Kudan、STSグループとの戦略的事業提携の締結を発表
欧州の自治体および公共インフラ向けにデジタルアセット基盤のソリューション事業を共同展開
本提携は、KudanのSLAM技術およびマッピング用製品向けパッケージと、STSグループの15年以上にわたるエネルギーインフラに関する専門知識とマーケット経験を組み合わせることで、欧州の自治体や公共インフラ顧客のアセット管理を変革することを目指します。
自治体・公共インフラ分野では、インフラの老朽化、労働力不足、規制要件の高まり、コストのかかる運用手順といった課題が近年ますます顕在化しております。手作業による検査、断片的なデータ管理、限られた可視性に依存する従来の方法は、これらの重要なインフラが最適に機能するための障壁となっています。KudanとSTSグループの戦略的提携は、このような課題に正面から取り組み、KudanのSLAMベースのモバイルマッピング技術及びデジタルアセット基盤ソリューションと、STSグループの公共インフラにおける豊富な業界経験を組み合わせることで、これらの分野におけるアセット管理を新しい次元へと導きます。
Kudan 代表取締役CEO 項大雨のコメント
STSグループと提携し、彼らのエネルギー産業と元請けとしての大型案件における経験を活用することで、当社のSLAM技術とデジタルアセット基盤ソリューションをさらに強化し、またそのスコープを拡大できることを嬉しく思います。この協業により、当社の最先端のアセットデジタル化ソリューションをより迅速に提供し、自治体、エネルギー会社、公共インフラ事業者、送電システム事業者に提供することで、生産性の大幅な向上、設計の迅速化、重要資産に対する非常に効果的な運用・保守を実現することができます。
STSグループ創業者兼グループCEO Tamas GYEPES氏のコメント
STSグループは20年にわたりハンガリーのエネルギー市場をリードする企業グループであり、送電網や発電所、再生可能エネルギー発電所の設計と建設、運営とメンテナンスを行っています。この業界のデジタル化により、設計と運用・保守の重要性がますます高まっています。私たちは、Kudan のテクノロジーとソリューションの活用はその開発において非常に強いつながりがあると見ており、これによりヨーロッパの電力および公共事業市場に新たなビジネスチャンスが開かれます。デジタル化は将来のエネルギー分野で大幅な技術進歩と効率改善につながる可能性があり、Kudan と STS グループの協力はこれらの進歩に貢献する上で重要な役割を果たすでしょう。
KudanとSTSグループのパートナーシップは、デジタルアセット管理の領域における革新性、効率性及び卓越性を約束する強力な提携です。両社がこの重要な事業に共同で乗り出すにあたり、緊密に連携し、欧州の自治体と公共インフラ部門のアセット運用管理に変革をもたらすことを約束します。
【STS Groupについて】
2002年に設立されたSTSグループは、15年以上の経験を持つ国際的に認知されたEPC(設計・調達・建設)企業です。高電圧インフラプロジェクト、再生可能エネルギーへの取り組み、エネルギー資産の運用・保守を専門とするSTSグループは、エネルギー分野全体に高品質なソリューションを提供することをお約束します。
詳細な情報は、同社ウェブサイト(https://stsgroup.hu/)をご参照ください。
【Kudan株式会社について】
Kudanは、人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、人工知能(AI)と相互補完する技術として、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/jp/)をご参照ください。
■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425(東証グロース)
代 表 者: 代表取締役CEO 項 大雨
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