に多く見られ被害も大きいのはアプリを改変してしまうタイプのもので、敵に与えるダメージが異常に大きくなるようにゲームを改変する、ゲームデータを暗号化して保護する処理を除去してデータが暗号化されないようにする、といったものが挙げられます。一方で、アプリを改変はしないもののその内容を詳細に解析するタイプのチート行為も存在しており、敵に与えるダメージがどのように計算されるかのアルゴリズムを解析して大きなダメージを与える、ゲームデータを暗号化して保護する処理を解析してデータの暗号化を解除する、といったものが挙げられます。
解析によるチート行為は、解析によって看破されてしまうと問題があるような秘匿するべき処理内容を持つアプリでのみ発生します。内容の高度化が著しいスマホゲームではこの種の処理がアプリ側にも含まれるケースが増えており、 .NET 中間言語コードを含むゲームアプリを解析からも保護できるソリューションへのニーズが高まっています。
※3:2016年7月にリリースされた最新の Unity 5.4 で .NET 中間言語コードを含まない形にアプリをビルドする機能が Android プラットフォームについても正式サポートとなりましたが、既存タイトルの移行も含めた完全な普及までには時間を要するものと思われます。
【改変だけではなく、解析も防ぐようになったCypherGuard AppTrusty】
2016年1月に販売を開始した「CypherGuard AppTrusty」では、アプリの改変を検知する機能によって改変によるチート行為を防止し、ネットワーク通信やファイル中のデータを暗号化する処理を解析困難なライブラリとして提供することで解析によるチート行為も防止してきました。今回のアップデートでは、これに加えてアプリに含まれる .NET 中間言語コードを暗号化して解析から保護する機能が搭載されます。これにより、ネットワーク通信やファイルのデータ保護というすべてのアプリに共通する処理だけでなく、バトルシステムの詳細や隠しアイテムの取得方法といった個別のゲームタイトルに固有の処理についても解析から保護できるようになります。データ保護を独自に実装しているアプリについても、独自の保護処理を「CypherGuard AppTrusty」が提供する保護処理に差し替える手間なしに解析によるチート行為を防止できるようになるメリットがあります。
アプリ中の .NET 中間言語コードは、アプリを通常どおりにビルドした後に施す「CypherGuard AppTrusty」による保護処理の際に自動的に暗号化され、アプリが実行される際には自動的に暗号化が解除されます。アプリを開発するのにあたって .NET 中間言語コードが暗号化によって保護されることを意識する必要はありません。
【CypherGuard AppTrustyについて】
「CypherGuard AppTrusty」はスマートフォンゲームのチート対策 SDK です。プログラムファイルやメモリ内容の改変防止といったアプリ一般の保護機能に加えて、暗号処理によってネットワーク通信やデータファイルを保護することでスマートフォンゲームに対する種々のチート行為を強力に防止します。
・ゲームを守る
ゲームのプレイを最優先とした設計により、脱獄や root 化がされていてもプレイを拒否せずにチート行為を防止します。ゲーム実行時に CypherGuard のサーバーと通信する必要はないため、当社サーバーが万が一ダウンしてもゲームがプレイできなくなることはありません。
ゲームで重要となるゲームサーバーとの通信内容の保護を簡潔な API で実現しており、通常の HTTP 通信を行うのと同じ感覚でネットワーク通信を保護できます。
・利用しやすい料金体系
1アプリ年間120万円~という低コストでご利用いただけます。ゲームの売り上げに応じたロイヤリティによるご契約も可能ですのですので、チャレンジングなタイトルについてもリリース当初から確実にチート対策を行っていただけます。
・CypherGuardで培った技術力
2003年の発表から現在に至るまで延べ500万台近くのデバイスに導入され通算で1億件以上のライセンス発行を行ってきた稼働実績を持つDRMシステム「CypherGuard」の技術を活用しています。チート対策の診断・コンサルティングのサービス「Critical Hit」から得てきた知見を CypherGuard の保護技術に融合させることで誕生したのが「CypherGuard AppTrusty」です。
■サービス詳細
CypherGuard AppTrusty: https://www.cyphertec.co.jp/cypher_guard/apptrusty.html
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