アリペイとの直接契約締結によるQR決済サービス“アリペイ”認定代理店登録とアクワイアリング業務開始のお知らせ

株式会社フォーサイド

2018年9月6日 15時10分

　当社連結子会社の、フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：泉信彦、以下「当社グループ」と言います。）は、アリペイジャパン株式会社（本社：東京都中央区、代表執行役員CEO　香山誠）と直接契約締結を行い、世界最大規模のモバイル及びオンライン決済プラットフォーム「アリペイ（支付宝）」の認定代理店（アクワイアラー）に登録され、本日よりアクワイアリング業務を開始することとなりましたので、お知らせいたします。

　当社グループでは、2016年からパートナー企業を介してアリペイのサービスを各種小売店舗等に提供する、加盟店開拓業務を中心に推進しておりましたが、今回の契約締結によって、アリペイのサービスを直接提供可能になり、加盟店開拓業務に加えて、加盟店契約締結時の審査および契約締結後の加盟店管理まで、幅広くアリペイのサービス関連業務を展開することとなります。この取り組みにより、当社グループでは加盟店に対して更に好条件でアリペイのサービスを提供できることから、より一層の事業拡大に繋げることが可能と考えております。

　現在の日本国内におけるキャッシュレス決済比率は18％程度と、諸外国に比べ非常に低い数字となっており、本年6月、政府は閣議決定として、「10年後（2027年）までにキャッシュレス決済比率を4割程度まで押し上げる」ことを方針として打ち出しております。

　同時に、政府は『観光先進国』への新たな国づくりとして、東京オリンピックが開催される2020年の訪日外国人観光客数目標を4,000万人と設定していますが、キャッシュレス決済等のインフラが改善されない場合、109億ドル（約1.2兆円）の機会損失が発生すると試算されており、真の成功を得る為には、中国や諸外国で使われているキャッシュレス決済の導入、普及は必要不可欠であると考えられ、それらの実行に向けて各種施策を日々急ピッチで推進しております。

　当社グループでは2017年から中国のモバイル決済サービス取り扱いも開始していることから、このような成長市場に際して、優位性を持った高品質なスマートフォン向けQR決済サービスを提供拡大することに今後も尽力してまいります。

※引用：“平成30年4月経済産業省商務・サービスグループ消費・流通政策課「キャッシュレス・ビジョン」
”http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf

[アリペイに関して]
アリババグループの関連会社アントフィナンシャルサービスグループが提供するアリペイは、世界最大規模のモバイル及びオンライン決済プラットフォームです。アリペイの中国におけるアクティブユーザーは7億人となっており、海外でも中国人向けのオフライン決済サービスを40の国と地域で提供しています。