言語を扱う現代アーティスト、マイケル・ホーによる個展「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」をKOTARO NUKAGA(天王洲)にて開催。
ギャラリーの白い壁を剥がして作品制作。
KOTARO NUKAGA(天王洲)では4月8日(土)より、6月3日(土)まで、アメリカ、ハワイ島生まれのアーティスト、マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホーによる個展、「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」を開催します。(公式HP: https://kotaronukaga.com/)
本展はホワイトキューブと言われるギャラリーの壁に直接介入するカタチで作品が制作されています。「フレーズ」をギャラリーの壁に直接描き、引き剥がすというアーティストの行為は、1929年にニューヨーク近代美術館(MoMA)が公共性に支えられた近代美術館制度を目指し導入した、ホワイトキューブという制度からも逃走するZ世代のアーティストの態度でもあります。それは言語を扱う表現の一部、つまり言語による非領域化の姿勢として見ることもできます。
アーティストについて
1996年、ハワイ生まれ。東京を拠点に活動する広東・日系アメリカ人のアーティスト。2018年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で美術学士号を取得した後、平面から立体、そしてその中間に位置するような作品を制作し、鑑賞者と作品のあいだに起こるその場限りの対話を促す。バーバラ・クルーガーやアンドレア・フレイザーといったアーティストに師事したホーの作品は、象徴的なイメージと太字のテキストを主に組み合わせる。そうしたイメージやテキストは、単体であれば挑発的だったり、直接的だったりするものの、組み合わされることで意味が多重になり複雑化する。これらの作品は、不透明な社会批判をもたらし、鑑賞する者を解釈する側に位置づけようとする不条理でユーモアをもった尺度を生む。
■マイケル・リキオ・ミング・ヒー・ホー (Michael Rikio Ming Hee Ho)
1996年、ハワイ生まれ。東京を拠点に活動する広東・日系アメリカ人のアーティスト。2018年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で美術学士号を取得した後、絵画と彫刻を扱い、鑑賞者と作品のあいだに起こるその場限りの対話を促す複雑な作品を制作している。バーバラ・クルーガーやアンドレア・フレイザーといったアーティストに師事したホーの作品は、象徴的なイメージと太字のテキストを主に組み合わせる。そうしたイメージやテキストは、単体であれば挑発的だったり、直接的だったりするものの、組み合わされることで意味が多重になり複雑化する。その結果、不透明な社会批判をもたらし、鑑賞する者を解釈する側に位置づけようとする不条理でユーモアをもった尺度を生む。
■開催概要
展覧会名:「SOMETHING SO BEAUTIFUL IS SO EASILY FORGIVEN」
会期: 2023年4月8日(土) - 6月3日(土)
開廊時間: 11:00 – 18:00 ※日月祝休廊
公式サイト: https://kotaronukaga.com/
会場:KOATRO NUKAGA(天王洲)
〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F
TEL 03-6433-1247
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