全国の税理士事務所と提携加速へ！広島の会計事務所をグループ化

パートナー制度活用で2033年までに300名体制へ

アイユーコンサルティンググループ

2024年1月17日 10時00分

税理士法人を核に中小企業・資産家向けに各種サービスを展開するアイユーコンサルティンググループ（東京都豊島区、代表：岩永悠／副代表：出川裕基　以下当グループ)は今年1月、全国の会計事務所との提携を目指した「パートナー制度」により、中森優太税理士事務所（広島県安芸郡府中町、所長：中森優太）と提携したことをお知らせします。

　　　　▲左から神谷智道(当グループ)、岩永悠(〃)、中森優太氏、出川裕基(当グループ)

税理士業界の動向

　近年、税理士試験の受験者数は減少傾向にあるものの、税理士登録者数は半世紀以上にわたり増え続けています。日本税理士会連合会が公表した2023年度12月末時点の税理士登録者数は8万1,000人を突破するなど、直近20年間で約20％も増加しています。

　また、税理士法人の数も年々増加傾向にあります。2005年に1,000社を突破して以来増加の一途をたどり、2023年12月末時点では4,964社まで増加。こうした傾向は今後も続くと予想され、地域密着型の小規模事務所は次第に減少し、税理士法人として大規模な事業展開を行う事務所が増えることで、業界の二極化がますます進むことが予測されます。
　

パートナー制度について

　全国10拠点体制で事業を展開する当グループでは、さらなる拠点拡大に向け、2023年7月にパートナー制度を新設。地方の会計事務所との協力関係を構築する制度として注目を集めています。同年には第1号パートナーとして、山梨県の会計事務所をグループ傘下に迎え入れました。

【参考プレスリリース】https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000048237.html

今回の提携について

　今回パートナー制度を締結した中森優太税理士事務所は、所長を含め3名体制で顧問業務や資産税案件を手がける地域密着型の事務所です。中森氏は今回の提携について「開業以来、安定的な売り上げは立っていたものの、リソースの限界を感じ始めていた。提携により、アイユーコンサルティンググループのノウハウやリソースを共有できるという実務的なメリットはもちろん、“西日本No.1の資産税事務所”という大きな目標を達成する面白味も感じている。既存クライアントへの提案強化と新規案件の掘り起こしを共に進めていきたい」とコメントしています。

　当社では2019年に広島事務所を開設していますが、同拠点は引き続き運営し、パートナーとなった中森優太税理士事務所のメンバーとともに、広島エリアの開拓を強化していく方針です。

中森優太氏（中森優太税理士事務所所長）プロフィール

　大学卒業後、広島の大手税理士法人に入所。8年間勤務し、2019年30歳で独立開業。顧問業務では一般事業会社のほか、医療法人、学校法人、公営企業等の特殊法人など幅広く対応。相続税申告及び相続対策などの資産税業務も手がけ、資産税や事業承継に関するセミナーも積極的に行う。得意分野は法人税、所得税、相続税など、法人と個人における税の最適化。目先の節税ではなく、法人と個人それぞれの立場を考慮した最適な提案を日々心掛けている。
　

今後の展開

　高齢化が進む税理士業界において、若手の税理士は業界の将来を担う大切な存在です。このパートナー制度は、地方で活躍する優秀な若手税理士に当グループのリソースを活用してもらうことで、一層活躍できる機会創出につなげていきたいという想いがあります。

　パートナーと当グループが共に連携・協力し、全国各地のお客様へ高付加価値サービスの提供を目指すことは、中小企業のミライを照らすだけでなく、業界全体の活性化にもつながると期待しています。

　アイユーコンサルティンググループでは今後もこの制度を通じて、全国各地の税理士事務所との提携を進めていく方針です。
　

アイユーコンサルティンググループについて

　2013年の創業以来、相続・事業承継案件に特化した税理士法人として、延べ4,350件以上の案件を誇る。2023年の案件数は過去最高の1,000件を突破。西日本トップクラスの相続税申告数を誇り、スピーディかつ高品質なサービスの提供を強みに10拠点体制で全国に対応している。近年は「日本のミライに豊かさを」をグループミッションに、業務改善提案を前提としたDX化支援や、社外CFOサービス、ベンチャー企業向けのインキュベート事業、資金調達・IPO支援なども展開。
　