西アフリカシエラレオネで、電子マネー給付による新たなロールモデルを実践！シエラレオネで教育支援を届けるNPO法人アラジが若年女性が安心して暮らせる社会を目指し支援を拡大

若年妊娠により教育機会を失った10代シングルマザーへの復学支援、男子学生への性教育を届けるアラジが、受益者にとってより安心できる環境を創るため、支援の拡大と電子マネー給付による新たな支援を目指す

西アフリカに位置し、かつては「世界一寿命の短い国」としても知られていた国、シエラレオネ共和国の経済的困難を抱える最貧困家庭の子ども達に教育の機会を届ける、NPO法人アラジ（所在地：東京都新宿区, 代表理事：下里夢美）では、共に社会を変えていく100名の新たなサポーターを求めてマンスリーファンディングを開催いたします。（開催期間：3月1日～31日）

• アラジの活動について

西アフリカのシエラレオネ共和国は、過去11年間に及ぶ内戦や、エボラ禍の経験により、2016年まで「世界で一番平均寿命の短い国」と言われ、現在でも国民の7割が絶対的貧困化で生活している。子どもの3人に1人が児童労働に従事し、5人に1人が小学校を卒業することが困難な状況にあります。

アラジは、2014年に任意団体として創設し、2017年にNPO法人化してからの8年間で延べ1500名の最貧困家庭の子どもたちへ、公教育への復学機会を提供してきました。

・ひとり親世帯への奨学金給付支援
・農村部小学校定額給付支援
・10代のシングルマザー復学支援
・男子中高生への性教育プログラム「ハズバンドスクール」
 

• 10代のシングルマザーの復学・性教育プログラムの普及を推進

シエラレオネでは、若年妊娠の増加と教育機会からの離脱が深刻な社会問題となっています。（アラジが活動するケネマ県では約1.7割の女子生徒が学校を退学）

避妊具が手に入りにくい現状、性犯罪の多発、人工妊娠中絶の禁止、男性優位の文化がこれまでのシエラレオネ社会にはありました。アラジでは、妊娠を境に生活のため、また社会的非難を背景に教育現場から離れることになった10代のシングルマザーがもう一度復学できるための支援（給付・相談）を実施しています。
 

そして、根本的な課題解決として、これまで社会の中で欠如していた性教育の機会を男子学生に届ける「ハズバンドスクール」を実施しています。（受講者 20,000人以上）

これにより、望まれない若年妊娠の発生を抑えること、また女性への理解が広がるシエラレオネ社会への変容を目指しています。
 

• 電子マネーによる新たな給付モデルの開始

 

 

これまでに50名のシングルマザーに対して現金給付を行っている中、新たに電子マネー（Orange Money）により給付金の授受を可能とする環境を整備します。これまで、給付金は、2か月に一度アラジの関連事務所において現金一括による給付を行ってきましたが、そのための若年女性の遠方からの移動における事故リスク、昨今のインフレによる給付紙幣の枚数増加に伴う持ち運びリスクが生じています。

アラジでは、教育現場への復帰はもとより、関連する環境面の不安を解消したいと考え、受益者にとってより安心できる給付形態を志向し、2023年に電子マネーによる授受を可能とするモデルへと進化させます。
 

• より多くの仲間を求めて月額寄付サポーター登録キャンペーンを開催

３月7日に活動9周年を迎えるアラジは、これまで寄付支援者、ボランティア、SNSフォロワー、その他多くの支援者の方々からの力強い応援に支えられ活動を行ってきました。今回、以下の4つのアプローチの実現のために、アラジの活動をサポートして頂ける100人の新たな仲間を募集する月額寄付サポーター登録キャンペーンを開催します。

開催期間：3月1日（水）10時～31日（金）23時59分まで
キャンペーンページ：https://congrant.com/project/alazi/6225
目標：月額寄付サポーター100名登録

・10代のシングルマザー復学支援の拡大（現在：50名　目標；70名）
・電子マネーによる給付金のためのデバイス整備
・性教育「ハズバンドスクール」の拡大
（現在：ケネマ県の約40％の学校で開校　目標：2023年に100％を達成）
・活動推進のための組織基盤の強化・現地人スタッフの雇用環境整備
 

• 環境に左右されず誰もが夢に向かって努力できる社会を一緒に目指しませんか？

世界のどこに生まれても教育を受ける権利があります。
世界の圧倒的な教育格差はどれだけ祈っても願っても変えることはできません。

私たちは、子どもたちが夢に向かって努力できる最初の「チャンス」でありたい。
あなたの参加が、子どもたちの未来を変える「最初のチャンス」になります。

この機会に一緒に、子どもたちに最初のチャンスである教育を届けませんか？


皆さまの温かいご支援をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。