ドゥカティがEICMA 2026で5つのニューモデルとプレビュー・モデルを発表
5つの新型モデルと新カラー採用モデルを公開するとともに、オフロードラインアップの拡充と創業100周年を記念した特別展示を実施

2026年11月2日 ミラノ(イタリア) – ドゥカティは、EICMA(ミラノ・モーターサイクルショー)2026において、そのラインナップをさらに幅広く洗練されたものにする一連のニューモデルを発表しました。これらのニューモデルは、11月3日(火)の開幕に先立ち、恒例となっている業界関係者向けのプレスイベントで披露されました。同日夜には、イタリアのボルゴ・パニガーレに拠点を置くドゥカティの創業100周年を記念した特別展が公開されました。この特別展は、展示会開催期間中、一般に公開される予定です。
ドゥカティは、Ducati World Première(DWP)2027で発表したニューモデルに続き、今年最後のイベントで5つの完全に新しいニューモデルを発表しました。Diavel V4は、新しい電子制御ストラテジー、新しいV4 Sに搭載されたオーリンズ製セミアクティブ・サスペンション、そしてドゥカティ・ファクトリー・メイド・プログラム(注意:本プログラムはヨーロッパ市場から始まりますが、日本市場への導入時期は未定)の導入により、さらにスポーティで洗練されたモデルへと進化しました。DesertX Rallyは、ドゥカティがラリーレイドやラリーファン向けに開発したモデルで、新しいV2エンジンをベースに、長年の開発で得られたフィードバックと経験を活かして開発されました。
EICMAでは、数日前にWebサイトで発表されたMonster Darkに加え、Multistrada V4 Grand TourおよびPikes Peak、そしてドゥカティ・スーパーバイクの最新進化形であるPanigale V4 MY27の実車をご覧いただける最初の機会となります。Panigale V4 MY27には、レースで開発されたすべての革新テクノロジーとテクニカル・ソリューションが取り入れられています。
Panigale V4 MY27ファミリーには、3つのエクスクルーシブなリミテッドエディションも初登場します。それらは、サーキット走行愛好家に究極のライディング体験を提供するPanigale V4 SP、Streetfighterシリーズの頂点に立つStreetfighter V4 SP、そして来年からスーパースポーツ世界選手権に参戦するレーシングバイクの市販バージョンとして開発されたPanigale V2 SPです。
最後に、2027年モデルのドゥカティ・シリーズには、XDiavel V4、Multistrada V2、Scrambler Full Throttleに人目を引く新しいカラーリングが採用されているほか、新型Hypermotard 698 Mono RVEとHypermotard V2 RVEもラインナップに加わっています。そして、初の現代的なドゥカティ・エンデューロ・モデルであるDesmo450 EDSのプレビューからちょうど1年が経過した現在、ドゥカティは、EICMAで新しい刺激的なモデル、Desmo250 EDSのプレビューを行います。このモデルは、2027年の夏にヨーロッパのディーラーから販売が開始される予定です。
DWP 2027シリーズのニューモデルはすべて、EICMA 2026の期間中、ドゥカティ・ブースに展示されます。ドゥカティは、ホール5、ブースO82で、すべてのモーターサイクル・ファンの皆様をお迎えする準備を整えています。


Diavel V4

新型Diavel V4 MY27は、「マッスルロードスター」コンセプトをさらに進化させたもので、このコンセプトは2010年以来、ドゥカティの哲学をもっとも独創的に解釈したものとなっています。クルーザーモデルならではの力強い個性と印象的な存在感、そしてスポーツバイクのパフォーマンスとダイナミクスを融合させるために開発されたDiavelは、よりアグレッシブなスタイル、最新のテクノロジー、そしてラインナップの拡充によって、そのアイデンティティをさらに強化しています。ニューモデルのデザインはDiavel V4 RSからインスピレーションを得ており、新しいエアインテークや、スポーティなキャラクターを際立たせる数多くの美しいコンポーネントなど、Diavel V4 RSのエレメントを取り入れています。設計が見直されたシングルシートのテールセクション、新しいホイール、そしてラインナップをさらにダイナミックで現代的なものにする数々のディテールによって、Diavel V4の進化が完成しています。
このモデルのハイライトは、V4エンジン搭載モデルとして初めてラインナップに復活したSバージョンです。このモデルの特徴は、イベントベースの電子制御機能を備え、リアルタイムでバイクの挙動を適応させることができるオーリンズ製SmartEC-3セミアクティブ電子サスペンションに加え、リチウムイオン・バッテリー、グリップヒーター、専用仕上げのアルミホイールです。
技術面では、168psのV4グランツーリスモ・エンジンに低回転域から中回転域におけるスムーズなレスポンスを向上させる新しい電子制御システムが搭載され、さらに高速かつ正確なギアチェンジを実現する新しいドゥカティ・クイック・シフト2.0が組み合わされています。エレクトロニクスも進化を遂げており、オプティカル・ボンディング・テクノロジーを採用した新しい6.9インチTFTディスプレイ、標準装備のターン・バイ・ターン・ナビゲーション、そしてDiavel V4 RSにも採用されているPanigale V4由来のドゥカティ・クイック・シフト(DQS)2.0などが搭載されています。
DesertX Rally MY27

DesertX Rallyは、アドベンチャー・ツーリング愛好家向けに開発されたモデルで、長年にわたる改良と非常に過酷な地形での競技を通じて得られたフィードバックと経験に基づいて開発されました。2027年モデルでは、890ccのドゥカティV2エンジン、新開発された専用モノコックフレーム、フルフローター式リア・サスペンションを中心とした、DesertXファミリーの新しいテクニカル・プラットフォームを採用しています。ドゥカティ史上最軽量となるこの2気筒エンジンは、110psの最高出力と92Nmの最大トルクを発生し、特に低回転域から中回転域にかけて力強いトルクカーブを実現しています。また、専用シャシーはオフロード走行時のコントロール性、精度、安全性をさらに高めるように設計されています。
DesertX Rallyには、長いストロークを誇るプロ仕様KYB製サスペンションが装着されており、通常はトップレベルのモトクロスやエンデューロバイクにのみ採用されるテクノロジーに加え、クローズドカートリッジ式の競技用フロント・フォークが採用されています。このフォークは、48mm径のインナーチューブにカシマ・コーティングやDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングなどのプレミアムな表面処理が施されており、スムーズな作動、安定した性能、そしてもっとも過酷な障害物さえも乗り越える能力を実現しています。リアには、非常に過酷な地形でも最大限のサポートとコントロールを提供するように設計された、プロ仕様のフルアジャスタブル・ショックアブソーバーが装備されており、調整可能なオーリンズ製ステアリング・ダンパーも装着されています。
プログレッシブリンク機構を備えた新しいフルフローター式リア・サスペンションは、レースの経験から生まれたソリューションで、快適性、トラクション、そして路面からの衝撃を吸収する能力を同時に向上させます。これらの設計とホイールトラベルの増加により、DesertX Rallyはオフロード性能をさらに向上させ、もっとも過酷な状況下でもバイクの安定性、精度、コントロール性を高めています。
オフロード・パッケージを締めくくるのは、21インチのフロント・ホイールと18インチのリア・ホイールを備えた、新しいエキセルリム製プロフェッショナル・チューブレス・リムです。リアの36本スポーク構成は、強度と信頼性を高め、狭いチャンネル幅は悪路走行時の俊敏性を向上させます。従来のデザインよりも軽量で耐衝撃性に優れたこれらのリムは、もっとも過酷な冒険において優れたパフォーマンスと最大限の信頼性を求めるユーザーにとって、非常に意味のある装備といえるでしょう。
Panigale V4 SP、Panigale V2 SP、Streetfighter V4 SP

新型Panigale V4 SP MY27は、サーキット走行を愛するライダーのためのドゥカティ・スーパースポーツバイクの究極の姿で、MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権(SBK)から得られたテクノロジーをPanigale V4に直接取り入れたシリアルナンバー付きモデルです。新型Panigale V4 S MY27をベースにしたこのモデルは、カーボンファイバー製ホイール、STM EVO-SBK乾式クラッチ、レーシング・ギアボックス、レース由来の専用コンポーネントなど、独自の仕様が際立っています。218psを発生するデスモセディチ・ストラダーレ・エンジンには、ニュートラルロック付きの新しいドゥカティ・レーシング・ギアボックスが搭載されています。シャシーには、オーリンズ製スマートEC 3.0サスペンションと、Panigale V4 Rから派生したアジャスタブル・リアリンクが採用されています。大型ウィングとコーナーサイドポッドを備えた新しい空力パッケージは、それぞれダウンフォースの増加とコーナリング性能の向上を実現し、コーナリングの精度と速度をさらに高め、あらゆるライダーにプロ・ライダーに限りなく近いライディング体験を提供できるよう設計されています。

一方、新型Panigale V2 SPは、新世代のPanigale V2をFIMスーパースポーツ世界選手権に投入することを目的に開発されました。Panigale V2 Sをベースに開発され、「Lenovo V2 Future Champs Academy」で得られた経験によって改良されたこのモデルは、SPという名称の本来の意味(競技を目的としたテクニカル・ソリューションを検証するために設計された市販バイク)に回帰しています。このニューモデルは、可変バルブ・タイミング・システムを備えた120psのドゥカティV2エンジンと、最高のサーキット性能を実現するために設計されたシャシーを組み合わせています。シャシーには、オーリンズ製サスペンション、安定性と精度を向上させるためのロング・スイングアーム、軽量鍛造ホイール、そしてドゥカティ・コルセ・パフォーマンス・オイルの使用を可能にする乾式クラッチが採用されています。最先端のエレクトロニクス・パッケージと、俊敏性、トラクション、コントロール性を向上させるための数々の改良により、Panigale V2 SPはV2ファミリーの中でもっとも競技に特化したスーパースポーツモデルとして際立っており、レースの世界とドゥカティの市販モデルを直接結びつける存在となっています。

Streetfighter V4 SPは、ドゥカティのハイパフォーマンス・ネイキッドバイクの中で、もっともエクスクルーシブかつ特別なバージョンで、テクノロジー、パフォーマンス、レース用装備において最高を求める人々のために設計されたシリアルナンバー付きモデルです。このモデルは、Streetfighter V4をベースに、伝統的な「ウィンターテスト」カラーを採用し、レースの経験から直接得られたテクニカル・スペックを備えています。特徴的な装備としては、軽量化と慣性モーメントの低減を実現しつつ、俊敏性とハンドリング精度を向上させるカーボンファイバー製ホイール、STM EVO-SBK乾式クラッチ、レーシング・ファイナルドライブ、そしてアルミニウム・ビレット製アジャスタブル・フットペグなどが挙げられます。214psを発生するデスモセディチ・ストラダーレ・エンジンは、最新世代のオーリンズ製電子制御式サスペンション、リモート調整機能を備えたブレンボ製MCSマスターシリンダーによって強化されたブレーキシステムと組み合わされています。その結果、極限まで洗練されつつも、公道でもサーキットでも最高のライディング・プレジャーを提供するネイキッドバイクが誕生しました。同時に、史上最高のパフォーマンスを誇るStreetfighterならではの紛れもない個性も維持しています。
Hypermotard 698 Mono RVEおよびHypermotard V2 RVE

Hypermotard 698 Mono RVEおよびHypermotard V2 RVEは、ドゥカティ・ファンバイクならではの個性を際立たせる2つのモデルで、Hypermotardのラインナップを拡充します。698 Mono RVEは、有名なグラフィティ・カラーリングを進化させた新しいデザインを採用し、視覚的なインパクトを高めています。また、型式認証済みテルミニョーニ製サイレンサーが標準装備され(一部の市場を除く)、スポーティなキャラクターをさらに強調しています。
新しいV2モデルでは、象徴的なRVEデザインをツイン・シリンダー・ファミリーに復活させ、専用のカラーリングとさらに充実した仕様で強化し、スタイル、テクノロジー、ライディングの楽しさを兼ね備えたバージョンを提供します。


Scrambler Full Throttle Heritage、XDiavel V4 Black Edition、Multistrada V2 Sport Livery

Scrambler専用エリアでは、Scrambler Full Throttle MY27の新しいヘリテージカラーを発表します。アルミニウム製ホイールにも採用されている、クラシックなグリーンとブロンズのカラースキームは、1970年代のレーシングバイクやレーシングカーからヒントを得ており、エグゾースト・ヒートシールドとフロント・サイドカバーのブラック仕上げと見事なコントラストを演出しています。

XDiavel V4は、V4モデルの発売から2年を経て、斬新かつ印象的なデザインに施された、伝統的なブラックカラーが復活を遂げました。圧倒的な存在感を特徴とするXDiavel V4 Black Editionは、ドゥカティの、もっとも大胆で力強く、威厳のある表現を体現しています。

Multistrada V2 Sport Liveryは、Multistrada V4 Pikes Peakのカラースキームからインスピレーションを得ており、そのカラーリングと表面処理はドゥカティのレーシング言語を反映しています。その結果、モダンでダイナミック、そして一目でそれとわかるグラフィック・デザインが誕生しました。ブラックとレーシング・レッドのホイール、そしてサイドパネルのディテールが組み合わさることで、スポーティさとエレガンスを兼ね備えたスタイルが生み出されています。
「100 YEARS、100 STORIES、ドゥカティ創業100周年を彩る節目を辿る旅」
ドゥカティの創業100周年を記念して、サウス・エントランスに設置された特別展では、イタリアのボルゴ・パニガーレを拠点とするドゥカティのアイデンティティを形作ってきた100の瞬間を辿り、スタイル、革新、パフォーマンス、そして情熱に満ちた100年の歴史を振り返っています。100年にわたる歴史を辿るタイムラインを通して、来場者はドゥカティを世界的に認知されたブランドへと押し上げたモータースポーツにおける成功、革新的テクノロジー、そしてデザインアイコンの数々を巡る旅へと誘われます。その中でも特に重要な瞬間は、それらの出来事において中心的な役割を果たしたバイクやエンジンによって象徴的に表現されています。
この特別展では、ドゥカティ・ミュージアムやアーカイブに所蔵されているユニークなモーターサイクル、あるいは極めて貴重な限定生産モデルを見る機会が提供されます。EICMA 2026は、「Collezione 100」(コレッツィオーネ100)と題され、ドゥカティ創立100周年を記念して実施された特別な限定モーターサイクル・コレクションを展示する旅の最終目的地です。このツアーは、ムジェロで開催されたMotoGPイタリア・グランプリに始まり、World Ducati Week、Goodwood Festival of Speed、そしてボローニャ近郊の様々なミュージアムで開催された展示会へと続いてきました。
サウス・エントランスに設置されたこの展示会では、Superleggera V4 Centenario Tricolore、「100 Collection」のすべてのバイク、そしてロリス・カピロッシ、ケーシー・ストーナー、フランチェスコ・バニャイア、カール・フォガティ、アルバロ・バウティスタが乗ったMotoGPおよびスーパーバイク世界選手権の優勝マシン、マルコ・ルッキネッリの750 F1 BOT、1978年の伝説的なツーリスト・トロフィーでマイク・ヘイルウッドが使用した900 SS、ブルーノ・スパッジアーリの750 Imola Desmoなど、選りすぐりの名車を鑑賞する機会が提供されます。この特別展は、EICMA 2026の開催期間中、一般に公開されます。

ドゥカティジャパン株式会社
イタリア・ボローニャに本拠を置くプレミアムモーターサイクルメーカー、ドゥカティ・モーター・ホールディングの日本法人
ドゥカティジャパン公式サイト:https://www.ducati.com/jp/ja/home
Instagram: https://www.instagram.com/ducatijapan/
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