若手社員が“本当に活躍する” 企業とは？地方中小企業に優秀な人材が集まるヒミツ
株式会社フォーカス（本社：山梨県甲斐市、代表取締役 常松憲太）では、2026年卒入 社に向けた新卒採用が始まっています。設立15年目の当社が新卒採用に乗り切ったのは、まだ2年前のこと。新卒入社の社員たちは、社長直下の特別事業グループで海外展開に向 けた業務こなすなど、社運を占う重要な役割を果たしています。山梨県の中小企業で、どのようにして優秀人材を確保しているのか、実際に働く若手社員の声を聞きました。
“会社と自分の成長を目の当たりにできる環境がある”
初めての新卒採用で入社した賈（中国出身・2023年神戸市外国語大学卒）は、販売・システムグループの一員として、刺繍グッズの売上 に貢献しています。刺繍グッズの注文は、昨年まで全体の約2％しかありませんでしたが、加工賃や販売価格の調査・見直し、ECサイトの改変などの努力の結果、約10％まで増加させることができました。会社の成長を目の当たりにできることに賈はやりがいを感じていると言います。
ーーーフォーカスに入社した決め手は。
賈「東京や大阪でもなく、山梨の企業で初任給30万円って本当かな？と興味を持ったことがきっかけで事業内容などを調べました。やはり 目を引いたのが“最短2日納期”というところです。既製品を購入日の翌日に届けることは今のECサイトでは一般化していますが、オリジナル のものを2日後に届ける仕組みは一体どうなっているのか、そこを知りたくて入社しました」
ーーー仕事のやりがいは。
賈「自分の成果が目に見えて分かるときに、“面白い”“楽しい”と感じますね。フォーカスは市場や顧客のニーズに合わせてつねに進化し続けています。そのスピード感は時に大変に感じることもありますが、それ以上に自分の成長を実感できる瞬間が多いところが魅力です。新しいプロジェクトや事業が立ち上がるたびに自分のスキルを試すチャンスが訪れます。チャレンジしたいという気持ちがある方は、この会社で熱意を生かせるはずです」
“とめどない成長意欲を存分に発揮できる会社である”
去年大学を卒業したばかりの尾崎（千葉県出身・慶應義塾大学卒）と新田（新潟県出身・ 新潟大学卒）は、社長直下の新設部署である特別事業グループに所属し、越境EC・世界 販売といった海外展開と上場準備を進めています。新田は、海外での販売サイト 「Custom4U（カスタムフォーユー）の発案者でもあります。新入社員でありながら当社の行く末を担う重要な業務をこなす2人は、強い開拓者精神を持っています。
ーーーフォーカスに入社した決め手は。
尾崎「参加した1dayインターンシップの課題が、実際の財務諸表を見て意見を出し合うというもので、入社するかも分からない学生にこんなにオープンに見せていいの⁈と驚きましたが、その時に社長のお話を直接聞けたんです。都市部の大手企業だと、すでに上場や海外展開をしているところが多いですが、発展途上の企業で自分が関われることを魅力に感じました」
新田「就職活動ではコンサルティング会社にしか目を向けていなかったのですが、フォーカスの説明会に参加したとき、競争社会の中で差別化して価値を届けていく事業会社の面白さに惹かれてしまいました。社員全員が、会社の成長を自分ごととして捉えている環境がいいなと思って入社しました」
ーーー実際に働いてみて感じることは。
尾崎「まさか本当に1年目で上場準備も海外展開も関わらせてもらえると思っていませんでした。当社として未知の領域なので、何を誰に聞けばいいか分からないし大変なことも多くありますが、誰もしてこなかったことに取り組ませてもらっていることが1番楽しいです。定期的に社長の考えを直接聞けるのも他の企業ではなかなかないと思うし、自分がやりたいと思ったことを実際にやらせてもらえる環境はありがたいです」
新田「入社1年目にしては任せられている仕事の規模がかなり大きいなと 思います。進出予定の現地の情報を調べたり競合を調べたり、本当に手探りで…。誰も正解が分からないことを試行錯誤してやっているので、不安とやりがいの両方があります。でも、既存の枠組みに捉われずに新しいことをどんどんやっていきたい気持ちが強いので、成長意欲の高い会社に入ってよかったです」
ーーーフォーカスの社風は。
尾崎「型にはまらず自由な雰囲気ですね。好奇心旺盛でチャレンジ精神を持った社員が多いと感じます。物事の流れがとても早いので、ずっと同じことをしていたいというよりも、いろんなことをしてワクワクしたいという人には楽しい会社じゃないかなと思います」
新田「全員の成長意欲がとても高いです。“会社に成長させてもらう”というより、“会社を利用して成長していきたい”という人が多いイメージです。私はまだ1年目で自分のことで精一杯ではありますが、意欲的な学生にぜひ入社していだたいて一緒に働きたいです」
▼2026年卒 新卒採用実施中
株式会社フォーカスでは2026年（2025年度）の新卒採用を実施中です。 随時説明会を実施しておりますので、ぜひご参加ください。
【株式会社フォーカスについて】
2009年 現代表取締役の常松憲太が、前職の経験を経て独立し、株式会社フォーカスを設立。当初は、BtoBのグッズ販売が事業の中心であり、現在主力のプリントTシャツ事業のシェアは、全体売上高の約3割程度でした。その後、プリントTシャツを注文した高校生たちから、たくさんの手紙や写真を通じて感謝のメッセージを受け取り、これまでビジネスライクに考えていた自分の世界観が変わり、プリントTシャツ事業に特化しました。発注者を喜ばせることだけを考えていたが、プリントTシャツを通じて、高校生たちの思い出を作る価値を提供していることに気づき、社会の利得を優先した事業を行う決断をしたのが、2012年のことです。2014年には、EC販売をスタートさせ利益の平準化に成功。2020年コロナ禍の影響により、売上高が大きく減少、社員の相次ぐ退職で倒産の危機に見舞われましたが、当時中小事業向けに実施された融資を原資として、プリント自社工場に設備投資を行い、さらに社員の年収を1人平均100万円アップしました。その結果、2021年の売上高は目標の1.5倍を達成し、会社の早期立て直しを実現できました。今後は、EC海外販売の展開、株式上場に向けて、社員一丸となり、さらなる成長を目指して日々の事業に取り組んでいます。
■会社概要
企業名 ：株式会社フォーカス
本社所在地 ：山梨県甲斐市篠原984-1
電話 ：055-278-2311
代表取締役 ：常松 憲太
設立 ：2009年5月14日
資本金 ：8,500万円
従業員数 ：133名（2024年9月1日時点 グループ合計）
事業内容 ：オリジナルプリントウェアの販売
事業所 ：グループ会社（プリントセンター）
株式会社フォーカスクリエイティブ
静岡県浜松市浜名区新原4214-2
■直近の売上推移
2019年 12.6億円
2020年 9.9億円
2021年 14.7億円
2022年 20.6億円
2023年 29.2億円
2024年 33億円
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