東京二期会が世界的巨匠ペーター・コンヴィチュニーを迎えて贈るオペラ『影のない女』ワールド・プレミエ公演 2021年10月2日(土)よりチケット発売開始!
2022日2月9日(水)、11日(金・祝)、12日(土)、13日(日)東京文化会館 大ホール
公益財団法人東京二期会は、ドイツ・ボン歌劇場との共同制作により、リヒャルト・シュトラウス作曲のオペラ『影のない女』を2022年2月9日(水)から東京文化会館にて上演します。ドイツに先駆けて、東京での公演がワールド・プレミエとなります。これにむけてチケットの一般発売を2021年10月2日(土)より開始いたします。
- 世界的巨匠ペーター・コンヴィチュニーの初演出を東京から発信するプロダクション!
©︎Werner Kmetitsch
『皇帝ティトの慈悲』 撮影=三枝近志
今回、『影のない女』は、コンヴィチュニーにとっても初演出となる作品です。しかも、共同制作となるドイツ・ボン歌劇場に先駆けての公演となり、世界的巨匠が生み出す全く新しい舞台「コンヴィチュニーの『影のない女』」が2022年東京で誕生します。どのような舞台になるか、世界が注目する今回のワールド・プレミエにぜひお越しください。
- 二期会創立70周年に贈る、ドイツ・オペラの最高峰
日本での本格的な舞台上演はまだ少ない中、私どもはドイツ・オペラの最高峰ともいうべきこの『影のない女』の魅力を多くの方にご体感いただきたく、二期会創立70周年を好機として上演することとしました。
- コンヴィチュニーと名タッグの指揮者アレホ・ペレス再来日!オーケストラは来年創立50周年を迎える新日本フィル!
©︎Ishka Michocka
また、オーケストラは、新日本フィルハーモニー交響楽団が13年ぶりの登場を果たします。指揮者・小澤征爾らが創立して以来、来年50周年を迎える新日本フィル。東京二期会とともに迎えるメモリアル・イヤーに、『影のない女』という祝祭的オペラをお贈りします。
- 日本のオペラ界のトップランナーたちが揃ったダブルキャスト公演!
〈オペラ『影のない女』あらすじ〉
東南の島々に棲む皇帝は、影を持たぬ霊界の王カイコバートの娘と恋に落ち、皇后とした。皇帝は3日間、狩りに出かけると宮殿を発つ。皇后のもとへ一羽の鷹が舞い降り、「影を宿さぬ皇后のため/皇帝は石と化すさだめ」と告げる。期限まであと3日。乳母は、人間をだまして影を買い取ることができると皇后に教え、二人は人間の世界へと降りていく。染物屋バラクとその妻も子供に恵まれていない。乳母は、自分たちが3日間召使として仕え、妻の影を買い取る契約を交わすが、妻の耳には生まれざる子供たちの恨みの声が聞こえ、夫を拒否してひとり眠りにつく。︎
妻は若い男との不貞をでっち上げ、乳母と皇后の二人に影を売り払い、母親になることを諦めたと告げる。温厚なバラクも激怒し、妻を殺すと宣言すると、天から裁きの刀が降り、地が裂け、バラクと妻を飲み込み、家は崩れ去る。
染物屋夫妻を救うため、裁きの場へ出ることを決意する皇后。そこに石となった皇帝の姿が浮かぶ。湧き出る「生命の水」を飲めば、影を得られるという試練に、「飲まぬ」と宣言する皇后。すると皇后の体に影が宿り、皇帝はもとの姿へ。染物屋夫婦は互いの無事を喜び合う。
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