ペッツファーストグループ マンスリーペットレポート2024年4月度

“Pets always come first”を理念に掲げるペッツファーストホールディングス株式会社(本社:東京都⽬⿊区、代表︓正宗 伸⿇)は、傘下のペットショップ「Pʼs-first」の 2024年4月度における流通過程の重要指標をご報告いたします。

■2024年4月度の流通過程における重要数値の結果報告

 2024 年4月1日から4月30日までにペッツファーストグループが取り扱ったペット、すなわち契約ブリーダーから引き受けたペットの頭数が2,092頭、Pʼs-firstでのご契約数は1,796頭、里親譲渡数が16頭、ご解約数が14頭です。


⼀⽅、病気や疾患などが発見され、当社内メディカルセンターやペッツファースト動物病院内等で治療を施したものの、残念ながら発生した死亡事故数は14頭、店舗内等においての死亡事故数は 5頭、ペットケア&アダプションセンター⽇光内での死亡事故数は 0頭でした。全体の死亡事故数は19頭、死亡率として0.90%でした。

2024年4月末時点においてペットケア&アダプションセンター⽇光には 50頭が生活し、主に治療を終えた、または回復期にある48頭が⾥親を募集中であり、2頭は終生飼養を行う予定です。


2024年4月度において、ペッツファーストグループで取り扱ったペットのうち、いわゆる売れ残りや行き先が分からないペットは一頭も存在しません。



■2024年4月度におけるペットの死亡事故と対策

2024年4月の死亡事故数は19頭(前月比+14頭)死亡率は0.90%(前月比+0.63%)でした。なお、死亡原因の内訳は感染症6頭、消化器疾患6頭、呼吸器疾患2頭、先天性心疾患1頭、急性腎不全1頭、神経症状1頭、原因特定不明が2頭でした。

 

ペッツファーストグループは経営理念に沿い、“ペットの死亡事故ゼロ”を⽬指して当社獣医師を中心に「死亡事故ゼロプロジェクト」を社内で運営し、社内の病気の発生や死亡原因を獣医学に基づき分析して再発防⽌に向けての対策を講じています。


4月度は残念ながら、死亡事故数、死亡率ともに前月より増加する結果となりました。日々の寒暖差が大きかったことも影響し、体調不良のペットが増加したと考えられます。特に死亡頭数が多かった消化器疾患と感染症については、いずれも腸管免疫との関わりが大きい疾患であることから、整腸サプリメントを給与することで腸の健康状態を維持し、発生頭数の減少に向けて対策を行って参ります。



■2024年4月度のペットの治療

死亡事故ゼロの実現には、疾病の予防と同時に、病気を患ってしまったペットの治療回復を行うことも不可欠です。当グループでは、ウェルネス管理センターとペッツファースト動物病院で治療を行い、4月度には62頭のペットの健康が回復いたしました。回復したペットは十分な療養期間を設けた上で、P’s-firstもしくはペットケア&アダプションセンター日光でご理解いただけるお客さまへお迎えいただいています。治療後に回復したペットの一例を下記にご紹介します。


【胃腸炎/ペッツファースト動物病院 神戸三宮医院にて治療】

ペッツファースト動物病院 神戸三宮医院 獣医師 白鳥 友香ペッツファースト動物病院 神戸三宮医院 獣医師 白鳥 友香

店舗より、微熱、食欲低下、強制給餌を続けているが体重が増えないとのことで受け入れました。院内で実施した血液検査で炎症の値が高く、エコー検査で胃腸の動きがかなり落ちていることがわかったため、胃腸炎としてそのまま入院で治療を開始しました。


入院中、肝数値の一時的な上昇もみられましたが、点滴と投薬を続け全て正常値に落ち着きました。治療により食欲も回復し、5日目には来院時より200gも増えた体重で元気に退院して店舗に戻りました。店舗で素敵なご家族と出会い、お迎えされたそうです。


とても人懐っこくゴロゴロ音で聴診ができないほどご機嫌さんだったので、ご家族と共に幸せに過ごしてもらえることを願っています。


●ペッツファースト動物病院 神戸三宮医院:https://pfirst-ah.jp/hospital/kobe-sannomiya/


胃腸炎から回復し、店舗に復帰した ノルウェージャンフォレストキャット胃腸炎から回復し、店舗に復帰した ノルウェージャンフォレストキャット


当グループでは病気の予防と獣医療によってペットの命を守り、当グループで受け入れたすべてのペットが幸せなペットライフを送れるよう、今後も改善を続けてまいります。同時に、情報を開示し続けることによって、あるべき健全なペットショップ運営を行います。



■会社案内

【会社名】ペッツファーストホールディングス株式会社

【所在地】〒153-0063東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F

【資本金】1億円

【代表者】代表取締役社長CEO 正宗伸麻

【従業員数】1,263名(うち獣医師70名 愛玩動物看護師55名※業務委託含む)2024年4月末時点

【その他】

●公益財団法人日本補助犬協会と連携し13頭の聴導犬と1頭の介助犬を育成しユーザーへ提供

●動物病院URL(https://pfirst-ah.jp/

●ニュースレターアーカイブページ(https://www.pfirst.jp/newsletter.html


<本掲載関連記事>

・vol.1 ペットの命を守るための取り組み〜売れ残ったペットはどうなるのか

・vol.3  ペッツファースト初の医療センター「ペッツファースト動物病院 代官山高度医療センター」を開院

・vol.4 「ペッツファースト動物病院 福岡大野城医院」開院〜なぜ動物病院を拡大するのか〜

・vol.5 第1回譲渡会を開催〜なぜペットケア&アダプションセンター日光を開業したのか〜

・vol.6 私たち動物病院グループの高度医療への取り組み

・vol.7 日本獣医生命科学大学との猫の難病FIPの共同研究の取り組み〜不治の病を治る病気へ〜

・vol.8 ペットの遺伝子病対策の取り組み〜重篤な遺伝子病で苦しむペットを生み出さないために〜

・vol.9 2023年マンスリーペットレポ―ト総括〜売れ残りを一頭も出さない、病気や死亡事故根絶のための取り組み〜

・vol.10ペット販売の生後8週齢(56日齢)規制に対する私たちの考え方〜生後60日齢での取引基準への引き上げに関するお知らせ〜


●マンスリーペットレポート (https://www.pfirst.jp/protected_monthlyreport.html

 

■お問い合わせ先

【本掲載内容について】

ペッツファースト株式会社 広報部

電話番号 03-6417-3503/E-mail pr@pfirst.jp

担当者 粕谷・西河

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://pfirst.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都目黒区目黒1-24-12 オリックス目黒ビル9F
電話番号
-
代表者名
正宗伸麻
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2008年04月