SHIOJIRI NIGHT MUSEUM in 平出遺跡～古（いにしえ）に誘う光の回廊～を2月26日（土）に初開催

コロナ禍な冬でも暖かなともしびを届けたい！

長野県塩尻市は、平出遺跡公園にて、あたたかな光が古代の復元住居等を彩るライトアップイベントを開催します。
このイベントは、再び猛威を振るうコロナウイルス感染症により、イベントの開催が厳しい状況となっている中、「今、できる形で塩尻の文化を発信したい！」との思いから開催しています。太古のロマンが息づく平出遺跡の幻想的に輝く一夜をお楽しみください。

• 概要

１．日時 　令和４年２月２６日（土）
　　　　 　午後６時～８時
２．会場 　平出遺跡公園一帯
３．料金 　無料
４．主催　塩尻市、塩尻市教育委員会、（一社）塩尻市観光協会
※感染症対策のため、マスクをつけてお越しください。

 

• みどころ​

＜灯ろう200基の展示＞
200基の灯ろうによってライトアップされる公園の遊歩道が、幻想的な空間を演出します。

 

＜復元住居のカラフルなライトアップ＞
公園内にある復元住居もライトアップします。古墳時代の住居は、一定の時間ごとに色彩を変えます。縄文時代の住居は、内部を優しく灯します。公園のシンボルとして地元に 親しまれている復元住居が、いつもと違った表情を見せます。

＜ガイダンス棟でのプレミアム展示＞
公園内のガイダンス棟では、「釣手土器」という縄文時代のランプとされる土器を展示します。縄文の夜を照らした「釣手土器」の灯火を再現する、この日だけの特別な展示をお楽しみください。 時流に沿った新たなイベントで、コロナ禍における塩尻市の魅力発信のかたちを模索し てまいります！
 

• 平出遺跡とは

平出遺跡は、縄文時代から平安時代にかけての大集落跡です。江戸時代から石器が拾える場所として記録にも残されています。
本格的な発掘調査は昭和25年に始まり、中でも古墳時代から平安時代の豊富な出土品は、当時の生活復元をある程度可能にすることができる貴重なものと評価され、昭和27年に国史跡に指定されました。

平出遺跡の縄文時代は、早期から晩期にかけて、その痕跡をたどることができます。中でも最も栄えたのは116軒の住居が見つかった中期（ 約4,500年前～5,500年前）で、豊かで安定した暮らしが営まれたことがうかがえます。
古墳時代の平出遺跡からは、80軒以上の住居址や建物跡が見つかっています。住居の規模は全体的に大きく、屋内にはカマドが設けられています。住居内からは土師器・須恵器といった土器や鉄器など豊富な遺物が出土し、集落繁栄の一時期を示しています。
平安時代に入ると、住居は遺跡内全域に分布するようになり、50軒以上の住居址、建物跡が見つかっています。この時期には、土師器・須恵器のほか釉を施した灰釉陶器が加わり、緑釉陶器のような貴重品も使用されるようになりました。

 

• 長野県塩尻市

​松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置します。 隣接市町村は、東は岡谷市、西は朝日村、南は辰野町、北は松本市で、木曽方面は木祖村です。

地形は扇状地形で、信濃川水系の「奈良井川」と「田川」、天竜川水系の「小野川」が流れています。そして「塩尻峠」と「善知鳥峠」「鳥居峠」は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。

本市は太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝で、鉄道はJR中央東線・西線及び篠ノ井線が通過します。主要幹線道路は、長野自動車道のほか、一般国道19号、20号及び153号が通過し、分岐点にもなっています。

塩尻市ホームページ：https://www.city.shiojiri.lg.jp/
 

• お問い合わせ

＜塩尻市産業振興事業部観光課＞
　Tel：[phone]
　ホームページ（塩尻市観光協会）：https://tokimeguri.jp/
　インスタグラム：https://www.instagram.com/accounts/login/?next=/shiojiri_kanko/

＜平出博物館＞
　Tel：[phone]
　ホームページ：https://hiraide.shiojiri.com/remains/
　インスタグラム：https://www.instagram.com/accounts/login/?next=/hiraide_museum/