ウェルビーイングの専門家とNPO、企業が一緒に考えるオンラインフォーラム「子どものウェルビーイングを意識できる社会へ」開催〜子どもたちと向き合う、私たちにできることとは?〜
日時:2024年2月5日(月)【第1部】13:30-14:15【第2部】14:20-15:10
◼️各専門家の知見が集結。家庭や教育現場等での子どもとの関わりを考える場に
そもそも「ウェルビーイング」とは何か、公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事、医学博士の石川善樹氏に解説いただき、「子どものウェルビーイング」について様々な角度から掘り下げます。また、ベネッセウェルビーングLabからは、2023年12月に実施した「子どものウェルビーイングを考える」ワークショップでのリアルな保護者の声を紹介。加えて放課後NPOアフタースクール代表理事 平岩国泰より子どもの居場所づくりの観点からウェルビーイングについて講演します。
◼️放課後の居場所と「子どものウェルビーイング」
日本の子どもの幸福度(well-being)や自己肯定感の低さ、体験格差や孤独、そして自殺数増加の問題など、日本の子どもたちを取り巻く問題は年々深刻化しています。小学校低学年では学校授業1,200時間/年に比べ、放課後の時間は1,600時間と長く(※)、この時間をどう過ごせるかが子どもの育ちにとって重要な一方で、放課後の居場所は質量共に不足。この現状は保護者の働き方にまで影響を及ぼし社会問題として注目されています。放課後NPOアフタースクールは、放課後の居場所づくりの現場から子どもたちや家族のウェルビーイング向上に取り組んでおり、今回のフォーラムでは具体事例と共にお伝えいたします。(※)週末・長期休暇も含む。
◼️フォーラム概要
タイトル:「子どものウェルビーイングを意識できる社会へ〜子どもたちと向き合う、私たちにできることは?〜」
日時:2024年2月5日(月)【第1部】13:30~14:15【第2部】14:20〜15:10
場所:Zoom ウェビナー
参加費:無料
申込先:https://form.run/@child-wellbeing20240205(2/5(月)11時申込締切)
詳細ページ:https://npoafterschool.org/archives/news/2024/01/40806/
対象:小学生の保護者、教育現場や地域で子どもに関わる方々、テーマに関心のある方どなたでも歓迎
アーカイブ配信:イベント実施後2週間以内に申込者全員へメールで視聴URLをお知らせ
主催:ベネッセウェルビーイングLab、放課後NPOアフタースクール
プログラム
<第1部>
(1)「ウェルビーイング」ってなんだろう?「子どものウェルビーイング」ってなんだろう?Well-being for Planet Earth代表理事 石川善樹 氏
(2)ベネッセ ウェルビーイングLab 活動のご紹介 ~ワークショップでのパパ・ママの声~
ベネッセホールディングス常務執行役員 兼 ベネッセ ウェルビーイングLab 所長 岡田晴奈 氏
(3)子どものウェルビーイングにつながる大人の関わりとは〜居場所づくりから見えてきたこと〜
放課後NPOアフタースクール代表理事 平岩国泰
(4)石川氏による解説~(2)(3)の活動事例から「子どものウェルビーイング」を紐解く~
Well-being for Planet Earth代表理事 石川善樹 氏
<第2部>
(1)パネルディスカッション
テーマ:「子どものウェルビーイングを意識できる社会へ」
パネリスト:第1部登壇者3名+ファシリテーター:ベネッセ教育総合研究所 庄子寛之 氏
(2)質疑応答
事前の質問、当日のチャットからの質問にお答えしていきます。
■登壇者・ファシリテーター プロフィール
石川 善樹(いしかわ よしき) 氏
公益財団法人Well-being for Planet Earth代表理事
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業後、ハーバード公衆衛生大学院修了、自治医科大学で博士(医学)取得。「仕事にするなら、健康×幸せ×平和に貢献すること」という父の教えに従い、日々挑戦している。専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念進化論など。「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして研究している。
岡田 晴奈(おかだ はるな)氏
ベネッセホールディングス 常務執行役員
兼 ベネッセ ウェルビーイングLab所長
ベネッセ入社後、出版部などを経て、86年社内で出産休暇取得・復帰第1号となる。93年に現・こどもちゃれんじの立ち上げに参加。97年に統括部長着任後は「二児の母」の経験を活かし、映像教材や生活習慣の学びの導入など改革を推進。22年にはESG・サステナビリティ推進本部長に就任し、社会に向け「よく生きる(ウェルビーイング)を発信。
平岩 国泰(ひらいわ くにやす)
特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール 代表理事
1996年に株式会社丸井入社。長女の誕生をきっかけに、放課後NPOアフタースクールを開始し、21校のアフタースクールの開校に携わる。 2019年新渡戸文化学園理事長就任。日本のモデルとなる未来の学校づくりに挑む。 2013~2019年、文部科学省中央教育審議会委員。2017年より渋谷区教育委員。
庄子寛之(しょうじ ひろゆき)氏
ベネッセ教育総合研究所 (元・東京都公立小学校 指導教諭)
東京学芸大学大学院教育心理学部臨床心理学科修了。公立小学校教員を20年近く務めた後、現職。コロナ禍での全国一斉休校中では、これからの教育について考えるオンラインイベントを企画し、2000人近くの教育関係者を集めた。現在は学校や自治体を支援するために全国各地で教員研修や保護者向けセミナーを行っている。
■ベネッセ ウェルビーイングLabについて(https://www.benesse.co.jp/well-being/index.html)
ベネッセグループは、「Benesse=よく生きる」のフィロソフィーのもと、お客さまの向上意欲と課題解決を生涯にわたって支援する企業グループです。「よく生きる」は、英語にすると「Well-being」。30年以上前からこのテーマを掲げ続けてきた企業として、変わり続ける社会の中で改めてこのテーマに取り組むために、2022年に「ベネッセ ウェルビーイングLab」を立ち上げました。活動開始から1年、情報発信による「ウェルビーイング」の理解促進や、ワークショップや専門家の方との研究を通じて、新たな価値を生み出せるよう、模索を続けています。
■特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクールについて (https://npoafterschool.org/)
「放課後はゴールデンタイム」をビジョンに、2009年に法人化。自由で豊かな放課後を日本全国で実現するため、学校施設を活用した放課後の居場所「アフタースクール」を運営。子どもが主体的に過ごせる環境づくりに力を入れています。また、企業や自治体と連携して、全国の放課後の居場所における環境整備や人材育成の支援、子どもたちの体験機会創出に取り組んでいます。活動に賛同くださる多くの方々とともに、社会全体で子どもたちを育むことにチャレンジし続けています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像