「宇宙から見つけた地球の色」が国連の舞台へ!「SATELLITE CRAYON PROJECT」UNESCO要請で国連海洋会議の公式展示に抜擢
スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、以下「スカパーJSAT」)は、衛星画像から抽出した“地球の色”を届ける取り組み「SATELLITE CRAYON PROJECT(サテライト クレヨン プロジェクト)」を展開しています。このたび、同プロジェクトの「海のクレヨン」が、ユネスコ政府間海洋学委員会(UNESCO-IOC)からの要請を受け、2025年6月にフランス・ニースで開催される「第3回国連海洋会議(UNOC3)」に、その活動主旨を象徴する教材として公式展示されることが決定しました。

「海のクレヨン」は、一般来場者向けスペース「Green Zone」内にある、「海洋リテラシーを持つ世代」の育成を目的とした展示や体験型コンテンツを展開する「Beyond Border: Ocean Futures Pavilion」にて、PRADAグループとUNESCO-IOCが2019年より共同で実施している海洋教育プロジェクト「SEA BEYOND」とのコラボレーション活動として公式展示されるほか、プロジェクト紹介映像なども放映されます。
スカパーJSATは、同パビリオン内で開催される子ども向けの参加型海洋アート・ワークショップ「Kids Ocean-Inspired Painting Workshop」のため、「海のクレヨン」100セットを提供し、子どもたちの海への理解を深める教育活動を支援いたします。
来場者は、衛星画像から抽出された“実際の海の色”のクレヨンを使って自由に絵を描き、「海って何色?」という素朴な問いかけを通じて、海や地球への理解と関心を深めることができます。
さらに、スカパーJSAT社員が、同パビリオン内で開催されるカンファレンスにおいて、各国の教育関係者を対象に「海のクレヨン」を活用した特別ワークショップを実演する予定です。
スカパーJSATは、UNESCO-IOCおよびPRADAグループが推進する「SEA BEYOND」のビジョンに共感し、今後も海洋リテラシーを育む取り組みに協力してまいります。


■パビリオンで放映されている紹介動画
Introduction Video:Crayons of the Seas(40秒)
Introduction Video:SATELLITE CRAYON PROJECT(2分4秒)
<ユネスコ政府間海洋学委員会/UNESCO-IOC 海洋リテラシー担当 シニア・プログラム・オフィサー>
フランチェスカ・サントロ氏 コメント:
「SATELLITE CRAYON PROJECT」は、好奇心と創造性を育みながら、海への深い理解を促進してくれる素晴らしい取り組みです。科学・文化・体験を融合することで、子どもたちが海洋保護について自発的な意識を持つきっかけを提供してくれます。このコラボレーションは、革新的なパートナーシップが海への意識を高め、未来を担う世代が“青い地球”を守る力となることを証明する良い例となるでしょう。
■2025年国連海洋会議(UNOC3)について
持続可能な開発目標14(SDG14)「海の豊かさを守ろう」の達成を目的とした国連主導の国際会議。フランスおよびコスタリカ共催のもと、2025年6月にフランス・ニースにて開催されます。
会議テーマは:
「海洋の保全と持続可能な利用に向けた行動の加速とあらゆる関係者の動員」
各国政府、国際機関、市民団体、科学者、企業などが参加し、海洋に関する課題やSDG14達成に向けた取り組みを共有・議論します。
■Green ZoneとOcean Futures Pavilionについて
Green Zoneは、UNOC3の公式サイドイベントとして設けられる展示エリアで、一般来場者も参加可能な展示・講演・ワークショップなどが行われます。UNESCO-IOC、欧州委員会(EC)、国連貿易開発会議(UNCTAD)なども出展予定です。
「Beyond Border: Ocean Futures Pavilion」は、UNESCO-IOCおよびPRADAグループが主導するパビリオンで、「海洋リテラシーを持つ世代」の育成を目的に、展示やディスカッション、体験型コンテンツを展開します。
■SEA BEYONDについて
SEA BEYONDは、PRADAグループがUNESCO-IOCとともに2019年に立ち上げた教育プロジェクトで、これまでに世界35,000人以上の学生に海洋教育を提供してきました。2023年には、幼児向け野外教育「Kindergarten of the Lagoon」も開始。現在では、科学研究支援・地域活動・政策提言などにも領域を拡大しています。さらに、プラダの「Re-Nylon for SEA BEYOND」コレクションの売上の1%が本プロジェクトに寄付されます。(商品一覧は https://www.prada.com にて掲載)
■「SATELLITE CRAYON PROJECT」について
「宇宙から見つけた地球の色を通して、地球をもっと知りたくなるきっかけをつくる」をコンセプトに、スカパーJSATの有志がクラウドファンディングから立ち上げたプロジェクトです。2022年「海のクレヨン」を皮切りに、「山のクレヨン」「湖のクレヨン」を企画・発売。同商品は世界三大デザイン賞やグッドデザイン賞、キッズデザイン賞など国内外で数々の賞を受賞しました。現在は、クレヨン制作で生み出した36色と緯度・経度およびその色の背景にある場所のストーリーなどをもとにカラーブランドを発足し、さまざまな企業・団体へのライセンス展開を予定しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像