世界初・貴金属の精錬および加工年代を、非破壊で測定する。貴金属年代測定装置「貴金属記録検知機 PMAS-1」の開発完了および鑑定サービス開始のお知らせ

株式会社Spicy Company

株式会社SpicyCompany(本社:東京都渋谷区恵比寿、代表取締役:小宮 久、以下「当社」)は、貴金属(金・銀・プラチナ・パラジウム)の精錬および加工年代を、非破壊・無汚染で測定する貴金属年代測定装置「貴金属記録検知機 PMAS-1」(Precious Metals Archive Scanner)を独自開発したことを発表する。本装置の本格稼働に伴い、当社は一般社団法人 両替商協会 貴金属認証機構(PMCA)と連携し、貴金属の年代鑑定書発行および現物へのQRコード刻印による台帳管理サービスを、2026年X月より開始する。

POINT 1

世界初の貴金属年代測定装置「貴金属記録検知機 PMAS-1」を当社独自開発。CVD単結晶ダイヤNVセンター量子磁気センサーを核とする多重測定方式により、金・銀・プラチナ・パラジウムの精錬・加工年代を3年幅で測定する。

POINT 2

一般社団法人 両替商協会 貴金属認証機構(PMCA)と連携し、PMCA・SpicyCompanyダブルネームでの鑑定書発行サービスを開始。鑑定書には台帳照会用QRコードを付し、現物地金にも同一IDをレーザー刻印する。

POINT 3

リサイクル地金B2B(製錬業者・地金商)市場における品質・履歴トレーサビリティの新基準を確立。鑑定書再発行8,000円・新規発行15,000〜30,000円より、全国の地金取引現場で利用可能とする。

01. 貴金属年代測定装置「貴金属記録検知機 PMAS-1」

▲ 貴金属記録検知機 PMAS-1 / 全体構成図

■ 開発の背景

貴金属取引の世界には、長らく解かれていない一つの問いがあった。「この地金は、いつ精錬され、いつ鋳造されたものか」。リサイクル地金が流通するB2B市場では、この問いに対する科学的な答えが存在せず、品質と履歴の保証は刻印と書類だけに頼ってきた。

私は、この空白を技術で埋めたいと考えてきた。当社はCVD単結晶ダイヤモンドおよび量子センサー技術を長く磨いてきた。その技術蓄積を、貴金属の年代測定という一点に集中投下したのが、本装置「PMAS-1」である。

貴金属の年代を、初めて科学が語る。これが、PMAS-1の意義である。

■ 装置の概要

PMAS-1は、貴金属(金・銀・プラチナ・パラジウム)の地金・製品について、(1) 真贋判定、(2) 品位(純度・組成)、(3) 精錬および加工の年代帯を、非破壊または微小破壊で同時測定する世界初の統合分析装置である。製造年を1年単位で断定するのではなく、物理測定と照合データベースを統合し、3年幅の年代帯として鑑定結果を出力する。

02. PMAS-1 の技術構成

■ 4階層の統合測定アーキテクチャ

PMAS-1は、4つの測定層を統合したアーキテクチャを採る。

【ディスプレイ層】 確率付き年代帯と総合鑑定結果、各分析モジュールのスコアをリアルタイム表示する。

【試料室】 持ち込み地金を傷つけず、無汚染ステージにそのまま載せる構造。CVD-NVプローブによる内部の磁気マッピングで、タングステン充填等の偽造を非破壊で検出する。XRFヘッドにより表層元素組成を高精度で取得する。

【分析層】 LA-ICP-MSによる微量元素プロファイル(産地・鉱石由来の指紋)と、低バックグラウンドγ線スペクトロメータによる²¹⁰Pb/²²⁶Ra不均衡測定(年代帯の裏取り)を実施する。

【AI判定エンジン層】 刻印照合エンジン、世界・日本の精錬技術年表データベース、AI統合判定ロジックを搭載。最終鑑定レポートを自動生成する。

■ 装置の差別化ポイント

PMAS-1の技術的優位性は、CVD単結晶ダイヤNVセンター量子磁気センサーを、貴金属の非破壊内部検査に世界で初めて応用した点にある。XRFが表層しか見えないのに対し、NV量子磁気センサーは地金内部の構造を非破壊で可視化する。これにより、従来の貴金属分析装置では不可能であった「傷つけずに内部偽造を見抜く」鑑定が実現する。

03. PMCA連携・鑑定サービスの開始

■ 一般社団法人 両替商協会 貴金属認証機構(PMCA)との連携

当社は、本装置の本格稼働に伴い、一般社団法人 両替商協会 貴金属認証機構(Precious Metals Certification Authority:PMCA)と連携する。鑑定書はPMCA・SpicyCompanyのダブルネームで発行され、鑑定発行元としての公正性と、技術提供元としての科学的根拠を両立する設計とした。

PMCAは東京都公安委員会 古物商許可を受けた認証機関として、業界における鑑定の中立性を担保する。当社はPMAS-1の技術提供および鑑定実施を担い、両者の機能を分離することで、鑑定書の証拠力と業界信頼を最大化する。

■ サービスの3本柱

【鑑定書発行】 真贋判定、品位、3年幅の製造時期帯、再溶解歴を記載した正式鑑定書を発行する。鑑定書は偽造防止仕様(特殊用紙、ホログラム、シリアル番号二重刻印、QR照会)を備える。

【QRコード刻印】 現物地金にPMAS-1で取得した物理指紋と紐付く一意の台帳IDをQRコードとしてレーザー刻印する。これにより、鑑定書を紛失しても現物のみで台帳照会・真贋確認が可能となる。

【台帳管理サービス】 取得物理指紋(微量元素プロファイル、CVD-NV磁気マップ、刻印画像特徴量、²¹⁰Pb値)を当機構鑑定台帳に登録。再持ち込み時はPMAS-1による再測定で台帳と物理照合し、同一個体性を恒久的に保証する。

■ 料金体系

新規発行(フル鑑定・台帳登録・QR刻印含む):15,000円〜30,000円(地金種・難易度により変動)。再発行(QR照合+再測定):8,000円(税別、一律)。法人向け継続契約およびボリュームディスカウントを別途用意する。

04. 代表メッセージ

貴金属は、世代を越えて受け継がれる資産である。にもかかわらず、その来歴は長らく刻印と書類だけに頼ってきた。私は、技術でその空白を埋める。

PMAS-1は、貴金属の年代を、初めて科学が語る装置である。CVDダイヤ・量子センサー・分光分析・AI判定を一台に統合し、非破壊で地金の真贋・品位・年代を測定する。地金商、製錬業者、そして資産を守りたい個人。すべての貴金属に関わる人々に、科学的根拠に基づく安心を届けたい。

私は、この装置をもって、貴金属取引の新しい基準を、日本から世界へ提示する。

株式会社SpicyCompany 代表取締役 小宮 久

05. 今後の展開

当社は、PMAS-1の国内製錬業者・地金商への展開を皮切りに、海外貴金属取引市場(中東・アジア・北米)への装置およびサービス輸出を計画している。

また、本装置の技術基盤であるCVD単結晶ダイヤNVセンター量子磁気センシングは、貴金属鑑定のみならず、半導体検査、産業材料の非破壊検査、防衛・宇宙用途への応用展開も視野に入れている。当社は引き続き、量子センシング技術の社会実装を、自社の中核戦略として推進する。

06. 会社概要

会社名 株式会社SpicyCompany

所在地 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿四丁目七番六号

代表者 代表取締役 小宮 久

設立 1993年4月

資本金 1億円

事業領域 宇宙・防衛技術/CVD単結晶ダイヤモンド・半導体材料/AI・無線通信/フィンテック/環境技術

海外拠点 SpicyUSA Inc.(米国)/SpicyIsrael Inc.(イスラエル)/中東・アジア各地

URL https://spcg.jp

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社SpicyCompany 貴金属鑑定事業部 広報担当

〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿四丁目七番六号

電話:0120-110-081 / メール:hisashi@spcg.jp

ウェブ:https://spcg.jp

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会社概要

株式会社Spicy Company

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URL
http://spcg.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目7番6号 KTビル3階
電話番号
03-5422-1086
代表者名
小宮久
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年05月