産業用太陽光発電の売却のタイミングはいつがいい?所有者400人に調査!

購入から10年以内が売却のベストタイミング!7割の投資家が卒FIT前に売却を希望。

FIT制度の買取価格は、制度開始当初から年々低下する傾向にあります。

再生可能エネルギーの技術革新、再生可能エネルギーの普及、電力市場の競争激化などの様々な理由により、買取価格の減少傾向が続いています。

今後の展望として、再生可能エネルギー分野において、FIT(固定価格買取制度)に代わるFIP制度では、電力を市場価格に応じて売電し、これに対して一定のプレミアムを得る仕組みとなっています。

このため、従来のFIT制度と比べ、市場の動向に敏感に対応する必要があります。

また、コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)と呼ばれる、企業と再生可能エネルギー事業者が長期的な電力購入契約を結ぶ方式も注目されています。

これにより、再生可能エネルギーを直接調達する企業が増え、エネルギーの安定供給やカーボンニュートラルの達成が期待されています。

しかし、これらの取り組みは技術的な理解や市場の知識を要し、中小規模の再生可能エネルギー事業者が単独で対応するのは困難です。特に、電力市場の動向やリスク管理の専門知識が必要なため、専門家やコンサルタントの支援を受けることが重要になるでしょう。

そこで今回、卒FIT産業用太陽光発電所の買取予約サービス(https://wajo-holdings.jp/farm/lp-grafit/を運営する株式会社和上ホールディングスは、産業用太陽光発電投資を行っている人を対象に「卒FIT」に関する調査を実施しました。

産業用太陽光発電投資、FIT制度終了後も継続すると回答したのは約4割!

まず始めに、『「卒FIT(固定買取価格制度終了後)」について、いつ頃から意識し始めましたか?』と聞いてみました。

「購入後6年~8年(42.5%)」が最も多く、次に「購入後3年~5年(25.5%)」が多い結果となりました。

一方、「購入前から(14.8%)」や購入して間もない「購入後1年~3年(11.0%)」と、約4人に1人は、早期から意識をしていたようです。

続いて、『「卒FIT」後も、産業用太陽光発電への投資を継続したいと考えていますか?』と聞いたところ、「継続したいと考えている(42.0%)」が多く、「検討中(40.3%)」が次に多い結果でした。

「継続はしない(17.7%)」と、売却や処分をする予定の方は2割に満たない結果となりました。

固定買取価格も年々と減少しており、その制度が終了後は新たな売電先を探し、契約をしないといけません。

合わせて、太陽光発電所の設備のメンテナンスなども発電効率を維持するために必要になってくるため、将来の収支のバランスの見極めが重要と言えるでしょう。

また、4割の方が検討中という回答でしたが、いざ太陽光発電所を売却したいとなった際の買い手探しも非常に苦労するため、売却に踏み切れない方も多くいる結果とも考えられます。

売却のタイミングはいつがいい?所有者に聞いてみた

2012年から始まったFIT制度(固定価格買取制度)は、10kW以上だと20年間の固定価格買取が保証されています。

制度開始から10年経った2022年頃から、太陽光発電所の売却を検討する企業や投資家(所有者)が多く出てきています。

卒FIT(FIT制度が終了)すると、FIT制度の適用期間中は、高めの価格で電力を売ることができましたが、卒FIT後は、一般の売電価格に切り替わるため、買取価格が大幅に下がります。

また、卒FIT後は、電力会社との売電契約を新たに結んだり、自家消費の利用を検討する企業など、様々な選択肢の中から最適な方法を選ぶ必要があります。

そういった理由から、卒FITに向けて、太陽光発電所の売却を検討している方もいることが先程の調査で分かりました。

そこで、『FIT制度(固定価格買取制度)終了後、太陽光発電事業は今後も継続されていくと思いますか?』と来てみました。

「非常にそう思う(24.8%)」「そう思う(45.0%)」と全体の8割以上の方が、太陽光発電事業は今後も継続されていくと思っていることが分かりました。

その理由についても聞いてみました。

■脱炭素化の流れの中で、再生可能エネルギーへの転換が加速して、太陽光発電はその中でも最も注目されている

■発電過程でCO2を排出しないため、気候変動対策としてよい

■化石燃料価格の変動に左右されにくい

■太陽光パネルの変換効率が向上し、少ないパネルでより多くの電力を発電できるようになっていくと思うから

■太陽光発電システムの導入コストが安くなっていくから

などの様々な意見がありました。

最後に、『産業用太陽光発電のいいタイミングでの売却はいつだと思いますか?』と聞いてみました。

最も多かったのは「購入から10年以内(50.3%)」で約半数でした。

「購入から5年以内(11.0%)」「購入から3年以内(9.2%)」と、全体の7割の方が、卒FIT前に売却するべきだと思っている方がいることが分かりました。

いざ、太陽光発電所の売却を検討しても、すぐに買い手が見つかるとは限りません。

和上ホールディングスでは、『太陽光発電所の買取予約サービス』を行っておりますので、まずは現在の買取価格の査定から始めてみてはいかがでしょうか?

株式会社和上ホールディングス

今回、調査を実施した株式会社和上ホールディングスは、卒FIT産業用太陽光発電所の買取予約サービスを行っています。(https://wajo-holdings.jp/farm/lp-grafit/

産業用の太陽光発電所を今後どうするか、将来、相続や売却、売電の動向に不安を感じている方や、売却するかどうかを悩んでいる方は、お気軽にお問い合せ下さい!

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■株式会社 和上ホールディングス:https://wajo-holdings.jp/

■TEL:0120-054-405(050-3176-2122)

調査概要:「卒FIT」に関する調査

【調査期間】2024年8月16日~2024年8月21日

【調査方法】第三者機関によるインターネット調査

【調査人数】400人

【調査対象】産業用太陽光発電投資をしている人

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会社概要

URL
https://wajo-holdings.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロンティア7F
電話番号
0120-409-522
代表者名
石橋大右
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1993年07月