Carbon EX、国内最高峰のプロラグビーリーグ初「カーボン・オフセット付きチケット」導入を支援

地産地消のカーボンクレジットの活用でスポーツ業界の脱炭素化を推進

Carbon EX

Carbon EX株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:西和田 浩平・竹田 峻輔、以下「Carbon EX」)は、静岡ブルーレヴズ株式会社(本社:静岡県磐田市、代表取締役:山谷 拓志、以下「静岡ブルーレヴズ」)、Fan Circle株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 恭平、以下「Fan Circle」)と連携し、静岡ブルーレヴズのホームゲーム2試合におけるCO2排出量のカーボン・オフセットを支援しました。本取り組みは、国内プロラグビーリーグにおいて初めて、「カーボン・オフセット付きチケット」を販売するプロジェクトです。

この取り組みでは、Carbon EXがJ-クレジットの選定・調達、オフセットの設計、「カーボン・オフセット付きチケット」の販売に向けたコンサルティングを実施しました。静岡ブルーレヴズの本拠地・静岡県に本社を置く新東海製紙株式会社が創出した再エネバイオマス由来のJ-クレジットを活用し、試合運営に伴うCO2排出量のオフセットを実現しました。

イベント運営におけるカーボンクレジットの活用

近年、気候変動への対応が求められる中で、スポーツやエンターテインメント分野でもカーボンニュートラルを目指す動きが加速しています。オリンピックやワールドカップといった国際大会では、CO2排出量を削減・オフセットするカーボンニュートラルの取り組みが強化されており、企業や団体がイベント開催に伴う環境負荷を軽減することが求められています。

このような中で、カーボンクレジットは、削減が困難なCO2排出量を補う手段として注目されています。カーボンクレジットを活用することで、イベントや試合運営に伴う排出量を相殺し、環境負荷の軽減に寄与するとともに、クレジットの創出元となる環境貢献・環境保全活動への資金循環を促進します。

静岡ブルーレヴズ「カーボン・オフセット付きチケット」販売への経緯

この度、CO2排出量見える化サービスを提供するアスエネが、静岡ブルーレヴズの2023-24年の事業活動、および試合運営におけるCO2排出量を算定しました。その結果、約9割が観客の移動によるものであることを確認しました。この移動によるCO2の排出は、試合の運営においては避けられないものです。そこで削減が困難な分については、当社はJ-クレジットの活用によるカーボン・オフセットを支援しました。この取り組みの一環として、アスエネは静岡ブルーレヴズと連携し、下記2試合で発生が予想されるCO2排出量計33t-CO2に見合ったオフセットを実施しました。

・エコパスタジアム:約17t-CO2

・ヤマハスタジアム:約16t-CO2

この排出量に対し、当社は静岡に本社がある新東海製紙が創出した再エネバイオマス由来のJ-クレジットを調達し、地産地消のカーボン・オフセットを支援しました。地元で創出されたクレジットの活用により、環境負荷の低減に加え、地域経済の活性化に貢献することが可能です。

さらに、静岡ブルーレヴズでは、ファンの皆さまが環境貢献に参加できる仕組みとして「カーボン・オフセット付きチケット」を販売することになりました。今回の取り組みは、国内ラグビーの最高峰である「ジャパンラグビー リーグワン」初の試みとなり、スポーツを通じた脱炭素社会の実現を目指す新たな一歩となります。

「カーボン・オフセット付きチケット」の詳細

今回の「カーボン・オフセット付きチケット」を販売するプロジェクトの一環として、静岡ブルーレヴズが「カーボン・オフセット付きチケット」を販売します。これは、通常のチケット価格に100円を加算し、その収益の一部を試合運営にかかるCO2排出量のカーボン・オフセットに活用する仕組みです。これにより、ファンの皆さまや来場者が試合観戦を通じてCO2排出量の削減に貢献することができます。

【チケット内容】

・名称:新東海製紙カーボン・オフセット付きチケット

・対象試合:2025年4月27日(エコパスタジアム)、5月3日(ヤマハスタジアム)

・対象座席:全席種(ハートフルシート・車いす席を除く)

・価格:通常チケット価格+100円

・販売開始日:ファンクラブ先行販売 3月17日~、一般販売 3月24日~

・購入方法:「レヴチケ」(静岡ブルーレヴズ公式チケットサイト)にて販売

当社は今後も、スポーツ業界をはじめとするさまざまな分野で、カーボンクレジットを活用した脱炭素施策を支援し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

静岡ブルーレヴズ株式会社

本社:静岡県磐田市今之浦三丁目8-8

設⽴:2021年6月22日

代表取締役社長:山谷 拓志

https://www.shizuoka-bluerevs.com/

Fan Circle株式会社

本社:東京都渋谷区代官山町9−10 co-lab代官山

設⽴:2020年1月22日

代表取締役:山本 恭平

https://fan-circle.com/

「Carbon EX」について

1. 世界の幅広いカーボンクレジットの取り扱い

ボランタリーカーボンクレジット、J-クレジット、非化石証書、海外の再エネ証書など幅広いクレジットの販売・購入が可能です。日本語・英語版の両方があり、海外企業も利用することができます。また、24時間/365日、世界中のカーボンクレジットにアクセスが可能です。

2. カーボンクレジットの高い信頼性

Carbon EXでは、KYC*などの審査プロセスを実施します。また、高品質なボランタリーカーボンクレジットを取り扱う取引所として、クレジットの評価機関・企業と連携をすることでクレジットの品質を担保します。

3. カーボンクレジットの創出や購入コンサルティングを提供

国内外のボランタリーカーボンクレジット創出事業者への支援や、お客さまの目的・ニーズに合わせて、クレジットの種類解説や提案を実施します。自社のクレジットオフセットの取り組みを外部公表することによるPR・ブランド向上を支援します。

さらに、Carbon EXで売買したカーボンクレジットは、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」と連携させることで、お客さまの利便性を高めて、適切なカーボンクレジットによるオフセットの提案・コンサルティングサービスの提供が可能です。

Carbon EX 会社概要

会社名:Carbon EX株式会社

代表者:Co-CEO 西和田 浩平、Co-CEO竹田 峻輔

所在地:東京都港区六本木一丁目6番1号

資本金:4億円(資本準備金を含む)

株主構成:アスエネ株式会社 51%、SBIホールディングス株式会社 49%

URL:https://carbonex.co.jp

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会社概要

Carbon EX株式会社

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URL
https://carbonex.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
竹田 峻輔
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年06月