大阪けいさつ病院、4月より女性医師による泌尿器・骨盤底疾患の専門診療体制を強化

2026年4月「骨盤底機能再建センター」として独立し、つらい排尿トラブルを安心して相談できる診療体制へ

社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター

大阪けいさつ病院 骨盤底機能再建センター 本郷 祥子 副センター長

大阪けいさつ病院(所在地:大阪市天王寺区)では、2026年4月より「骨盤底機能再建センター」を泌尿器科から独立した診療センターとして再編し、子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤をはじめとする骨盤臓器脱に加え、尿失禁や過活動膀胱などの排尿障害にもこれまで以上に専門的に対応できる診療体制を強化いたします。

同センターでは2024年度より、女性医師が中心となって過活動膀胱に対する仙骨神経刺激療法(SNM)を提供しており、これまでに7例の治療を実施してきました。

今回のセンター独立により、さらなる診療体制の強化と患者さんへの利便性向上を目指します。

■過活動膀胱に悩む方へ、新しい選択肢

過活動膀胱(OAB)は、突然の強い尿意(尿意切迫感)を中心に、頻尿や切迫性尿失禁などの症状を伴う状態です。「恥ずかしくて相談しづらい」「症状をうまく伝えられない」と感じる方も多く、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

こうした過活動膀胱に対し、薬の効果が十分でない方や、副作用・併存疾患のために薬が飲めない方にも適応できる新しい治療が、仙骨神経刺激療法(SNM)です。つらい症状に悩む方に、より多くの選択肢をお届けするために、当院では本治療を提供しています。

■仙骨神経刺激療法(SNM)とは

SNMは、膀胱や尿道の働きを調整する仙骨神経に対し“小型のペースメーカーのような刺激装置”から微弱な電気刺激を送って排尿機能を整える治療法です。

欧米では広く普及しており、日本でも薬物治療に続く選択肢として導入が進んでいます。使用する刺激装置は非常に小型で、埋め込み後も日常生活の妨げになりにくい点も特徴です。

また、2022年11月以降は条件付きで全身MRI検査に対応しており、治療後の検査にも柔軟に対応できる体制が整っています。

■まず“治療が合うか”を確かめられる、安心して進められる2段階治療

SNMは、2回の手術で進める段階的な治療です。まず最初の手術で試験刺激を行い“治療がご自身に合うかどうか”を確認し、効果が認められた場合にのみ2回目の手術(本治療)へ進みます。

効果を確かめてから治療を進められるため、安全かつ、患者さんが納得して選択できる点に加え、手術が短時間で身体への負担が比較的少ないことも特徴です。

① 試験刺激(1回目の手術:リードの挿入)

仙骨神経付近に細いリード(電極)を留置し、数日〜7日程度、外部刺激装置を用いて症状の変化を確認します。

② 本治療(2回目の手術:刺激装置本体の植込み)

試験刺激で十分な改善が期待できた場合にのみ、小型の刺激装置本体を体内に埋め込み、継続的に電気刺激を行います。

当院では、試験刺激から本治療までをすべて入院期間中に実施できる体制を整えており、安心して治療を受けていただけます。2024年度の導入以来、すでに7例の治療を行っています。

■女性医師による診療で、安心して相談できる体制を整備

排尿のお悩みは、人に話しづらかったり、受診をためらわれることが多い症状です。

当院では、泌尿器科専門の女性医師が診療・手術・術後フォローまで一貫して担当することで、「相談しにくい」「症状を伝えづらい」と感じておられる女性の患者さんでも、安心してご相談いただける環境を整えています。

なお、治療の適応は男女問わずあり、どなたでもご相談いただけます。

■担当医からのコメント

「過活動膀胱の症状は、人に話しづらいという理由で我慢されている方が少なくありません。そういった方々が安心して相談できる場をつくることを大切にしています。

実際に治療を受けられた患者さんからは、『長年言いづらかった悩みを安心して話せた』『自分に合う治療が見つかってよかった』といったお声をいただいています。

仙骨神経刺激療法(SNM)は、薬が効きにくい方や薬が飲めない方にも選択肢となる治療ですが、全国的に実施できる医療機関は限られています。当院は大阪府内でも数少ない実施施設のひとつです。一人で悩まず、まずは気軽にご相談いただきたいと思っています。」(本郷 祥子 副センター長)

■SNMの適応となるケース

・過活動膀胱(尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁など)

・神経由来の排尿トラブル

・薬物療法の効果が不十分な方

・薬の副作用で継続が難しい方

・薬が飲めない(併存疾患・体質など)方

■骨盤底機能再建センターについて

・詳しくは当院ホームページをご覧ください。
 URL: https://oim.or.jp/treatment/center/post-67/

■お問い合わせ

社会医療法人大阪国際メディカル&サイエンスセンター 大阪けいさつ病院 骨盤底機能再建センター

住所:大阪市天王寺区烏ヶ辻2-6-40

電話番号:06-6771-6051(代表)

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会社概要

URL
https://oim.or.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市天王寺区烏ヶ辻 2-6-40
電話番号
06-6771-6051
代表者名
澤 芳樹
上場
未上場
資本金
-
設立
1937年09月