気候テック企業パーセフォニ 5000万ドルのシリーズC1資金調達実施と併せてAI技術導入を発表
この記事は、2023年8月11日(米国時間)に米国にて公開した記事を翻訳・再編集したものです。
報道関係者各位
2023年 8月 23日
パーセフォニ ジャパン合同会社
炭素会計・管理ソリューションを展開するPersefoni AI Inc. (以下、パーセフォニ 本社:米国アリゾナ州テンペ)は、2023年8月11日、シリーズC-1ラウンドにおける5000万ドルの資金調達を実施しました。また、GHG排出量の算定・報告・管理を補助するAIコパイロット製品「パーセフォニGPT」の開発も併せて発表します。
今回の資金調達ラウンドは、米資産運用会社TPGキャピタルの「ザ・ライズ・ファンド」が主導し、クリアビジョン・ベンチャーズ、ENEOSイノベーションパートナーズ、NGPエナジー・テクノロジー・パートナーズ、プレリュード・ベンチャーズ、パークウェイ・ベンチャーズ、ライス・インベストメント・グループ、ベイン・アンド・カンパニー、EDF、アラムナイ・ベンチャーズが参加しました。
この度の調達により、パーセフォニの調達総額は1億5000万ドル(約211億円)を超えました。
パーセフォニCEO兼共同創業者 ケンタロウ・カワモリは「今回のシリーズCラウンドが成功した3つの要因は、パーセフォニが持つ戦略的ビジョン、製品開発と営業活動における実績、そして、お客様に対して業界最高水準のソフトウェアを届けるという使命感でした」と述べ、以下のように続けました。「新たな資金調達により、世界のユーザーに業界最先端のサポートを提供する能力が強化されました。また、現在順調に進んでいるAI機能の開発を一段と促進できます」
「2020年1月、『Persefoni AI Inc.』という名前でパーセフォニを立ち上げました。将来的に、データ活用が新たな価値を創造し、私たちの暮らしを一新する原動力となるであろうAIの存在を会社のDNAの一部とするためです。嬉しいことに、当時のビジョンが今実現しようとしています。パーセフォニは企業としてお陰様で順調に成長してきましたが、今後、生成AIの革新的なテクノロジーによって、さらなる高みへ進化していきます。GPTモデルやLLMモデルの画期的な進歩は、気候テックの分野に大きなイノベーションを引き起こすことになります。私たちは今、パーセフォニGPTの立ち上げによって、時代の最前線を走っているのです」
今回の資金調達を経て、パーセフォニは生成AIの活用へ投資を拡大します。その成果は、2023年第4四半期にローンチ予定の顧客向け最新機能『パーセフォニGPT』として現れるだけでなく、今後の弊社営業費用の削減にもつながることが予想されます。『パーセフォニGPT』のローンチまではまだ少し時間がありますが、既存のGHG排出量算定・報告・管理プラットフォームではすでにAI機能を実装しており、お客様からの評判も上々です。すでに実装済みの数多くの革新的機能は、これまで煩雑だったデータ管理作業を、簡素化することに成功しています。例えば、異常値検知、自然言語によるデータ照合、データエラーの自動解決などの機能です。
パーセフォニのAI部門を率いる共同創業者、キム・ストローは「AIや機械学習技術などの革新的技術に投資し続ける、という創業以来のパーセフォニの戦略は確実に成果を上げており、それは今後も変わらないでしょう。経費削減を実現すると同時に、パーセフォニ プラットフォームを、より効率的で、より洗練されたモデルに進化させ続けているのです」と述べ、次のように続けました。「このようなパーセフォニの事業戦略は、世界中の企業におけるサステナビリティ活動の推進に繋がっています。だからこそ、Workiva、デロイト、ERM、ベイン・アンド・カンパニーなど、各分野のトップ企業がパーセフォニに信頼を寄せ、提携を結んでいるのです」
パーセフォニについて
パーセフォニの気候管理・炭素会計プラットフォーム(CMAP)は企業、金融機関、政府機関が、気候変動に関連するデータを算定・報告し、進捗管理できるソフトウェアソリューションです。パーセフォニなら、財務報告システムと同じレベルの高い精度と信頼度で炭素会計を行えます。パーセフォニ プラットフォームの強みは、GHG排出量の算定作業が簡素化できるだけでなく、脱炭素戦略の策定、パリ協定で定められた気温上昇シナリオに沿ったシミュレーション、地域・セクター内の同業他社との比較など、一つのプラットフォームに、算定・報告・分析・脱炭素まで、数多くの機能が搭載されていることです。
<報道関係者お問い合わせ先>
パーセフォニ・ジャパン 広報
marketing.japan@persefoni.com
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